みんなのシネマレビュー

コーカサスの虜

Prisoner of the Mountains[米]/Prisoner of the Caucasus[英]
(Kavkazski Plennik)
1996年【露・カザフスタン】 上映時間:95分
ドラマ戦争もの小説の映画化
[コーカサスノトリコ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-08-31)【Olias】さん
公開開始日(1997-03-29)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督セルゲイ・ボドロフ
キャストオレグ・メンシコフ(男優)サーシャ
セルゲイ・ボドロフ・Jr(男優)ワーニャ(イワン)
パーヴェル・レーベシェフ(男優)
原作レフ・トルストイ「コーカサスの虜」/「コーカサスのとりこ」(ノンクレジット)
脚本セルゲイ・ボドロフ
挿入曲ルイ・アームストロング"Go Down Moses"
撮影パーヴェル・レーベシェフ
製作セルゲイ・ボドロフ
配給アップリンク
字幕翻訳太田直子
あらすじ
ロシアでは18歳になった男性はすぐに軍隊に徴収される。子供のようなワーニャも徴兵され、チェチェンの戦場で上官と一緒に捕虜となってしまう。2人は捕虜交換されることになり、ロシア側との交渉の間、コーカサスの村に連れて行かれることになった。村人たちは最初は敵であるロシア人のワーニャたちを警戒するがしだいに心を開いていく。しかし、そのとき、事件はおきた・・。

花守湖】さん(2006-07-18)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(6点検索)】

別のページへ(6点検索)
1


2.《ネタバレ》 原作は当然読んだことがない。時代設定を第一次チェチェン紛争時に移したとのことだが、撮影場所は主にチェチェン共和国の隣のダゲスタン共和国だそうで、地形や自然環境は似たようなものと思われる。
1990年代のはずだが、捕虜のいた山岳集落はまるきり前近代の暮らしに見える。また近場の町はダゲスタンのデルベントという都市で撮影したとのことで、映画ではそこに軍隊も駐留している想定だったらしい。紛争が起きたとはいえ、それまで同じ体制下でみな普通に暮らしてきていたことから、人の行き来もコミュニケーションにも不便はなく、敵味方の間に明瞭な境界のない微妙な状態のようだった。

ドラマとしては主に、敵味方の観念を越えて人間同士がわかりあえるかの問題かと思った。少女と若い男の交流もあったが、ほか特に親子の情が重く扱われていたように見える。
少女の父親の最後の行動は、若い男の母親の「信じていいですね」への答えだったと思われる。およそ約束というものが全て守られる保証はないにしても、少なくとも双方の切実な利害をかけた約束を守る律儀さはあったようで、特にこの場合は母親と父親の立場でした約束だったために守られたのかも知れない。ただし敵側についた子を射殺する親もいたわけなので、親子の情は同じはずでも敵味方の観念が勝つ場面もあったということらしい。
なお終盤でヘリが飛んで行ったのは、これは反戦映画です!! というお手軽でわかりやすいアピールのようで感心しなかった。しかしやる気のなさそうだった司令官が母親の情にほだされて決意したのだとすれば、母親の情が敵味方の両方を動かしたという皮肉な結末だったとはいえる。

その他、夢に出てくれないというのは面白い発想だが意味不明だった。生きた人間同士であってもいつかまた会えるとは限らないわけで、とにかく本人が憶えていることの方が大事ではないか。年上の男は殺した敵を忘れていたが、若い男は敵味方で人を区別しなかったので、敵味方関係なく憶えていさえすれば、本人が必要とした時に夢に出て来るのではと個人的には思った。
また若い男が少女にくれたモビールはなかなかうまくできていた。少女が窓際に飾ったのを父親も咎めたりはしなかったので、こういうのを愛でる感覚も敵味方を越えていたらしい。 かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 6点(2024-10-19 20:33:03)

1.《ネタバレ》 戦争モノって苦手な作品が多い。
戦闘シーンが好きではなく、複雑な政治的背景に関する知識も無く、登場人物は男性ばかり…という点が苦手なのかも。

今作も集中できず、終盤まで適当に見ていたが、ラストシーンでは感動した。
個人同士の好き嫌いは関係無く、国同士で行われるのが戦争や外交なんだなぁ…と。

国という大きなものの前では、個人の感情はあまりに小さい…そんなことを考えさせられたラストシーンだった。 Sugarbetterさん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-03 19:37:49)

別のページへ(6点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 7.42点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
414.17% line
5312.50% line
628.33% line
7729.17% line
8312.50% line
9625.00% line
1028.33% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1996年 69回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1996年 54回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS