みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 小説は未読です、大阪は生活圏内なので居たこともあります、あの生活よりもっとひどいのも、本当に恐ろしいのも少し知っています。実際、生島が今まで東京で一流でやってきたみたいだが、どういう経緯か、ここで何も変わらないように(みえる)生きているのは、実は強い男なんじゃないだろうか。綾はあふれる強さを持っているが、隠れた強さだ。その二人を最期の軸において行くというのは面白いのではないか。しかし、やや、大阪での言葉を始め違和感があったが、まあ、許容内だろう。あと、間がうまくいけば良かったのかなと思う。 【min】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-23 21:33:28) 2.見る前から綾を寺島しのぶが演じるってだけでそりゃないぜ!とも思ってたんだけど、映画は原作とはまた違ったオリジナル「赤目四十八瀧心中未遂」であった。堕ちてゆく男が行き着く先として兵庫県尼崎市出屋敷周辺のいかがわしい土地(映画ではそこまで明確じゃなかったかも)を選ぶ。阪神尼から出屋敷一帯のいかがわしさは今でもその名残を残してはいるものの原作の舞台となる時代とは雲泥の差。映画が時代を現代にしたのはロケーションの問題もあったのだと思うがそのせいで原作に漂う「堕ちるところまで堕ちた」感が数倍落ちている。先に原作とは違うオリジナルと書いたがストーリーはほぼ忠実になぞっている。でも作品の印象は全く別モン。描こうとしているものが違うのだろうと思う。原作はひたすら地獄を見せていた。最底辺で生きるという地獄を主人公の男に見せていた。綾はどんなに美しかろうがそこからは抜け出せない。その最底辺の人の一人でしかない。一方映画はこの世の地獄そのものではなくそこで強く生きる女を見せている。男は「闇」を覗いてしまうのではなく「生」を見るのだ。この場合の綾に寺島しのぶはあまりにもピッタリはまっていた。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-25 16:02:41) 1.人に誘われて見に行きました。 表題の瀧のシーンは印象的な部分もあったけど、もっともっと踏み込んで撮影してもよかったのではないかと思います。 それが、主人公とヒロインの心情を表すように。 個人的には期待していたものとちょっと違いました。 新人の主人公を囲むキャラが、濃すぎたのかなと。映画を見てから、原作を読んでみないと分からないと感じました。 大楠道代の演技力に圧倒されました。一番かっこよかったです。 原作も今読んでいるのですが、確かにいろいろと考えさせられています。 【narasuke】さん 6点(2004-02-24 11:39:35)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS