みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 すごくわかりやすいSFで面白い。人工臓器のローンの支払いが滞ったら、人工臓器を強制回収。あるわけないのにさもありなんな雰囲気がぞくぞくして空恐ろしい。 この映画の面白さは回収する側だった主人公のレミーが回収される側になってしまうところにある。よくある話ではありますが、定番のストーリーならではの面白さを堪能できます。 ただ、この映画はきっと万人受けするタイプではないでしょう。 まず主人公のレミーに共感しづらい。前半、相棒のジェイクとまるでゲームをするかのように『ネスト(集団)』に乗り込んでかたっぱしから回収をします。この時点で人の命を何とも思っていない人間だとわかります。 立場が変われば、金は払わない、仕事はしたくない、で、金を踏み倒して逃げようとします。ラストも自分たちの記録だけ消して終わろうとします。つまり、終始自分のことしか考えない人間にはだれも共感できないのです。 この企業そのものや、企業の上司が胸糞悪くなる人間たちばかりなので、最後までなんとかレミー達の立場で見続けられるというものです。 妻や息子との関係が中途半端なまま終わっちゃうのもよろしくない。せめて事故にあったこと。販売係に移ろうとしていたこと。回収の仕事は精神的にできなくなったこと。そういったことを妻に打ち明けるような救いのシーンが欲しかったです。家族が双方向の愛情でつながれていれば悲劇の度合いはぐっと増したように思えます。 そしてなんといっても一番いかんのが夢オチ。結局はフォレスト・ウィテカーとの一騎打ちから全部夢の世界の話だったんかいと興醒めです。 夢オチに対する私の感想はいつも同じ。時間を返せ。なんでもどんでん返しすれば良いってもんじゃないでしょ。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-12-20 15:30:54) 7.そうですかぁ、そういう結末でしたか。。グロイ映像が多くて直視しづらい部分もありましたが、悪い映画でもありませんでした。ただ、やっぱりあの結末は。。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-12-16 12:47:15) 6.《ネタバレ》 まあ、アイデア勝負な映画なんだけど、この殺伐とした雰囲気、嫌いじゃないです。最後のお互いの身体のなかに手を突っ込みながら愛を確認しあう二人の姿は(少々やりすぎな感もあるけれど)なかなかなエロティックでした。夢オチが許容できるか否かが、この映画の分かれ目だろうけれど、僕はぎりぎり評価できました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-25 11:33:36) 5.簡単にローン組むな甘くないよって話。最後まで予想通りの展開…しかも途中かなり間延び。けど!美しいジュード・ロウなだけで観れた♪ 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-04-22 04:13:43) 4.《ネタバレ》 人工脳?の話が出てからは夢落ちかもしれないというのがあって、気絶の場面ごとにこれか?これか?と4回目の気絶の時「これが4回目」とはいわなかったんで、くさいなと思ったらやっぱり…みたいな感じです。でもストーリーはおもしろかった。でもやっぱ夢落ち何で-1点 【木村一号】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-30 23:44:35)(良:1票) 3.《ネタバレ》 長いあいだ住宅ローンを返し続けていると、なんとか踏み倒せないものかと考えるときがある。本作はそんな庶民願望を見せてくれる傑作である。な~んて思ってたら世の中そんなに甘くないねぇ。本社に押し入りシステムを破壊するのかと思ったら、移植臓器をスキャンして債務データを消去するだけ。やっぱり借金を抱えている奴は卑屈でケチ臭い。対価を払わずに高価なものを入手するとリスクが付きまとう。そんな現代社会の当たり前を大袈裟に見せてくれました。借金は真面目に返しましょう。そう言えば彼女は女性器を移植したって言ってなかったか? スキャンし忘れてるよ。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-02 21:45:15) 2.追う側だった主人公が追われる身に墜ちるというありがちなSF作品なのですが、過剰なまでのグロさや一風変わったBGM、テーマに似つかわしくないねじれた笑いなどで映画に新しさを出すことには成功していて、水準以上の作品にはなっています。派手さはないものの個々のアクションには独特の美学とキレがあり、この監督さんはなかなかスジの良い人だと思いました。配役も面白く、ブルース・ウィリスやニコラス・ケイジが主演を張りそうな本作にジュード・ロウとフォレスト・ウィテカーを持ってきたことで映画に独特の味が出ています。。。ただしテーマを煮詰めることには失敗しているため、見た目以上の作品にはなりきれていません。原作のことはよく知らないのですが、映画を見る限りではサブプライム問題におけるプレデタリーレンディング(略奪的貸付)を題材にした作品のように思います。プレデタリーレンディングとは返済能力のない低所得者にロクな説明も与えず無理なローンを組ませ、過剰な手数料や物件の差し押さえによって利益をあげるという金融業者のあくどい手口。どこの闇金がこんなあこぎな商売をやってるんだと思いきや、アメリカでは大手の金融機関がこんな商売をやっていたのです。家を奪うということは人の生活を奪うということ、アメリカでは大企業が利益をあげるために貧乏人の生活を踏みにじっていたというわけです。本作はそんな社会問題をモチーフに命の差し押さえを行う世界的大企業を描いた作品なのですが、残念ながら現実世界の写し鏡としてのSFの域には達していません。舞台となる未来社会の文化・風俗の描写が甘いのです。みなさんおっしゃっているように主人公が人工心臓を入れるに至った経緯にしても、「なんで労災が適用されないんだよ」という当然の疑問が湧いてくるし、そもそも猫も杓子も多額のローンを組んでまで人工臓器を入れている理由がよくわかりません。ローンを滞納したために命を奪われることとなった人々の悲壮感も薄く、あらゆる面でイマイチ踏み込めていないという印象です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-05-09 19:13:17) 1.《ネタバレ》 突っ込みどころもあるが色々、斬新な印象。(痛い場面も多いが)ストーリー展開も終始、緊張感を持って観られた。 【より】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-02-12 00:19:59)
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