みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.《ネタバレ》 謎の多い銃の調達屋(その割には殺しがうまい)が謎の多い展開で謎の死を遂げる不思議な映画。冒頭ひっそりと暮らしている主人公を襲ってきたのは誰でそして自ら愛人を射殺したのはなぜ?マチルダのために銃を調整し約束どおり渡したのに、マチルダがその銃で自分を殺しに来るとは。それを主人公は予期しているなんてそんなばかな。銃の照準をずらしたので的が外れてファビオに当たるのかと思えば、なんと暴発したのかよくわからなかったが、マチルダがあっけなく死んで、今度は、頻繁に連絡をとって一見男の友情で結ばれていると思っていたその親分が、後ろから主人公をそっと追いかけて殺しに来て、もっと遠くから撃てばいいのに、近づいて主人公に気づかれ?振り向きざまに撃たれるお粗末さ。必死でファビオの元に駆け付けるが最後は息絶えるが、なんでファビオは先にそこに来ていたのか、車なんかなかったぞと突っ込みました。なによりも金で買った売春婦に一目ぼれし律儀に他の女を指名せず毎回ファビオを指名することで女の歓心を買い(私もキャバクラでよくしたが成功率ゼロでしたぞ)狭い町でデートを繰り返し将来を誓うなんてあまりにも安易でどうかと思いました。ファビオは最後の日も今晩お客と合うと言っていたほど人気があり多くの男の顧客がいるのに、ほとんど人通りのない小さい町でデートしてたら(レストランでも)多くのマラ兄弟に出くわす可能性が大でその辺ひやひやして見てました。ということで消化不良の謎と疑問のせいで6点です(ちなみに小生の最低得点は5点です)。 【黒部の太陽】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-19 17:19:45)(良:1票) 4.《ネタバレ》 高級食材を集めて料理を作ってみたがちっとも美味しくならなかったという典型例か。一つ一つのプロットには拘りがあって本当に最高級なのですが、これがどうにもウマく機能していません。惜しいとしか言いようがない作品です。 雰囲気も景色もシックで上質ですが、まずセリフ&説明が少なすぎて感情移入が難しいです。オープニングに関しても観客はパッケージを見て知っているから「ああ、彼は暗殺者で人里離れた場所に隠れているんだな」ということが理解できますが、パッケージを見ていない人には意味が判りません。同様に何故女性を後ろから射殺したのかも理解が難しい。このように終始全ての場面が説明不足なので観客が勝手に想像するかイミフのまま進むしかないのが凶と出てしまっています。主人公が寡黙過ぎて何を考えているのかもほとんど理解できず、携帯電話を捨てた理由も微妙、娼婦を買っている理由もよく判らない。裏を返せば説明がないおかげで情緒的にはなっていますが、とにかく間延びしていて退屈としかいいようがない展開が続きます。 中盤、女性二人が絡むサスペンスに突入してからはそれなりに楽しめます。どちらかが騙すんだろうなということは理解できてもどちらが悪人なのか判断がつかずハラハラさせられます。反面、意味ありげな神父と車の医者が関係するストーリーはセリフが哲学的でよく理解できません。 終盤早めに女のほうのサスペンスが終わってしまうのでオチは割とバレバレ&結構ベタな展開で何となくしらけムードが漂います。説明不足のしわ寄せからまるで他人事のようにどうでもイイ感が漂ってしまっています。景色が素晴らしいのとジョージの演技がイイのがせめてもの救いです。 文句たらたらですが、閑散としたレストランで女との取引を終えるシーン、終盤、車中で自分の体がモタないことを悟ってハンドルを叩くシーンなど非常に印象的で素晴らしいシーンもありましたので本当に惜しい作品です。個人的には情緒的な雰囲気が好きなので掃いて捨てるには惜しい映画でした。ちなみに原題の「The American」のほうが内容を端的に表していてイイと思いますね。(ラストターゲットはセンス悪すぎ。邦人のセンスのなさにガッカリです) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-09-24 16:58:24)(良:1票) 3.《ネタバレ》 まさかの恋愛映画でしたね。 冒頭、主人公が恋人と思しき女性を射殺するシーンが描かれており、色恋沙汰を排したハードボイルドな作風かと思いながら観賞していただけに、意外な印象を受けました。 作中に映し出される風景は美しく、それらを眺めているだけで癒されましたし、観賞中「大人」の雰囲気に浸る事が出来る映画というのは、決して嫌いではないです。 ただ、上述のように予想以上に恋愛要素が色濃くて、戸惑う面も大きかったですね。 何と言っても、冒頭のプロフェッショナルとしての主人公の姿と、イタリアの町を訪れてからの主人公の姿が、どうにも一致していない印象を受けてしまいました。 途中、ヒロインの事を疑って殺そうとする展開になるも、結局は悩んでいる内に「彼女は無実だった」と気が付くオチになったりして、何だか肩透かし。 じゃあ最初のスピーディーな射殺っぷりは何だったのか、とついつい思ってしまいます。 冒頭の彼女は恋人ではなく、自分が勝手に勘違いしていただけかも知れませんが「何で今回は対応が違うの?」と思ってしまい、最後までその違和感が拭えませんでした。 それだけ彼女の事を愛していたんだろう、と納得さえ出来たら楽しめたと思われるだけに、非常に残念。 せめて、もっと年数を経過させて、冒頭のシーンを遠い過去の出来事として描いてくれたのならば、印象も違ったかも知れません。 主人公が黙々と腕立て伏せを行ったり、銃を組み立てたりする場面などは、とても良かったですね。 クライマックスの、小銃に仕掛けを施しておいた事が分かるシーン。 そして、無事に助かったかと思われた主人公が、実は撃たれていたと分かるシーンなども、衝撃的でした。 熟成された苦味と同時に、どこか煮え切っていない甘味のようなものを残している。 そんな一品だったと思います 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-05-29 18:01:59)(良:1票) 2.う~ん、ひたすらシリアスで、暗く、まじめな創り..この手の作品が大好きだが..あまりにも、限定された情報の中での展開に、後から冷静に振り返ると、いろいろ腑に落ちないところがある..映画として、ストーリー設定が中途半端かな..序盤、秀作の予感がしただけに、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-11 15:14:09) 1.《ネタバレ》 派手さのないハリウッド映画らしからぬ作品。静かで大人な作品と言う印象。それだけに、見る人で評価が分かれそうだ。特に前半は、退屈ではあるが、終盤に向かうにつれて、それなりに見入っていた。主役がジョージ・クルーニーでなければもっといまいちだったかもしれない。しかし、やはりクルーニーには少しでもユーモアのある役の方が似合うと思う。最後に車の中で悔しがるようにしているところが印象的だった。やっぱ、まともなことをしていないとこうなるよな・・・と思いながらにも切なかった。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-06 15:00:56)
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