みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 途中からいかにも舞台劇という内容になってきて映画化する必要があったのか疑問に感じた。 染谷将太はただ一人生き残ってどうするのか?それが気になる。 いかにも石井岳龍監督らしい爆音が炸裂していたが、その影響でセリフの聴き取りづらさが半端ない。 人が死ぬシーンばかりで後半は飽きてきた。 ただ綺麗な方がちらほらと出ていたのは個人的に気になるところ。 女子大生三人組の一人を演じた池永亜美は髪の毛綺麗でスタイルも良く好み。 あと、女医さんに付き合ってくださいと言っていたむさ苦しい男が、その女医さんが死んだ後にキスをしようとして結局しなかったのはご愛嬌(私ならしちゃうけどなぁ!)。 まあこの男がキスをしてしまったらホラー映画というよりヘンタイ映画になっちゃうか。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-01-01 13:19:42) 1.《ネタバレ》 舞台劇のように見えるが実際そうだとのことである。初演が2007年というわりに、マサヒコという男がマッチと呼ばれていたのはかなり古い時代のものに見える。 背景設定について真面目に考えるのは無意味かも知れないが、人々が次々死んでいく状況自体は原発事故を思わせるものがある。しかし死に方は放射線障害のイメージではなく、そもそも元になった戯曲は震災前からあり、映画の撮影も2010年だったようなので関係ないらしい。また劇中の都市伝説の真偽に関してもよくわからなかったが、それより結局、入院患者の期待が実体化した形で終わったのではないかという印象が強い(少し前に見た別映画の「だからみんなも死んでください」のような感じ)。 内容的には序盤の女子3人と三角関係の3人の会話が単純に面白いが、特に三角関係の男はこういうのが近場に本当にいるので他所事とは思えない。この男の人格や風貌が役柄に全くそぐわないのも不条理で、ここはコメディにふさわしい茶番感を出している。ただしそういう流れで見ようとすると、後半はそれほど可笑しいところもないようで退屈になる。 その後半では、死に際して人は何を思うのか、ということが描写されていたらしい。皆さんそれぞれこだわりがあったようだが、生きていること自体に執着するものがいないのはあまりにも軽薄な印象だった。人が死ぬのは当たり前だから今死んでも同じこと、というのは間違っていないにしても、それは現時点で何も背負っているものがなく、かつ今しか見ていない人々の発想である。劇中最も生きることに執着していたのは入院患者だったはずだが、この人物の存在が“生きろ”的なメッセージにつながっていたようでもないのがあくまでとぼけた感じを出していた。 なお登場人物では(女子限定でいえば)、個人的には序盤の女子大生3人(高橋真唯・田島ゆみか・池永亜美)に好意的なのと、掃き溜めに鶴という風情の病院スタッフ(青木英李)が目を引いた。どうせ最後と思えば付き合ってくださいくらいは言ってみたくなるが、断固拒否だったのも最後だからこそのこだわりがあったということか。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-12-22 18:54:25)(良:1票)
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