みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 三大怪獣+1が活躍する楽しい怪獣映画である。 洋上で船が襲われた時に、最初はクジラか何かが来たと見せておいて、実は後にゴジラがいたというのはフェイント感を出していた。またその後の横浜で夜空にキーンという音だけがして、やがてラドン(影絵)が見えて来た場面はなかなか迫力がある。今回初登場のキングギドラは、初回は卵のようなものに入って地球に来たことを再認識させられたが、一度は横浜→東京まで行っていながら(また東京タワーが壊れた)その後にちゃんと富士山麓の決戦場に出向いて来るのが筋書き通りの印象だった。 出現時点では一応恐ろしい存在のように見えても怪獣バトルが始まるとコメディになってしまう。ゴジラはやんちゃな悪ガキでラドンも同類、モスラはいい子(東京タワーを壊したこともあるが)というキャラクターになっていて、ゴジラがモスラにいろいろ言われてフン、バーカという顔をしていたのは笑った。真面目なモスラが地球生物の共通利害を説いたことで、結果的にゴジラとラドンも共感したかのような展開だったが、実際はモスラが一方的にやられていたのに腹を立てて加勢しただけのようで、モスラほど真面目な連中でもないと思われる。なおモスラは、防衛大臣が口にした核兵器の使用を回避するため尽力した形になっている。 ラドンはどちらかというと非力なイメージだったが、この映画ではゴジラを手ひどくやっつけていたのはなかなかやるなと思わせる。また一番弱そうなモスラの糸が意外に強力で、古風な表現でいえば「ほうほうのてい」でキングギドラが逃げていったのがざあまみろだった。 ドラマ部分では主人公兄妹の馴れ合い感が可笑しいのと、金星人が何事にも動じることなく「わたくしは金星人です」で通す人物設定に好感が持たれた。ラストの趣向は知らないで見たが、まるきりローマの休日だったので正直感動した(「ローマです」と言うかと思った)。 その他の話として、鉄筋コンクリートの大阪城や名古屋城ならともかく、現存天守の国宝松本城が全壊しないで済んだのは幸いだった。今回は松本市内での撮影もあり、映像中で女鳥羽川の橋(中の橋)の向こうに看板が見えた果物専門店は、歩行者天国の「なわて通り」(縄手通り、ナワテ通り)で今も営業していて、映像では店頭に天津甘栗が見えたが、今は観光客向けにフルーツのスムージーなども出しているそうである。昔の映画でもちゃんと現代につながっている。 【かっぱ堰】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2023-08-05 14:10:05) 7.私がリアルタイムで映画を映画館で観た最初が「地球最大の決戦」ではなかったかと記憶しているが・・・ やっぱりキングギドラの初登場と地球の怪獣の決戦が見どころで、今思うと何故日本ばかりに 怪獣が集結してるのかと疑問符が付くが(笑)それは兎も角、キングギドラの日本の町を引力光線で 破壊するシーンは傑作ですね!あと女王役の若林映子さんが私好みの真面目な美人でウットリしました(笑)・・・ まあゴジラ映画のピークの作品でしょうね。 【マロウ】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-11-30 02:51:10)(良:2票) 6.《ネタバレ》 ラドンに小突かれるゴジラ。石を蹴飛ばしてラドンにぶつけるゴジラ。ラドンに石を跳ね返されるゴジラ。モスラを引っ張るゴジラ。石を蹴飛ばし石を投げつけキングギドラに攻撃するゴジラ。なんて、可愛らしい仕草なんでしょう。あぁ、ゴジラLOVE。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-30 02:15:08)(良:1票) 5.《ネタバレ》 5作目。人間の行動に愛とか反戦とか商業主義とか変なヒューマニズムを持ち込まず、怪獣を擬人化して地球防衛の意思を持たせた脚本は、エンタテインメントとして前作より好感が持てる。 「怪獣」の戦いそのものをショウとしてうまく見せているし、主役級の夏木陽介、小泉博、志村喬、星由里子の演技が自然だし、王女、刑事、記者のそれぞれのストーリが徐々に絡み合ってうまく作ってある。 現実にはありえない点や矛盾点を「怪獣」に集中させて、人間ドラマは破綻させずに収束させるという手法は、SF系の娯楽映画の王道ともいえる。 モスラ登場以降の怪獣プロレスは突っ込みどころ満載だが、自衛隊が住民が逃げるの助けるだけで一切攻撃していないのも、人間ドラマを破綻させないという点で良い選択だったと思う。 電気ショック療法で悪者に電圧を上げられてヤバイというときに、ゴジラが電線を壊して停電して危機一髪助かる、なんてシーンは、娯楽アクション映画のセンスを感じる。 ラストシーンでの王女と刑事の一コマが、ローマの休日のパクリと思わせるのもご愛嬌。 また何かの委員会にいた「防衛大臣」は、将来、省に格上げされるのを予言してたかのようで思わず(笑)。 第2作以降、「怪獣」が何故暴れるのか説明が何もなく、違和感が増す一方だったのが、本作で「怪獣」を擬人化することによって有無を言わさず元来の地球上の生物で我々の仲間であると位置づけ、娯楽アクション映画に徹した、という点でその後長くシリーズ化する土台が確立できたのかもしれない。(そういえば、モスラだけは4作目でも人格(神格)があったか) 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-07-01 00:57:56)(良:1票) 4.栄養失調気味の痩せたキングギドラが最高にかっこいい! 飛行時の内股気味が素敵すぐる。好きなシーンは、薄暗い町上空を飛行するラドン。「キィーーーン」の効果音と、ラドンのテーマ曲が心を躍らせる 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-17 07:46:05) 3.小学生の頃、ゴジラ作品の中でも1番多く何回も見た作品です。あの頃は大好きだったな~、キングギドラが好きだったんです☆10年ぶりに今回見たのですが、懐かしく見れたのですが、正直あまり面白くはなかったです。キングギドラの登場シーンはすごかったですが。にしても、金星人さん予知能力あるんなら、ゴジラ、ラドン、モスラが協力してギドラを倒しますよって教えてやってよ!!中途半端な予知能力やなぁ~と思って見ていました。ゴジラ、モスラ、ラドンの単独作品はとても面白かったので、ギドラも、対自衛隊で見たかったな~、残念。にしてもモスラ幼虫の吐く糸はホントに効果絶大ですね~成虫になるより強いですよね?それに比べてゴジラの吐く放射熱線の弱弱しいこと・・・。最後に92年のギドラよりこっちの方が全然カッコいいですね~ホントw。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-22 21:07:40) 2.「人間そっくり」の自称・金星人。ってまさかアダムスキーの影響か?そんなアホなと思いつつ、これが実は侮れない。彼女が金星人ではないということは実は証明できそうでできないのだ。同様に我々もまた、本当に地球人なのか、それとも地球人そっくりの異星人なのか。これぞ人間存在の根幹を揺るがす価値観の転倒だ。⇒というわけで、安部公房が本作に触発されて『人間そっくり』を書いたということは想像に難くないのであります・・・。それはさておき(笑)。ゴジラとラドンの闘いが、怪獣同士の対決ではなく、小動物の小競り合いにしか見えないのがナントモカントモ(ラドンのクチバシ突っつき攻撃が一番効いてそうに見える)。両者の説得にあたるモスラ幼虫、一番年下の癖にずいぶん大人びてるじゃないの。しかも、彼らを見限ってギドラに単身立ち向かう姿は、実に渋くてかっこいいではないか。う~む、背中に哀愁が。そうそう、これはギドラ登場の記念すべき作品でもあって、久しぶりに見ましたが、ギドラ登場シーンにはつい「おお~」と声をあげてしまいました。本作単品で観れば、ラストが完全決着でないのが惜しいところ。・・・それにしてもあのナントカ王国の人たちの、首にシャンプーハットを巻いたみたいな服装には、言葉を失いますナ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-19 14:46:59)(良:1票) 1.これを観てずっと気になっていた事。 冒頭、王女が飛行機にのっていて、宇宙から来た物体と飛行機が衝突するも、超能力を持った存在として、物語でキィパーソンになる。 これって(執事の登場も併せて)漫画版「幻魔大戦」の始まりと全く一緒なんだよね? 偶然の一致なのか?30年来の謎。 【柿木坂 護】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-16 01:27:41)
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