みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
10.《ネタバレ》 文革で2人の都会で暮らす知識層の青年が山奥の村に再教育と称して送り込まれる所から作品は始まる。誰も字が読めず、バイオリンを見たことがある者も誰もいない村人が恐らくは当局から言われるがまま何の疑問も持たず2人の青年を歓迎とは程遠い態度で迎える。まずはこの冒頭で文革への批判が見て取れる。さらにその後もモーツァルトの毛沢東を称える曲など、中国映画とは違った切り口のユーモアのある文革の皮肉り方が面白い。しかし、幾つかの文革の時代を題材にした中国映画を観た後に本作を観ると全体的に2人の青年があまりにも気楽に過ごしているように見えて違和感を感じてしまう面もありますが、山村の風景は時に幻想的でもあり、その2人の青年と彼らと関わる事になる一人のお針子、そして村人との交流が時にはユーモラスに描かれ、時には現実的に描かれる。中国映画とは一味違ういい味わいがあるフランスによる中国の映画でした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-24 12:47:03) 9.中国映画だと思っていたら、フランス映画だったとは。 テンポも悪くないし、映像もそれなりに綺麗だし、話も普通に楽しめた。 これといったパンチもなく、衝撃もなく、感動もなく・・・ うーん、これは何と言ったらいいか。 つまらなくもないけど、面白くもない。 ヒロインの女性も、綺麗じゃないけどブサイクでもない。 中国映画じゃないけど、フランス映画の雰囲気でもない・・・ それはそうと、この作品は山峡ダム建設がテーマになっていたとは。 “山峡ダムによって水の中に沈んだ男女3人の青春の思い出” そんな感じの作品。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-28 21:34:12) 8.中国の国の仕組み(再教育ってなに??)が分かってないと最初つらいです。でも、分からなくてもなんとかなりました。単純に三角関係映画のように見えるのですが、実は奥が深そうな映画です。 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-28 19:59:30) 7.《ネタバレ》 中国文化大革命の時代の物語です。 マーがバルザックの本を読んで咆哮する場面では、まさに心に沁みる本を読み終わった後視線を紙面から宙に漂わせるあの恍惚感が素直に表現されていて、観ているこちらも感動しました。 物語としては、文字や文学知識を文盲の美しい少女に教えてやろうという男たちと、それを素直に受け取りつつ男達の思惑を超えて自由に向かって羽ばたく少女の物語ですね。ストーリーだけみるとエコール・ド・パリの三角関係みたいな感じかな。 【380】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-01 09:47:29) 6.文化大革命の時は本も読めなかったんですね。 教科書で習うより、目の当たりにした時のインパクトは大きいです。 バルザックの本を夜な夜な読んでもらって、観ている私も良い心地になりました。 村長さんの意地の張り方が可愛い(笑) 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-14 23:21:57) 5.本作は西洋文化礼賛ではなく、自由の象徴がたまたま禁制の海外文化だっただけだと思います(例えその様に見えたとしても、実話ベースだからしょうがない)。テーマはオーソドックスな青春映画に相応しく、あくまでも自由。お針子も海外かぶれになった訳ではなく、(恋人も含めた)全てからの束縛を振り払う為に旅立ったのです(若しくは自らの飛び抜けた美しさに気がついたのかも。因みに私は、お針子は若い頃の南果歩って印象でした)。しかしここが肝心ですが、決して自由=幸福ではない。知識もまた、度々人を不幸にします。これは文革の是非とは別の問題です、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-10-22 00:07:09) 4.《ネタバレ》 ちょっと期待はずれでした。お針子が街へ出て行くのが唐突すぎるというか、妊娠するに至るまでの相手になんの一言も残さずに行こうとするのがちょっと理解できない。確かに本を朗読してもらったり、文字を覚えたことでお針子の未来は開けたんだけど、もともと彼女の中には上昇志向があったのだと思う。それを目覚めさせたのがあの二人。お針子を変えたいと思ってしたことなのに、最後にはお針子を失うなんてなんだか皮肉ですね。 【きょうか】さん 6点(2004-03-05 18:04:07) 3.ダム反対っていうメッセージを感じました。あれだけ美しい自然がダムに沈むのは、やっぱり嫌ですね。私も「じっと見守る」彼の気持ちがよく分かります・・。 【neozeon】さん 6点(2004-02-26 22:04:53) 2.《ネタバレ》 中国の大自然の瑞々しさや、若い男女の瑞々しさが強く印象に残る映画でした。でもお針子が妊娠しちゃうところあたりから、いまいち感情移入できなかったんですよね。「ちょっと無責任すぎないか?」って感じで。それと、こゆきさん、交野の少将さんの指摘したような西洋(≠フランス)礼讃、中国蔑視のような雰囲気は僕も少し感じました。やはり監督がフランス在住の中国人だからでしょうかねえ。でも文革を経験した人だから、祖国への気持ちは複雑なものがあるのかも・・・。 【ぐるぐる】さん 6点(2003-07-02 21:48:39) 1.「自由」はある意味ぜいたく品だなあ、と思った。自由の素晴らしさを説くフランス文学の一節を聞いて、文革で都会から追放されてきた青年が泣き出してしまう。日本人として、この作品の西洋礼賛ぶりには違和感も。 【交野の少将】さん 6点(2003-06-15 04:17:34)
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