みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
2.子供たちが主役を演じており、そういった意味では小津安二郎の初期作品群を想起させる。 中盤は、子供二人の会話が延々と続くが、これははっきり言って面白くはない。 子供たちを扱わせたら、やはり小津の方が数段上である。 成瀬巳喜男監督は、大人の男女の愛憎劇や、腐れ縁などを演出させるとピカイチだが、本作のような子供をメインに据えた作品には不向きの様に思う。 ただ、子供二人の不幸の背後には、大人たちの勝手な色恋沙汰が見え隠れしている。 そういった部分を見れば、確かに成瀬作品であることが分かる。 背景描写や音楽の使い方などは、まさに成瀬作品らしい内容となっており、成瀬ファンにとっては、「愛すべき小品」となるに違いない。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-09-03 23:32:00) 1.《ネタバレ》 仲良くなったと思った友達とはケンカ、母が去り、面倒見のよかった親戚のお兄さんも友達との遊びを優先し、淡い恋心を抱いていた女の子も知らぬ間に去ってしまう。12歳の子供にとって非常に厳しい現実がつきつけられていく。大人の都合ひとつで子供はこんなに振り回されてしまうんだなぁと感じましたね。それでも秀男は強いから、これからもまっすぐに生きていってほしいと思いました。 【アンダルシア】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-22 14:53:35)(良:1票)
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