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こはく

2019年【日】 上映時間:104分
ドラマ
[コハク]
新規登録(2020-09-27)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2020-09-28)【目隠シスト】さん
公開開始日(2019-07-06)


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キャスト井浦新(男優)広永亮太
大橋彰(男優)広永章一
遠藤久美子(女優)広永友里恵
嶋田久作(男優)佐久本
鶴田真由(女優)小形晃子
石倉三郎(男優)宮本哲郎
鶴見辰吾(男優)三田崇之
木内みどり(女優)広永元子
配給S・D・P(スターダストピクチャーズ)
あらすじ
無職の章一(大橋彰=アキラ100%)と、父から受け継いだガラス細工工房を営む亮太(井浦新)は兄弟。両親は離婚しており、幼い日の記憶から『父に捨てられた』との思いを抱えていた。ある日のこと、兄は街角で父の姿を見かけたという。僅かな情報を頼りに2人の父親捜しが始まった・・・。長崎県が舞台。全編九州弁の地方色豊かなドラマ。

目隠シスト】さん(2020-09-27)
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1.《ネタバレ》 ネタバレあります。ご注意ください。

『父は借金をこしらえて、女と逃げた』が兄弟の認識でしたが、『女性従業員の借金を肩代わりして立ち行かなくなり、経営する会社(ガラス工房)と家族を守るため協議離婚した』が真相でした。女性従業員の口ぶりや、父親友の態度から察するに、2人に男女の関係は無かったようですが、望まぬ離婚を強いられた母はさぞ無念だったでしょう。母は子どもたちに離別の詳細を語らず、当時幼かった兄弟の中で父は不鮮明な存在となり、『捨てられた』という思いのみが蟠ったようです。傍からみれば、「もう過ぎたこと」と思いますが、当人はそう簡単には割り切れません。昇華されない不確かな父の姿は棘となり、兄の虚言癖など2人の人格に少なからず影響を及ぼしています。2人が父を探したのは、恨みごとを言いたかったからでも、家族を捨てた真相を知りたかったからでもありません。ただ会いたかったから。顔を見て、触れて、確かな父親像を自身の中に持ちたかったのだと思います。自分という人間をつくる『核』のひとつとして。タイトル『こはく』とは、幼い頃に見た水面に映る夕陽の色(=思い出の象徴)であり、『時間』を閉じ込め保管する『琥珀』をさしています。
『母を訪ねて3千里』ならぬ『父を求めて30年』。探し当てた父親は悪人ではなく涙涙の結末でしたが、これは結果オーライでした。『借金を踏み倒して逃げた』負い目や贖罪から、父は家族と没交渉だったのでしょうが、リアルにクズだったり、落ちぶれていたり、野垂れ死んでいた可能性も十分ありました。この場合どうでしょう。棘を抜くつもりで傷口を広げる羽目になっていたかも。ここで思い出されるのがヤクザ(嶋田久作)の言葉です。「お前の半分は親父で出来ている。それでいいじゃないか」。変えられぬ過去に捕らわれるより、今を大切に生きろという意味。現状を正確に把握し『肯定』することは、生き抜く上で有益な処世術と考えます。さて次なる問題は無職の兄。父と再会を果たし言い訳のタネが消えました。しかし長年己が人生と向き合って来なかった代償は大きく、悪癖は簡単には治らないもの。希望の兆しは感じられますが、果たして仕事は見つかるでしょうか。人を魅了する力と虚言癖を活かして芸人にでもなったらいいのに。
大橋彰(アキラ100%)が良かったです。演技が上手いとは思いませんが、雰囲気がありました。ヨゴレ芸人が持つある種の悲哀が、人間味という味わいに転化していた気がします。酒井敏也さんのように「ちょっと頼りない」キャラで活きるのでは。役者での活躍が十分期待できると思います。 目隠シストさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-30 18:22:41)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.00点
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