みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 螢がいっせいに出現する現象や螢川にまつわる言い伝え自体は、とても素敵だし好きなのだが、二枚目気取りのたっちゃんと、喋り方がむちゃくちゃ素人臭い英子のお陰で、時代遅れなしょぼい仕上がりになっている。 三國連太郎は言うまでもなく存在感抜群で、女と金にだらしない男を完璧に演じている。 さすが日本が誇る稀代の俳優だ。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-09-16 16:16:35) 2.《ネタバレ》 なんだか、やたらと、両親の間に男と女的な関係の垣間見える、花街ならではの世界と、同様に自分や親友にも女の子が気になって仕方ない時期の、少年の話。 狂ったように相手を求めて、交尾して死んでいくホタルの大群は、少年たちには、これから体験する恋愛と性の象徴なのだろうし、夫に死に別れた女には、次の世代に命をつなぐ事の象徴だったのだろう。 それが最後に現れるシーンがとても美しく、観た当時にも「日本映画には珍しく美しい画面」と思ったものだ。当時の日本映画は、作家性の強い、独特のリアリズム傾向があり、こんなに映像的に美しいものは珍しかったのだ。が、25年ぶりに観返しても、やはりこのシーンは美しく胸を打つ。 なんといってもこのホタルのシーンはこの物語のキモであり、クライマックスなのだから、目一杯美しく盛り上げて正解なのだ。 そうそう、この頃か、ちょっと後に一般に認められる、篠崎正嗣の音楽も切なく美しい。この人はまた演奏家として活躍しているようだが、作曲者としてももっとその作品を聴きたい人である。 最後に、当時、自分もタツキチくんのように、「はあ~」されたいと思っていました。 【Tolbie】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2012-12-06 23:33:48) 1.原作を見事に、見事に映画化していますね。関根くんのエピソードなどの削ってしまうか不安になるようなシーンまでちゃんとおさえてあって、好感が持てました。しかし、最後のシーンはちょっとメルヘンですね。蛍が、ちょっと恐ろしいような、壮言な雰囲気を出してくれたらよかったんですが、これは個人の読み取り方しだいの面も大きいので、監督と僕の希望が違ったということでしょう。気になったのは、それと主役の少年のたどたどしさ。これも無理にとも言えないところですが・・・。 【fero】さん 6点(2004-01-14 13:34:46)
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