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愛染かつら 総集編

1938年【日】 上映時間:89分
ドラマラブストーリー医学ものモノクロ映画ロマンス小説の映画化
[アイゼンカツラソウシュウヘン]
新規登録(2009-10-15)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2021-02-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(1938-09-15)


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監督野村浩将
キャスト上原謙(男優)津村浩三
田中絹代(女優)高石かつ枝
藤野秀夫(男優)浩三の父・保樹
葛城文子(女優)浩三の母・清子
河村黎吉(男優)浩三の伯父・春樹
吉川満子(女優)かつ枝の姉・さだ枝
桑野通子(女優)中田未知子
坂本武(男優)吉川副院長
岡村文子(女優)佐藤看護婦長
大山健二(男優)木村医学士
水戸光子(女優)木村の妻・かつ子
出雲八重子(女優)看護婦・峰沢治子
草香田鶴子(女優)看護婦・若井たつ子
忍節子(女優)看護婦・恩田しげ子
爆弾小僧(男優)患者の少年
佐分利信(男優)服部医学士
高杉早苗(女優)服部の妹・美也子
森川まさみ(女優)浩三の妹・竹子
高松栄子(女優)婆や
木暮実千代(女優)
原作川口松太郎
脚本野田高梧(脚色)
音楽万城目正
作詞西條八十「旅の夜風」/「悲しき子守歌」
作曲万城目正「旅の夜風」
主題歌霧島昇「旅の夜風」
松原操「旅の夜風」
挿入曲松原操「悲しき子守歌」
撮影高橋通夫
配給松竹
録音妹尾芳三郎
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4.《ネタバレ》 全編の主要場面をつないだ総集編ではなく、紛失を免れたフィルムをつないで編集した遺憾な総集編。そのせいで筋が滑らかにつながらない。かつ枝が浩三に魅かれる場面、浩三がかつ枝に愛を告げる場面、かつ枝が愛染かつらに愛の成就を祈念する場面、浩三がかつ枝のアパートを訪ねて子持ちだと知る場面、浩三がかつ枝を不実者として憎む場面、かつ枝がレコード会社の歌の公募に応じる場面、浩三、かつ枝、敏子の三人が愛染かつらの前にぬかづく大団円の最終場面。
登場人物は皆もの分りが良く、主人公二人に対して好意的で、意地悪な利害関係者や恋の好敵手も登場しない。二人の恋の障害は僅少だ。にも関わらず二人が結ばれないのは意志疎通を欠くのが原因である。特に、かつ枝が浩三に、自分が子持ちの寡婦であることを告げないのは罪が重いといえる。駅の待ち合わせの場面では、駅に電話して遅れる旨を構内放送してもらえばよかった。京都の滞在先に電報を打つこともできた。病院に復帰戻った浩三に会うなり、手紙を出せば済むような事だ。
戦前の女性は慎しみ深いことが美徳とされたが、逃避行の約束を反故にしたことを謝罪もせず、相手に勘違いさせたままというのは、思いやりに欠ける行為だ。それでも許せてしまうのは、ひとえに女優の可憐な容貌と柔かな物腰、言葉の丁寧さの所為だろう。
浩三も決して褒められるようなことはしていない。意に染まぬ相手と結婚させられそうになったから、手紙を残して家出するというのは分別に欠ける行為だ。病院の再建ももっぱら見合い相手の親に頼りっきりだ。軟弱で、気骨が無いのである。それでも許させるのはずば抜けた美貌の持ち主である所為である。
何といっても映画が大衆の心を掴んだのは、病院長の嫡男と看護婦の身分違いの恋、独身を装うが実は子持ち寡婦という秘密、愛の逃避行の失敗、接近するが会えないというじらし、看護婦から歌手への急展開、桂の木に愛を誓うという浪漫等々、複数の劇的な要素を盛り込んでいるからだ。また恋愛映画にありがちな嫉妬や策謀が無いので清々しいのも利点だ。メロドラマの金字塔の称号に十分値する内容となっている。
気になることが一つ。看護婦達はどうして、かつ枝の独唱会に制服姿で出席したのか。 よしのぶさん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-27 14:56:34)

3.よく比較される、戦後のメロドラマ「君の名は」での、ただただ流されっぱなしの受動的ヒロイン岸恵子より、実は戦前のこの「愛染かつら」のヒロイン田中絹代の方が、ずっと自立心旺盛な能動的女性像を先取りしていたことにまずびっくりしました。自己主張をしている割に、あまり生意気そうな感じに見えないのは、田中絹代という女優さんが、あまりに小柄で頼りない風情ゆえ、観客に「守ってあげたい」願望をそそられていたせいかと思われる。 放浪紳士チャーリーさん [インターネット(字幕)] 6点(2013-12-14 23:47:51)

2.2012.03/09 鑑賞。かの有名な作品を未知識で観る。戦前の娯楽が少ない時代に、医者と看護婦、未婚青年と子連れ寡婦の困難な愛と看護婦からスター歌手、没落から回復、歌と音楽のヒット等々、盛り沢山の結構ハッピーで心安らぐ作品。 ご自由さんさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-03-09 19:06:52)

1.《ネタバレ》 総集編ということで心配したのですが、とりあえずストーリーは追えました。ただし細かいところが飛ばされていて、かつ枝がいつの間にか引っ越したり病院を辞めていたりするのは不自然に思えます。お話としては案外楽しめましたが、深みはない。ご都合主義の展開もありますし。しかし娯楽作品としては成功していると思います。

ところで映画データベースのサイトによると、桑野通子演ずる中田未知子は前後篇には名前が見えません。ということは、これは完結編までの総集編なのか、それとも出ていたけれどサイトのリストから漏れているだけなのか。このあたりがよくわかりません。 アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-02-21 11:02:32)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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