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少年H

2013年【日】 上映時間:122分
ドラマ戦争もの小説の映画化
[ショウネンエッチ]
新規登録(2013-06-04)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-08-10)


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監督降旗康男
助監督杉山泰一
キャスト水谷豊(男優)妹尾盛夫
伊藤蘭(女優)妹尾敏子
吉岡竜輝(男優)妹尾肇(H)
花田優里音(女優)妹尾好子
早乙女太一(男優)オトコ姉ちゃん
小栗旬(男優)うどん屋の兄ちゃん
佐々木蔵之介(男優)久角教官
原田泰造(男優)田森教官
國村隼(男優)吉村さん
岸部一徳(男優)柴田さん
でんでん(男優)校長
神保悟志(男優)
前野朋哉(男優)爆撃機を見つける青年
濱田岳(男優)看板屋
山谷初男(男優)うどん屋の主人
渡辺宜嗣(男優)
山中崇史(男優)
井上肇(男優)
原作妹尾河童「少年H」(講談社文庫刊)
脚本古沢良太
音楽池頼広
浅梨なおこ(音楽編集)
製作市川南〔製作〕
平城隆司
テレビ朝日(「少年H」製作委員会)
東宝(「少年H」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「少年H」製作委員会)
朝日放送(「少年H」製作委員会)
朝日新聞社(「少年H」製作委員会)
講談社(「少年H」製作委員会)
製作総指揮早河洋
配給東宝
作画橋爪謙始(画コンテ)
美術中澤克巳
尾関龍生(装飾)
編集阿部亙英
録音柿澤潔
柴崎憲治(音響効果)
その他NHK(協力)
東京現像所(協力)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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6.《ネタバレ》 この手の作品にレビューするのが基本苦手です。お涙頂戴ではないのがいいですね。運よく家族全員生き残れたんだけど、もし家族が居なくなっていたらHはどうなっていたんだろう?と気にかかります。数年後とかのエピローグが欲しいかも?あとはご想像にお任せしますなのですが、アホなので想像できないw リアル両親が終戦の時点で2、3才なので、そう遠くはない過去であることをもっと認識しないといけないのかなと思いました。中国の歴史観というと叩かれそうですが、日本人とは大きなギャップがあります、正しいとか間違っているではなく、現実がそうなのであるという事ですね、まああれです中国人の嫁を貰ったんでそういう事を考えたりしてます。 ないとれいんさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-11-20 16:46:53)

5.《ネタバレ》  冒頭、平和な時代にて楽しく絵を描く主人公の姿から始まって、戦中では鬼教官に「絵や音楽は戦争の訳には立たん」と言わせてしまう構成が、実に意地悪で、実に効果的。

 「御国の為に」なんて言っていた近所の大人連中が、戦後は進駐軍に英語で話しかけて媚を売る姿なんかも、非常に嫌らしく描いているのですよね。
 こういった「子供目線による悪役としての大人」を表現するのが、とても上手かったように思えます。
 その一方で、主人公に好意的な大人達には、小栗旬や佐々木蔵之介といった「良い奴」イメージの強い有名所を起用しているのだから、バランスも良く、観ていて安心感がありました。

 主人公の父親が極めて聡明で、寛大で、日本の情勢に対する先見の明まで持ち合わせているのは、ちょっとやり過ぎな気もしましたが、幼い主人公を導く役目、そして当時の情勢に疎い観客に対する「解説役」も兼ねているのだと思えば、何とか納得出来る範疇ですね。
 演じているのが水谷豊というのも、非常にポイントが高い。
 その知的な物言い、柔らかな物腰が、ハイスペックなキャラクターに説得力を与えていたように思えます。

 特に印象深いのが、教室の机に「スパイ」と書かれた事を怒る息子に対し、冷静に、筋道を立てて説得してみせる場面ですね。
 「アンタまで、やな人間になってしまうで」という言葉からは、面倒を避けようとする大人の配慮などではなく、本当に我が子を思いやり「息子には良い人間であって欲しい」と願っているからこその優しさが窺えて、胸に迫るものがありました。
 
 そんな頼れる父との別れ、家族からの自立をクライマックスに配した気持ちは分かるのですが、結果的に「さぁ、これから主人公はどうやって生きて、成長していくのか?」という矢先に、映画が唐突に終わってしまった印象も受けてしまい、そこは残念。
 恐らくは、演じている子役が幼過ぎて、社会人として自活している姿を濃密には描けなかったものと推測しますが、あそこはもうちょっと描写が欲しかったところです。

 家族の中から死者が出ていなかったせいか、あまり陰鬱な展開にはならず、日本の復興を予期させる前向きなハッピーエンドであった事は、とても好み。
 戦争が齎す不幸だけでなく、そこから立ち上がる人間の逞しさ、力強い美しさの片鱗を感じさせてもらいました。 ゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2016-08-17 06:54:46)

4.《ネタバレ》 戦中のキリスト者というものがどうだったのか?をよく知らないので、この親達の言動がどこまで真実なのかが疑問もあるが、子供目線の親の美化と思えば、そんなには気にならないかな。基本的に少年小説なので、大人が見てもあまり面白くはなく、終戦まではよくある話の展開なのだが、終戦後の大人達への様変わりに対する少年の怒りのようなものは中々見応えがあったが、オマケみたいになってしまったのは残念。こちらをメインに描いた方がよかったのでは? 東京50km圏道路地図さん [ビデオ(邦画)] 6点(2014-08-19 10:42:03)(良:1票)

3.《ネタバレ》 実際の戦争について知らないので、なんだかんだ言える立場ではないんですが、爆撃が実際に起こるまでのジワジワと音もなく少しずつ日々近づいてくる危険な現実の、なんとも言えない恐ろしさを感じることができました。「ここまで来るわけないやろ」みたいに言ってた晴天の場面が妙に印象に残ってます。絵葉書見せた友達の気持ちを推し量る父親の弁も印象的でした。少年Hがもし自殺してたら、母親はどう思ったんだろうなとも思いました。子供をあんな気持ちに追い込むまで他人に善意を施すことが本当に善い行いと言えるのか疑問でした。あの辺りはもう少し母とHの葛藤を突っ込んで描くべきだったような気もします。母がタダのお花畑ジコチューにしか見えなくてそこが嫌でした。戦争が終わると教官らが別人になってるバカバカしい状況の寒々した描きも印象的でした。これまでに観た戦争関連映画にはない感覚を味わえました。 僕は正直言って水谷豊の演技って不自然すぎて苦手だったんですが、この映画での演技は変な感じがなくて観やすかったです。少年も自然でした。 だみおさん [DVD(邦画)] 6点(2014-07-12 20:29:28)

2.可もなく不可もなく。道徳的な映画。見て損だとは思わないが、印象薄い。 竜ヶ沢中段さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-06 23:32:22)

1.原作にあったような明らかな事実誤認などは映画ではなくなっており、父親も日常的に外国人と接していれば、このような考えになるのも理解できる範囲です。戦争の狂気は抑え気味に描かれているようにも感じました。妹尾少年は殴られて気の毒でした。 東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 6点(2013-09-11 15:39:25)

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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 5.92点
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100.00% line
200.00% line
314.17% line
414.17% line
5833.33% line
6625.00% line
7520.83% line
8312.50% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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