みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
12.《ネタバレ》 一般的な西部劇の型を外した意欲作、といったところでしょうか。 当時の観客がどう思ったのかは知りませんが、1952年の時点で このような内容の作品を作るというのは実にセンセーショナルではないかしら。 本作のゲイリー・クーパーはだいぶおじいちゃんに見え、若いの4人も相手に 大丈夫かと心配になりましたが、そのおじいちゃんに簡単にやられるさらに弱っちい奴らでしたね。 【あろえりーな】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-02-13 17:14:18) 11.結婚式から決闘まで数時間。面白かった。この保安官、人望があるのかないのか、よーわからん。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-12-01 03:21:43) 10.《ネタバレ》 それまでの西部劇のヒーロー像とは一線を画した、 現代の人間ドラマにも通じるような人間の強さだけでなく弱さを併せ持つ保安官と 町の人々のドラマを描いた西部劇の異色作です。 かつて自身が逮捕したならず者が釈放され、今まさに列車に乗って自分の元に復讐に向かおうとしている。 列車の到着は正午。残された時間は1時間半足らず。劇中時間と、見る者に流れる時間が同時進行していく。 度々挿入される、確実に正午への時を刻む時計が印象的。 ”真昼の決闘”の時刻となり、いつもは馬車や人が行き交うが、誰もいない静まり返った町の通り。 1人決闘に赴く、町の人々に見放されたゲイリー・クーパーの姿があまりにも孤独。 決闘が終わっても、彼の周りに歓喜の輪が出来ることも無い。 ラストで保安官のバッジをそっと捨てて町を去っていくその姿は「ダーティハリー」のラストと重なります。 孤独な保安官と孤独な刑事。「ダーティハリー」のそれは、本作へのオマージュでもあったのでしょう。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-19 23:59:33) 9.《ネタバレ》 一人でも敵を恐れず立ち向かうスーパー保安官ではなく、必死で仲間を集めるところがとてもリアル。 殺されるのを恐れて加勢しない状況もそう。 協力しようとする者もいるが、形勢が悪いのを知って辞退したり、何だかんだで結局共闘する仲間は無し。 孤立無援の主人公の焦燥感が伝わってくる。 ただ、大騒ぎの割りに悪党一味は4人だけというスケールの小ささ。 しかも、その一人を新妻が背後から撃って片付けるとは、従来の西部劇とは随分様子が違う。 決闘までの時間がそのままリアルタイムに描かれているのも、今では『24』などでお馴染みだけど当時としては斬新。 従来の西部劇にないリアルな面白さはあったが、ヒーローに求められるようなカッコ良さや爽快感はない。 一貫したアンチヒロイズムとリアリズム。 主人公は新妻と一緒に逃げれば良かったのに、背中を見せられない性分から留まってしまった。 教会で住民たちから協力を得られず逃げることを勧められながら、それでも留まる義理などなかったのに。 仕事への信念は立派だが、そもそも守るべき住民の支持を受けていなかったし、新妻のことを考えれば意固地すぎるように思える。 結局、新妻に助けられて人殺しにしてしまったし、プライドを捨てて退くのも勇気だったと思う。 そうなると、アンチヒロイズム、リアリズムが行き過ぎて、ドラマにはならないけれど。 決闘が終わった後、保安官を見捨てた住民との微妙な空気が印象的。 グレース・ケリーが若く美しすぎて、初老のゲイリー・クーパーとでは父娘にしか見えない。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-19 22:46:12)(良:1票) 8.《ネタバレ》 なんだかとってもやるせない映画ね。 ラストは結局ミラー一味をやっつけて一件落着!なはずなんだけど…保安官のバッジを投げ捨てて町を出ていくケインの苦々しい表情が見てて可哀想で…。 でも、最近の暴力団追放運動とかもそうだけど、悪者のおかげでいい目を見てる連中も必ずいるわけで、そう簡単に善か悪かですべてを分けられないところが社会の難しいところよね。 この町の住人のようにいざとなると世間は冷たいし。 そういう意味では、この映画は西部劇だけどリアリティがあって、なかなか考えさせられたわ。 ところでハーヴェイ役のロイド・ブリッジスってジェフとボーのお父さんよね? やっぱ似てるわねー。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-14 15:34:04) 7.あんなに大したことのない弱い連中の何をみんな恐れていたのだろうか、という疑問だけが残る。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-10 12:14:47)(笑:1票) 6.タイトルに「決闘」という文字が含まれているので、つい決闘が見所かと思いがちです。しかしながら、この映画の見所は、決闘が始まるまでにあると思えます。善と悪の立場にありながら、歓迎されるかされないかは、また別の問題であり、その意味を考えさせるところに、この映画の価値があるのでしょう。西部劇なので、決闘を期待して見てしまうと、拍子抜けしてしまいます。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-11 21:47:09) 5.保安官の姿を、「24」のようにリアルタイムで追った異色の西部劇。 序盤は登場人物達の人間関係がわかりづらく、ちょっととっつきにくい印象があったが、 中盤からは問題なく観れた。突然降って湧いたような事件に、心揺れ動く保安官の描写がいい。 どうせならもっとオタオタしているシーンがあっても、人間臭さが増して面白かったかも。 最初から最後までカッコよく決める西部劇もいいけど、たまにはこういうのもいい。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-16 09:05:46) 4.《ネタバレ》 やってくるのがどんだけ悪い奴等なのかちっとも判りゃしないですし、町には奴等の仲間がいたりもして、むしろちっとも協力者が現れない保安官の人望の方が微妙じゃん、みたいな。どうも逃げずに対峙する事を選んだ保安官の意地、いや、エゴみたいなのが気になってしまい。なんか意地張って残る、だけどアテにしてた協力者いなくて焦る、やっぱり逃げようとする、でも「逃げれ」と言われて意地になる、勝ってブチ切れて出てく。彼、もしかして元からコミュニティ向きな人間じゃなかったんじゃ? やたら自己完結型な人に見えてしまうワケですが。ほんの1時間20分ほどの出来事、リアルタイムで進行するかと思いきや、リアルタイムより更に早い進行で(でなきゃ駅と町とがぴったりくっついてなくちゃならない)サスペンスがどんどん高まってゆく感じは良かったです。ただ、町を捨ててゆく女の人が存在する意味、大してないような気がするんですけど。彼女出てくると間延びするし。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-09 00:34:03) 3.西部劇はあまり好きじゃないんですが、これは最後まで集中して観れました。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-23 19:22:10) 2.バンバンと撃ってサクッと去る。85分で終わらせなきゃいけないからそりゃ慌てるわ。テックス・リッターの情けない歌がすごくいいのに、なんでフランキー・レイン盤のほうが有名なんだ? 【mimi】さん 6点(2004-10-31 23:57:07) 1.アンチ・ヒロイズムを体現したような主人公。リアル志向のストーリー。もっと徹底し、生々しくした方がいいような気がします。新妻エミー(グレース・ケリー)は美しいのですが、掃き溜めに鶴のような美貌なので、保安官の妻にはちょっと見えません。彼女はこの映画で確かに成功しましたけれど、もっと庶民的な印象を持った、ケイン(ケーリー・グラント)に近い若さの女優の方がいいでしょう。またこの映画では、緊張感を出すために、上映時間と映画内時間を一致させています(壁掛け時計の進み方でこれがわかります)。しかしあまり効果をあげていません。というのは、ケインが時計を見上げるまでに、カメラの切り替えという映画文法が挟まるからです。カメラが切り替わるということは、物語の展開に応じて、時間や空間が省略されることを意味します。観客は本能的にこの約束ごとを理解しているので、実際の時間の感覚と、映画を観ているときの体感時間は、そもそも一致しないようになっています。ですからテンポのいい映画(省略のうまい映画)は短く、退屈な映画は長く感じるのです。本作での試みは、ヒッチコックの『ロープ』のように、徹底的な長回しを使用した、舞台劇のような作品でないと効果を発揮しません。アイデアは面白いけれども、それを売りにするほど結果が出ていないというところですね。 【円盤人】さん 6点(2004-08-24 22:20:46)(良:1票)
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