みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
2.奴隷制の時代、白人の父と黒人の母の間に生まれたアマンサは、父親のもとで裕福な生活をしていた。しかし父親の借金が判明し、アマンサは奴隷として売られる事になった。買い取ったのは白人農園主のボンドであった。 ボンド、アマンサ、そしてボンドの黒人養子のラウルーをめぐる、一家のドラマ。 時代の風景や、奴隷制、農園、南北戦争、混血の扱いなど、当時について理解を深められる部分もある。 しかし、この映画にはひとつ重大な欠陥があり、それは混血という設定のはずのアマンサを、なぜか全くの白人の役者が演じているのだ。 これにより、アマンサに関するストーリーに多くの矛盾が発生し、意味が伝わらなくなっている。(どう見ても白人なのに、黒人黒人と言われ続けるのは異様だ。) その問題さえ無ければ、南部という時代を映した、興味深いストーリーだと思うのに、じつに惜しい。 アマンサの肌の色を、観る側で浅黒く変換する事で、やっとしっくりくるストーリーになる。 因みに、邦題の反逆者というのがいったい誰を指すのか、映画を全部観てもわからなかった。おそらく、西部劇のような釣りタイトルを付けたかっただけと思われる。 【ao】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-03 03:19:49) 1.《ネタバレ》 裕福なお嬢様が、ある日黒人との混血であることが判明し、奴隷として売られる・・・というインパクトのありすぎる出だし。さぞやこれは大映ドラマばりのどろどろの展開が、と思っていたら、多少重苦しそうな描写はあれど、ゲーブル登場以降は何かその辺はあっさり解決されてしまう(笑)。そして中盤は主役の2人があれこれ逡巡する王道メロドラマ展開。これってそういう話だったっけ?という疑問も、この自信満々な進行にかき消される。一方でシドニー・ポワチエ扮する奴隷頭がスパイスとして登場するのだが、存在感ありすぎで、ちょっとでも出番が増えると意図せずして主役になってしまいそうな勢いなのである。と、いろいろバランスがおかしいながら、終盤へ向けて各登場人物が収束していく構成力はなかなかのものでした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-03 00:41:49)
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