みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 主人公は大学生でどうやらインテリのようなのだが、作品全体がややコメディータッチなので、所謂インテリの苦悩的なものが感じられなかった。結果、簡単に軍国主義に従ってしまったように思えた。中だるみもあり中盤は退屈する。作中で女子看護生がディオゲネスを引用し主人公を揶揄する等の描写はちょっとやりすぎにも思えたが、度が過ぎるとコメディーではなくなってしまうような。ラストは平和との対比にも思えるし、対米追従迎合による資本主義への皮肉にも思えて、単なる反戦映画ではないようにも感じたが。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-09-12 02:15:49) 2.《ネタバレ》 なんだか自主映画みたいな雰囲気の作品だなと思ってたのですが、なるほど、ATG作品だったのですね。 反戦というものを訴える方法はいろいろ通りますが、単に悲惨さを描くというよりもこういうユーモアを交えてみせるやり方もあるのだなと。 一風変わった世界観。なんだか無茶苦茶だな、全部妄想なのかな〜と思いながら見てたけど、やはりああいう終わり方にしてくるのね。 可愛い女の子と裸になってキャッキャキャッキャしてるシーンが鮮烈だった。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-09-06 18:12:31) 1.《ネタバレ》 岡本喜八監督の独自のセンスが光る戦争映画。 ユーモアもあるが、それ以上にやっぱり暗い。 何故って、やっぱり戦争、それも日本の敗戦を描いた内容だからだ。 それにしてもあの死に方は、これ以上なく残酷。 まるで宇宙を永遠に彷徨う人工衛星に取り残されてしまったかの様だ。 名も無き一人特攻隊。 一瞬で散っていった「神風」や「回転」などの、名のある特攻隊の方が全然楽だと思えてしまう程の、究極の孤独死である。 合掌。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-10-27 00:19:12)
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