みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 お話の建付け自体はサスペンス(ミステリー)で、中盤やや別の方面に行ってしまうきらいはありますが最後まで観るとソッチの面でもそこそこ面白みの在るストーリーだとは思うのですね。ただ、監督が真にやりたいコト・描きたい内容とゆーのはそのサスペンスではなくて、映像(+オペラ楽曲)を駆使しての自らの美的感覚「語り」とゆーか、その意味では大いにアート系の雰囲気映画だとも思われました。個人的にはシンプルにちょっと観方を「間違えた」とゆーか、でも如何にもサスペンスっぽく始まっておいてこの中身はちょっとズルいな…とも思いましたかね。アート系としてはワリと高度なクオリティだとは思うのですが、その詐欺まがいに引っ掛かってしまったコトの仕返しとして、一旦この位の評価にしておきます(私自身にも責任の一端は有る…とは思ってますケドも)。 一点、Wikiを観るとテレビ映画らしーのですケド、マジですか?(マジでした…)はえ~、イタリアってのは、やっぱスゲーな…と(でも、ある種ソレこそがイタリア映画が衰退した理由なんジャネ?とも少しダケは……) 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-28 01:51:40) 5.《ネタバレ》 1ショットがどれもこれも名画のごとし。遠近画法のお手本にしたいような、見事な構図。木々の緑と石畳の白、女が生ける花束の強烈なオレンジ色。監督の美的センスが今作も炸裂していますが、ストーリーの方ははらんだ謎の緊迫度とか終幕の際の衝撃など「暗殺の森」の方が卓越していると思います。本作はやや抽象的ですもん。殴りに来た奴、小屋に閉じ込めた奴、どれもはっきりしないしラストシーンに至っては全部が幻だったかのような曖昧な幕切れです。 なにより「ええー?」と思ったのはアトス(父)が裏切り者だった、というネタバレ。そんな、そこは脚本的にもあくまで彼はヒーローであるべきでは? 仲間のおっさん(不思議と時代設定を無視して皆現在の姿で登場するのですね)にボコボコに殴られるアトス(父)はものすごくカッコ悪く、それまで構築してきたベルトルッチ美意識ワールドの世界観すら破壊したように感じたのですが。どっちらけ、ってやつです。アトス(父)が罪滅ぼしに提案したのが暗殺に見せかけた狂言、てのもちょっと理解に苦しむな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-16 23:26:55) 4.確かにこれはストーリーがいまひとつ解りずらいし、サスペンス映画としての緊張感、盛り上がりもいまひとつであるが、映像の美しさは一度、見たたげで脳裏から離れなくなりそうなほどとにかく美しい。ストーリーを楽しむというより映像美を堪能すると言った方が良い映画だと思います。アリダ・ヴァリの影のある女ぷり、この女優のこういう雰囲気はいかにもヨーロッパ人らしさを感じさせる。作品的には特に面白い映画ではないが、映像が美しい映画には低い点数は付けられないという私の考えに当てはまるそういう意味を込めてのこの点数です。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-07-31 22:02:03)(良:1票) 3.これまでに観たこともない様な森林の緑。 あまりに美しい映像だ。 ゴダール作品にも通ずる様な雰囲気が漂う。 ただし、ゴダール作品ほど難解ではない分良い。 ストーリーで観る作品というよりも、映像美を固唾をのんで堪能すべき作品の様に感じた。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-26 23:56:05) 2.芸術性に優れた「暗殺の森」に比べ、サスペンス色が強い作品。相変わらず映像は美しいが、印象に残るシーンが意外なほど少ない。暗殺された父の真相を暴くストーリーだが、仲間であった肉屋、教師、映画館主も呼び名は個性的で憶えやすいが、人物描写が浅く、犯人探しに興味がわかない。個人的にベルトルッチには、絵画のようなカット、記憶に残るシーンを望んでいるので、物足りなさが残る。 【ゆたKING】さん 6点(2003-02-19 23:46:31) 1.ストーリー的にはイマイチ分かりにくかったけど、明と暗、極彩色とモノクロの対比が強烈な映像はかなりインパクト強かった。 【mic550】さん 6点(2002-10-20 23:25:49)
【点数情報】
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