みんなのシネマレビュー

ニライカナイからの手紙

2005年【日】 上映時間:113分
ドラマ
[ニライカナイカラノテガミ]
新規登録(2005-03-08)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2019-09-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2005-06-04)


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監督熊澤尚人
助監督橋本光二郎
キャスト蒼井優(女優)安里風希
平良進(男優)安里尚栄
南果歩(女優)安里昌美
金井勇太(男優)内盛海司
前田吟(男優)田中
斎藤歩(男優)崎山
比嘉愛未(女優)平良美咲
脚本熊澤尚人
配給ザナドゥー
あらすじ
竹富島に住む風希は、幼い頃に父親が亡くなり、母と暮らしていた。ところが、6歳の時にその母親が東京に行ってしまい、おじいと暮らすことに。母親からは風希の誕生日に手紙が来るだけ。20歳になったら事情を説明するという約束なのだが・・・。

コウモリ】さん(2011-12-05)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(6点検索)】

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9.《ネタバレ》 先日、沖縄からの来客とお会いしたので記念に書いておく(映画と無関係だが)。
最初から大体の結末は予告されているが、終盤で事情が明らかになってみればやはりその通りである。その後にまだ少し時間があったのでもうひと捻りあるかと思っていたらそうでもなく、そのまま力押しして終わったような形だった。単純な保護しか考えていなかった祖父に比べ、母の愛情はより深く周到だった、といった作り込みはなされており、決して悪い話ではないのだが特に感動を催すほどのこともない。従って、どちらかといえば風景や設えなどの映像美と、ただ愛らしいだけではない個性的な女優としての蒼井優をしっかり見ることが重要なのだと思われる。

また登場人物のうち友人役で出演していた比嘉愛未は、最近の主演映画(「飛べ!ダコタ」2013)を見るとかなりいい感じに年齢とキャリアを重ねていたようだが、この映画ではまだ18歳くらいで超絶美形かつモデル体型なのが印象付けられてしまった。この人の演じる登場人物は、どうも最初から主人公にライバル意識を持っていたようであり、そのことからしても最後は主人公が島へ帰らないことで全体が調和するよう予定されていたようである。
ほか劇中では地元民のような人々が台詞付きで登場していたようだが、中でも「おばあ」と呼ばれていた人の容貌と発言には何ともいえない風格があって忘れがたい。
全体として絶賛する気にはならないが、けっこう好意的に見られる映画ではあったので、ここは少しだけいい点を付けておく。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2015-01-24 17:47:32)

8.見所は蒼井優の感情の篭った泣きの演技。それ位しかない。
ストーリーはよくある島旅立ちものであり、ベタすぎる展開が続くのであまり意外性はない。
私の嫌いな無理矢理泣かせようとしてくる演出(手紙のくだり)はあまりのしつこさで正直しんどい。一番泣けたのは、東京に行った主人公が一人淋しく送られてきたクッキーを食べる場面。あんな薄暗い部屋で食べなくてもいいじゃないか、わざとらしい。けど切ない。 ヴレアさん [DVD(邦画)] 6点(2014-07-22 16:34:28)

7.《ネタバレ》 映像がきれい。そしてちゃんと泣ける。蒼井優もうまい。でもテンポが悪いのと、演出がくどいのと、オチがかなり最初のほうで読めてしまうのが、残念。あと、本当の島民を使ったのか、「ど素人」みたいな人がたくさん出てたのだけど、そこが逆に芝居くさく感じた。芝居が出来ない人に「芝居」させちゃだめでしょ! コウモリさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-12-04 00:11:51)

6.《ネタバレ》 3年ほど前にも観ていて2度目の観賞。その間に実際に竹富島に行って来ました。沖縄の離島はみんな似た風景なのかと思っていたのですがそれは大きな勘違いで、あの家並みは竹富島だけのものです。あの島に何日かいると、コンクリートとアスファルトで固められた自分の職場近辺の風景がとんでもなく不自然なものに感じられます。長く都会で過ごした者に憧れを抱かせるに充分な魅力がありました。ということで、竹富島ファンの甘口レビューです。最初からタイトルでオチをバラしているんだから、それがバレたからってこの作品の価値が落ちることはない。幼くして母を亡くした主人公をおじいを始めとして周囲の島民が全員で見守り、真相を知った主人公を全員で励ます。何より、主人公が母の死を全く疑っていなかったことが純朴な島民気質の顕われでもある。その風土を描きたかった作品だと思います。対照させるのが東京でのアシスタント仕事。いや、自分の仕事があれに近い世界なのでよく分かります。カメラマンの人柄にもよりますが、アシスタントを罵倒しながら仕事を進める人を何人も見てきました。あの描写はリアルです。「自分が何をやっているのか分からなくなる」と言った主人公の言葉は、東京で働く人には少なからず覚えがあるのでは。そこも妙に印象に残った作品でした。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-21 00:50:52)

5.綺麗な映像の数々ではあるが、そもそも実際の“竹富島”という島の光景自体がとても綺麗なものなので、これは“そのまま美しく撮れている程度”にすぎない。

つまりは、映画作品として考えるならば、もっと美しく撮れていなければ不足なのではないだろうか。

語弊はあるかもしれないが、“現実の美しさを過大に表現した映像”を期待していたのだ。

そういう観点からすると、“映像”に関して言えば、いまひとつというところだろうか。


しかし、もっと問題だったのは、映像以外の演出レベルに関してだ。

現地の人を採用し、リアリティを出したであろうことは容易に推測がつく。
しかし、もう少し演技指導をつめて欲しかった。

それに、あまりにも子役の演技がひどすぎるのも難点。
子役といえど、最低の演技レベルはクリアーしていて欲しかった。


そして、何と言っても一番問題なのは、“竹富島”を舞台にするシーンが前半の40分で終わってしまうことだ。

2時間近くある上映時間の中で、“竹富島”を舞台に繰り広げられる時間帯は、最初の40分だけなのだ。
その後は、主人公が東京に渡ってしまう為、主な舞台は東京になってしまう。

これは、普通の作品ならば、別に何も問題とするところでないであろう。

しかし、この作品を観ようと思った人達は、きっと“ジャケット”やその“タイトル”から、“美しい竹富島でのおはなし”を期待し、この作品を選んだに違いない。

なのに、この時間配分は一体・・・


出来栄え的には難点の多い本作ではあるが、“竹富島の美しさ”と“そこに住まう人々の素朴”さ、そして“その独特なる文化”を伝える作品であるという点において、非常に評価できる作品であると感じたからだ。


“竹富島”が好きな方、“竹富島”に行ってみたいと思っている方には、是非オススメしたい邦画である。

そして、主演を演じた“蒼井優”であるが、特別に美人であるとか、演技が上手というわけではないが、独特の魅力を持った女優さんだと思った。
今後の彼女の活躍に期待したい。→映画『フラガール』でブレイクしたようですね!おめでとうございます! にじばぶさん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-01 21:36:56)

4.アイデアはいいのですが、脚本が弱いと思いました。美味しい材料はいっぱいあるのに、中途半端な料理では、素材が生きていないという感じです。非常に惜しいですね。唯一、蒼井優の素晴らしさだけは伝わりました。 ジムさん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-04 19:24:09)

3.《ネタバレ》 僕の大好きな竹富島の桟橋からの美しい夕日が出てくる映画なのですが、ラストで泣けなかった人にとっては、「タイトルで先にオチ言ってるやん」と冷静にツッコませる作品です。僕は「ここは泣くところですよー」的なシーンが苦手なので、泣けませんでした。とはいえ、竹富島の景色や写真等、綺麗なシーンが多く、ユルい雰囲気は出てます。手紙を読み終えた翌日の朝食のシーンが好きです。 Fukkyさん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-09 03:10:31)

2.「手紙」には、とてもあたたかく、切ない“チカラ”があると思う。時間を超え、人々の元に留まり続けることができる。
現代人の範疇にもれず、僕も滅多に手紙なんて書かない。でも、たまたま今日、手紙を書く機会があった。口頭では伝えきれない心の中心の想いに、どうしようもなく胸が熱くなる。書き進める度に涙が溢れる。
手紙はその存在価値を見失われようとしている。しかし、やはり手紙はなくならないだろう。人間に“本当に伝えたい想い”がある限り、その素晴らしい伝達方法として、在り続けるだろう。
タイトルからストーリーについてのおおよその予想はつくと思う。そして、予想の通りの映画であろう。ただだからと言って、この映画が伝えるまっすぐなあたたかい想いが色あせることは決してないだろう。 鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-22 14:55:38)

1.蒼井優は美人でもなく派手さもないけど、言葉にできない個性がある。今後も活躍を期待したい。映画は美しく、せつなく、その道を極めている感がある。館内(といっても20人くらい)の8割ぐらいが泣いてた。間違いなく名作だが、一本調子なのが少ししつこく感じた。 ぷりんぐるしゅさん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-08 02:13:47)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 5.85点
000.00% line
113.85% line
200.00% line
327.69% line
413.85% line
5311.54% line
6934.62% line
7830.77% line
827.69% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

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