みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.主人公の金髪の少年オスカーと、ヒロインのエリ。 どちらも美男美少女で、それだけで映画が成り立っている部分もあるかと思います。 エリの声が低いので少年にも思えましたが、調べてみると監督が両性的に描きたかったため吹き替えにしたとのことです。 ヴァンパイアものだとは知らずに見ていたので、ちょっとあっけに捉えてしまいました。 どんどん前に突き進んでいくストーリーなので退屈はしませんでしたが、なんだか消化不良ですね。 ここのシーンは何を言っているんだろうと思う箇所が多かったです。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-10 23:12:21) 7.《ネタバレ》 少年とヴァンパイア少女の恋がメインという、少女マンガにでもありそうなヴァンパイアもの。あどけない少女が繰り広げる殺戮のグロ描写もあって、独特の雰囲気。特に、プールの水中でのシーンが印象的。 残念な点が二つ。原作ではエリが実は男の子との設定のようだが、映画では去勢痕が余計なボカシで見えなかったりもして、その設定がわからなかった。 なるほど、その設定のほうがより深くて面白いのに、それを伝えきれないのはもったいない。また、キャスティングの問題で、エリがもう少し魔性の魅力を漂わせる美少女なら、もっと引き込まれたはず。その二点が違っていれば、印象も全然違って傑作になったかも。 エリを守護してきた父親代わりの男が、どういういきさつでそうなったのかはわからない。でも、少年がその役割を引き継いでいく過程を見れば、なんとなく推察できる。最初は少年とエリとの純愛ものかと思ったが、少年はともかくエリのほうは、自分を守護する人間を作りたい計算が透けて見える。 相手を虜にさせて手先のようにコントロールすることは、200歳の老獪な手練手管をもってすれば難しいことでもないだろう。ヴァンパイアとしては、それが生き延びる術なのだから責められない。エリが女になりすましたのも、そのほうが男を虜にしやすいからか。ラストでモーリス信号を交わすエリと少年のどこか微笑ましいシーンにも、少年の行く末とエリの恐ろしさが余韻となってイメージが膨らむ。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2015-04-20 23:13:23)(良:1票) 6.《ネタバレ》 主人公は絶対イケメンになりますね。色々と裏設定がありそうで原作が気になるところ。200年も生きている割には食料調達がかなりずさんだったのがちょっと。ヒロインは「エスター」の少女を思い出しました。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-11 00:16:07)(良:1票) 5.《ネタバレ》 我々日本人にはかなり縁遠い東欧の国スウェーデン で、イメージ通りな雪、寒そ~な景色 全く判らない&読めないスウェーデン語(ちょっとドイツ語っぽい?) そして絶妙な年頃の主役二人 真っ白な肌・金髪のオスカーと黒髪のエリ もうこの設定で異邦人感マックス(笑) 結構キツイ描写が多く正直このテのものは苦手だけど この独特の空気感で一気に観てしまった あまり吸血鬼に詳しくないのでよく分からないけど ホラーの様な 純愛もののような ファンタジーもののような …何とも言い難い(苦笑) 異国情緒を味わえましたのでこれで充分でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-06 09:10:39) 4.不思議な雰囲気のヴァンパイア映画。プールに助けに来た時のエリの凛々しい顔が印象的。オスカーもエリのために生きていくのかな。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-14 08:38:33) 3.こんなに評価が高いから、万人受けする映画なのかと思ってました。 いやぁ、アーティスティック。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-07 23:12:41) 2.北欧の凍てつくような空気感と澄んだ映像美の中で、少年の淡い恋心と憎悪が混じり合っている。 孤独な少年は、ヴァンパイアの少女と出会ってしまったことで、何を得て、何を失ったのか。それは決して明確には描かれないが、その両方が彼の人生にとってとてつもなく大きなものであったことは間違いない。 長い長い逃避行の始まりのようなラストシーンには、希望と絶望が混在していた。 あまり観たことがない異国の映画を観ると往々にして生じることだが、ふとした表情や言動の意図することが理解出来ないことがある。 この映画にもそういう場面が多々あり、感情移入の障害になってしまったことは否めない。 少年と少女の間に終始生じている距離感をどう捉えるべきかということを、最後まで消化出来なかった。 “ヴァンパイア”というモチーフを用いて真面目な映画を作るのは、実は難しいと思っている。 当然ながら、どこまでいっても空想の産物でしかないし、異形のものと人間との間で普通の心理描写が成立するものなのかと、疑問が産まれる。 この物語にしても、少女は12歳の姿形をしているけれども、その内容は人間とは全く別ものなのであって、そこのまともな精神構造が存在するとは思えない。つまるところ、普通の人間の少年と異形のものの少女との間で、心が通じ合えるわけがないと、つまらない思索をしてしまう。 そういうもうひとつ入り込めない要素は点在していたが、それらを覆い隠すだけの美的センスは溢れていたと思う。 遠い国の冷たい空気感の中に身を置き、静かに堪能すべき寓話だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-23 09:51:15) 1.《ネタバレ》 まず思ったのが、カメラワークを駆使して巧みにヴァンパイアの超人性を表しており、そこに感心した。そして中盤でエリの付き人である中年男性の自己犠牲的な末路を描くことで、オスカーが数十年後に辿るであろうその行く末も暗示していたことにも唸った。しかしながらヴァンパイアなのに鏡に写っていたり(確かヴァンパイアは鏡にその姿が写らなかったはず)と、突っ込みどころも少々目に付き、残虐なシーンの過剰な演出(特にいじめられっこたちが惨殺されるシーンはスカッとするとともに気分が悪くなった)にも多少見ていて気が滅入り、あまり後味がいいものではなく、その点が残念だった。 それにしても同じスウェーデン映画の「子供たちの城」や「ペレ」を見たときも思ったけど、スウェーデンのいじめってのはこんなにえげつないものなのかと思った。あれが演出過多でなくリアルなものだったら、スウェーデンのいじめられっこがあまりに可哀そうだ…。 【陽踊り小僧】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-08-26 22:14:48)
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