みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
9.《ネタバレ》 2006年の映画ですか、、。あの田中麗奈ちゃんが、なっちゃんの面影を残しつつ、すっかり大人っぽくなっておりました。ストーリーは火曜サスペンス調ですが、彼女のフォトジェニックな存在によって最後まで飽きることはなかった。 映画としては、主に「家」が舞台。しかし、全盲者が一人で暮らすことにより目が離せないドラマになるし、そこにアキヒロが潜むことによりサスペンスを生む。 もう一つの舞台として駅のホームがあり、時間、目線、構図をいくつか変えることにより、やはりたくさんのドラマがありました。このあたりこそ、映像化した意義があるのではないだろうか。 そして、公園で歩き出すラストは際立って美しく、実に後味の良い終わり方となっていた。 目の見えない女と闇を抱える男が、暗いところで待ち合わせ、そして二人は明るい未来へ・・・。 観終えてみて、うまい題名だと思った。 【タケノコ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-03-05 22:57:27)(良:1票) 8.《ネタバレ》 田中麗奈の演技が、とても良かったです。 本当に見えてないように感じました。 はじめから終わりまで、飽きる事なく楽しめました。 ただ、「暗いところで待ち合わせ」なんてシーンはなく、映画のタイトルは何だったのか。 恋愛映画かと思いましたが、恋愛要素は殆どなかった。原作は違うのかな〜。 【ぽぽ☆ぽんた (^-^)v】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-27 09:52:03) 7.《ネタバレ》 乙一の原作は先に読んでいたが、映画より小説のほうが面白い。 中国人に変わった設定が少ししっくりこない。 一風変わったサスペンスなので、原作を読まずに観ていたらもっとインパクトがあったと思う。 ネタバレの状態だと、サスペンスの醍醐味であるハラハラドキドキ感がどうしてもなくなってしまう。 ただ、田中麗奈は少し臆病な全盲の少女を好演。 『がんばっていきまっしょい』がピークかと思っていたが、この作品はとても良かった。 孤独で閉じられた魂が寄り添ってほのかな温もりが生まれる。 リアリティには欠けるが、ファンタジー的な純愛物語。 事件の真相には拍子抜けする。 女が突然ホームによじ登って走り寄り、男をホームから突き落とすというのがありえない。 男のすぐそばにアキヒロがいたのに。 小説ではあいまいな描写のせいで気にならなかったが、映像でははっきりとした違和感を覚えた。 ミステリーとしては失敗作だが、純愛ものとしては成功している。 それも田中麗奈の存在があってのことで、ラストシーンがとても可憐だった。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-01-05 00:21:04) 6.《ネタバレ》 設定はユニークで魅力的だと思いますよ。殺人事件の重要参考人の男が盲目の一人暮らしの女の家に上がり込む。女は男がいることに気づくが慌てるようなことはせず、さりげなく料理を作ってあげる。男も掃除をしてあげたり、外出のとき女をサポートしてあげる。共に相手を気遣っているところが良いですね。それでいて口を一切きかないところがユニークです。普通なら警察か誰かに相談しますね。相手の事情を察して、話しかけてくるまで待つという女の優しさが素晴らしいです。そういうタイプの女であることが画面から伝わってきます。男も普通は事情を説明しますよね。濡れ衣なのですから。でもそうしない理由があります。キャラが立っているという事。男は中国人のハーフで、日本の社会に溶け込めない。女は盲目になった上に両親を亡くして一人暮らし。共に辛い状況ですね。そんなトラウマを持つ二人が出会って、奇妙な関係ながら心の交流を持つ。淡い恋愛感情もあると思います。人間ドラマとしては深みがあります。 でもサスペンス部分が弱い。最初観客には男が犯人だと思わせるのですが、どうみても犯人には見えない。凶悪でもなく、どちらかというと引き籠り傾向がある。もう少し犯人らしくみせる演出が欲しかった。そして真犯人が分ってからも全然怖くないです。そもそも犯人は何故殺人を犯したのでしょうか?動機を教えてください。恋人の背後には男がいるわけで、そこの割って入って背中を押すなんてことは出来ないでしょう。また男に顔を目撃されるのも確実なのですから、ありえない犯行です。それを電車の運転手が見てないというのもありえません。自分の目の前で突き落されたわけですから。ホームですから減速していた筈です。せめて男か女かくらいの判断はつくでしょう。 不自然な点としては、盲人なのに照明を使っているところ。転落した鍋をダッシュして手で受け止めるのは不可能と思えるところ。犯人の心情が描けていないところ。犯人と二人きりのときに犯人を追いつめるところ。犯人があっさり犯行を認めるところ。女が首を絞められる場面で、妙な映像(女から見た犯人)を挿入するところ。ちなみに「メランザーネ」はイタリア語で茄子。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-09-17 01:52:21) 5.《ネタバレ》 なかなか良かったです。田中麗奈の演技も良かったし、佐藤浩市の憎たらしい上司も良かった。ただミスキャストなのは真犯人役の井川遥...はっきり言って私はこの人、演技ド下手だと思います。チェン・ボーリンさん日本語もっと勉強してください。駅のホームからニョキっと頭が出てきた時は笑えました。 【映画】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-10 17:33:14) 4.《ネタバレ》 男は、誰も信用せず、いじめられるきっかけを与えないようにと気配を消して働いている。女は、外に出ると人に迷惑かけるからと、世間に対して気配を消して暮らしている。その女の家に、男が気配を消して住みついてしまう。被害者意識と加害者意識の同居。人生持ちつ持たれつ、もっとこう気楽にいけないですか? と見てるこっちが言いたい気分になったところで入る外出シーンだから、けっこうグッと来てしまった。初めて男に食事を提供するシーンなども含め、気配を消しているスリルの場面より、気配を消すことをついに突破する場面でこの映画はいい。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-17 09:29:50)(良:2票) 3.起承転結・・・起5点、承3点、転6点、結7点。ということで、おまけで6点。 【monteprince】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-22 02:47:39) 2.《ネタバレ》 人に付き合って観てきました。が、まあ…観る前から、圧倒的に私には向いていない映画だというのは解ってたんです。過去にも似た設定の映画はありましたが、犯罪者とあれやこれやしているうちにヒロインが恋に落ちてしまう、この設定自体がどうも…観ていて感動より先に不愉快さが来てしまいます。でも、ドラマティックなラブロマンスが好きな女性や、私のように穿った見方をしない人には傑作なんだろうなと思います。一緒に行った人すごい泣いてたし… 【えむぁっ。】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-30 00:52:53) 1.苦悩しつつ、わが人生最大のオマケ点数をつけて6点か7点。同じ主演コンビの『幻遊伝』と対になった、「自分の居場所」というテーマの別の解答(でも結果は同じ!)である点は評価しますが、クライマックスが小粒に過ぎます。 詳しいところは後日追加…。 【エスねこ】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-10 20:34:59)
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