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おとうと(1960)

1960年【日】 上映時間:98分
ドラマ小説の映画化
[オトウト]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2009-11-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(1960-11-01)


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監督市川崑
キャスト岸恵子(女優)げん
川口浩(男優)碧郎
田中絹代(女優)
森雅之(男優)
岸田今日子(女優)田沼夫人
江波杏子(女優)看護婦・宮田
浜村純(男優)院長
夏木章(男優)刑事
渡辺鉄弥(男優)碧郎の友達
仲谷昇(男優)署の男
伊東光一(男優)船頭
星ひかる(男優)借馬屋
森矢雄二(男優)碧郎の友人
伊丹一三(男優)鉄工場の息子
飛田喜佐夫(男優)馬子
横山明(男優)友達B
森一夫(男優)友達C
穂高のり子(女優)分院の看護婦
原作幸田文「おとうと」
脚本水木洋子
音楽芥川也寸志
撮影宮川一夫
製作永田雅一
企画藤井浩明
配給大映
美術下河原友雄
編集中静達治
録音長谷川光雄
照明伊藤幸夫
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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5.《ネタバレ》 暗く・色彩の浅い映像は独特で、これが銀のこしという映像処理手法なのですね。初めて観ました、のちにいろいろな作品にも使われてるそうです。これが、どちらかといえば後ろ向きな内容と合い、淡々としたなかにある愛情を描くことに趣きを添えています。そんななか岸恵子は気丈な姉を演じますが、その美しさは独特の輝きを放っていて…イヤー綺麗です(チョット中山美穂似?)。ラスト、ふとんに寝かされて終わるかと思いきやカメラは動かない、、、(?どうなるんだ??)そしてムクっと(!!)突然起き上がる岸…実は結構ビックリしました;;。個人的にすごい終わり方と思ったけど、ただ慣れてないだけかな? ちょっと新鮮な終わり方がいい勉強にナリマシタ Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-17 17:07:22)

4.《ネタバレ》 文芸作品らししい色彩、映像は見事だし、岸恵子の気丈で弟思いの姉の演技も素晴らしい。 姉弟の心理描写と父親との関係性はすんなり入ってきた。 しかし、継母との関係性の背景、心理描写が今ひとつ。 継母が体が悪いにしても家事を何もせず娘がやって当然ですって態度で、父親もそれで当然と思っているところで、姉弟の境遇を憐れむ気持ちよりも継母に対する腹立たしさのほうが先に立ってしまう。 前半は継母が姉弟を憎んでいる思っていたので、終盤で心配して優しくなって悲しむべき背景を自分で想像して納得するしかなく、このあたりののエピソードやプロセスをもう少し描写して欲しかった。 田中絹代という配役だけで、芯は悪い人ではないだろう納得させてしまったかにも思える。 nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-01-23 18:54:01)

3.前半は姉弟の関係を中心に。後半は弟が病に倒れることで、家族が変化していく様を描いています。が、どうも地味ですね。比較的地味な映画が好きな私が見ても、あまり引き込まれません。日本映画にありがちな「芸術的な映画にしてやろう」というのが出ていて、好感が持てません。芥川也寸志の音楽も、現代音楽丸出しで雰囲気ぶちこわし。岸惠子は前半あまりきれいには見えませんが、弟が病気になると美しくなってくる。これはどういうこっちゃ。田中絹代と森雅之の両親は素晴らしい。やはり肝心の川口浩がウィーク・ポイントでしょうか。
製作当時の「銀残し」を再現したという触れ込みの放送で鑑賞しました。この色はなかなかよかったのですが。もう少し近づきやすい内容にしてもらいたかったです。 アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-01-04 11:30:53)

2.《ネタバレ》 姉というより母だ。父母それぞれの事情により姉が母とならざるを得ない状況が映される。その環境は同時に弟をわがまま放題の子供にしてゆく。姉はいっそう母になる。説明するほどのこともないから説明しない。状況の描写が的確にされているから説明がいらない。こういうことを普通にするのが巨匠といわれる人。しかし市川崑ゆえか岸恵子ゆえか、はたまた原作ものゆえか、姉が母ではなく女を見せるシーンがあるのだが、全く色気がないってのがどうも・・。映画的には弟への愛にエロティックさが現れても面白いかも。でもそれ以前に色気がなさすぎる。ラストの悲しい流れを断ち切るようなきりりとした動きは意表つかれました。弟がいなくてももう母でいることに慣れた自分を捨てられないってことなのか。 R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2009-02-23 17:26:01)

1.家族の問題を長女が背負って立ってしまうことは、よくありますね。
 父親も母親も罪悪感はありつつも頼りきってしまって、娘も「私がこの家を出たら家族が崩壊する」ことを身にしみて解っている。  
さらに自分の「女性としての賞味期限」をこの家族のために犠牲にしていることも自覚している。
 今も昔もこういう長女っていますよね。。
 水木洋子の脚本も上手いんだけど、イマイチ、その長女の苦悩が伝わりにくいのは岸恵子が長女役だからだろうか・・?
  公開時には「28歳の岸恵子」は「女性としての賞味期限を犠牲にする長女」としてリアリティもあったんだろうが・・
現在ではまだまだ(あくまでも女性の側からですが・・)現役・適齢期な年頃なので、その悲壮感にリアリティがないのかなと思う。
 しかも岸恵子・・あんなに綺麗だし、問題が解決したらさくっと結婚できそうだと思っちゃうから。
 これがもう少し外見的に地味な女優が演じていたら、リアルな悲壮感が出て永遠の名作になったような気がする。
水木洋子脚本は庶民性とリアリティがよさなので、「キクとイサム」のように適切なキャスティングが必要なんだと思う。
一方、市川監督は綺麗な女優さんが好きなので、ココが壁なんだろうか。。
グレースさん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-10 10:11:46)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.23点
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5522.73% line
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7522.73% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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