みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
13.《ネタバレ》 最後のエンディングに尽きる。それまでの本編と呼べる物語のパートは正直どうでも良い。それほど熱心なファンじゃない人間にもグッときます。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-29 20:18:38) 12.《ネタバレ》 これはまず最初に断っておきたいのは、私、6点を点けていますが過去作からずっと見てきたファンにとっては、というエクスキューズがつきます。過去シリーズを観ていない人には4~5点くらいじゃないかな。 初にして最後の海外ロケとのことだが、場所が海外というだけで、各シーンはほぼほぼ全編セルフパロディと言っても過言ではない。この作品とセットのようなTV新作スペシャルの3も合わせて、このシリーズをずっと見てきたファンなら、あのエピのあのシーンだ! と各シークエンスのシチュエーションや撮り方にニヤリとできる。ぶっちゃけ、いまさらこのシリーズに謎解きやストーリーの出来の良さを求めている人なんていないと思うし、作る側もそこは開き直って如何にファンを楽しませるかという小ネタ勝負に賭けている節があり、それが許される稀有な作品でもある。 そして、どこかで観た既視感というかセルフパロディーを楽しんでいると、最後の最後でヤラれてしまう。「ああ、お得意の貞子ネタか」と笑っていると……。ラストで、記憶を失くして初対面と同じマジックを演じる奈緒子を見る上田の表情がイイ。阿部寛って結構上手いなと思ってしまった。 【TERRA】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-12-07 19:02:44)(良:1票) 11.《ネタバレ》 劇場版にサブタイトルがつくようになってわずか2作目での完結編となってしまった。冒頭に一か月前に呪いをかけられ死を宣告された男(石丸謙二郎)が出てきたり、舞台となる異国の元首が菅井きんだったりと、連ドラファーストシリーズ第一話の「母之泉」を思わせる部分があって、最後にして原点回帰を目指しているようにも思う。印象としてはこれまでと変わらず山田(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)のとぼけたやりとりや村上ショージを使った薄ら寒いギャグなどこのシリーズらしさは健在。(深夜枠時代のような雰囲気はもはやないが、シリーズが長く続くと作風の変化は致し方ない。)今回は最初で最後の海外ロケに出ていて、それがこのシリーズには少々不似合いのような気もするのだが、長年の関係者の慰労も兼ねてたんだろうなぁ。仲間由紀恵と朝ドラ「花子とアン」で夫婦を演じていた吉田鋼太郎が出演しているが、もし朝ドラ放送後の公開だったらこのシリーズのことだからそれに関するネタを絶対にやっていただろうなぁ。でも、そういういつもと変わらない軽い気持ちで見ていたからこそ山田が呪術師ボノイズンミ(水原希子)の代わりに自らを犠牲にして村を救うことになるあたりから突然目が離せなくなった。ここは本当に今までのシリーズを見ているとこみ上げてくるものがあり、山田を必死に説得する上田に感情移入しないはずがない。そして、事件が終わった最後の10分ほどこそが本作最大の見どころで、とくに主題歌の「月光」(やっぱりこの「トリック」という作品の主題歌は鬼束ちひろでないとしっくりこない。)のバックにしたこれまでのダイジェストを見て、シリーズが終わることを実感し、さびしい気持ちになったし、その後のいちばん最後のシーンで上田の前に現れた山田が「母之泉」で上田の前で初めて披露したコインと封筒を使ったマジックを始めるところで思わず泣きそうになってしまった。堤幸彦監督の作品では「ケイゾク」でも「SPEC」でも男女バディのコミカルなやりとりが面白いのだが、やはり「トリック」はそこがいちばん安心して見られる。今まで見続けてこれたのはそのためかもしれない。これでこのシリーズも見終わってしまったわけだが、実際、堤監督のバディものシリーズを最後まで見てこれほど名残惜しさを感じるのは初めて。それほどこの山田と上田というコンビがずっと見ていくうちにいつの間にか親近感がわいて好きだったんだろうなあと思えてくる。(あまり「ファン」という意識なく見ていたつもりなんだけども。)リアルタイムでずっと見ていたわけではないのだが、それでも最後まで見続けて良かった。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-11-18 18:21:01)(良:1票) 10.《ネタバレ》 TVシリーズも回を重ねるごとに面白くなくなってきたし、劇場版はさらに身内受けしてるだけじゃないのと思われるネタが増えてきて、観ているこっちはどっちらけ。セリフも聞き取りづらいし。今回もまたまたその繰り返しで、ネタも寒い。。。 しかし、最後に記憶をなくした山田が上田教授の前に現れて・・・。このラストですべてが許された。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-09-17 19:40:22) 9.思えば10数年前、TVの深夜枠でひっそりとスタートしたトリック。 これほど10年以上に渡り何度もシリーズ化され何度も映画化されることになるとは当時の関係者も思わなかったでしょう。 開始当初からの「トリック」の味でもあったすべり芸にも似た微妙に寒いギャグやパロディ。 僕は村上ショージに代表されるような寒いすべり芸が大好きでして、 いくらシリーズがヒットしようともこの作品の空気を徹底して変えなかったのが嬉しかった。 そしてこのラストステージに、その村上ショージ師匠を登場さるあたりには 本シリーズのうすら寒い笑いへの変わらない愛のようなものを感じました。 さて、本作のお話の方にはもはや新鮮味は何もありません。 まあ、こんなものかと思って見ていたら、最後の最後にやられましたね。 TV版、劇場版を通して上田がここまで素の自分を見せたことは無かったのではないでしょうか。 もうこのシリーズの新作は見れないのかなと思うと淋しさもあるけど、 「うん、きっとこれでいいんだよな」と思わされるラストの2人の姿でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-01-17 19:40:42) 8.《ネタバレ》 見どころはラストの10分に尽きます。南の島の2時間弱はどーでもいい感じ。輪廻転生の世界ですね。初期の面白かったころの「トリック」を思い出しました。ただし、当時から十数年を経て、もう年齢的に物語をリスタートすることは難しいでしょう。そう考えるとちょっと哀しいものがあります。まるで三好達治の「いにしへの日は」のよう。曰く「はるののにあそぶあそびをふたたびはせず」。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-02-07 15:44:28) 7.《ネタバレ》 どなたかも書いておられましたが、たしかにトリックファンのための映画ですね。エンディングに流れる過去映像を観ていて(やっぱり鬼束さんの「月光」が一番しっくりきます)、テレビ版第一シリーズの頃の仲間さんは、まだ少し少女の面影を残していて驚くほど美しかったのを思い出しました。ところで、里美さんが上田のもとを訪ねたのは、あのラストの前フリなのでしょうかね。そうなると「奈緒子のことよろしくお願いします」という台詞の意味がわかります。何にしても第一シリーズから観続けてきたファンとしては、映画のストーリーなんぞは是非に及ばず、ラストのループ(上田への奈緒子の感情のこもらない眼差しから思うに記憶を無くしたままなのだろうけど)にうるっときてしまいました。ただし、ループといっても14年前と同じではありません。上田は奈緒子が自らの命に代えて上田を守ろうとしたことを知っています。だからこそ上田は金も見栄もプライドもかなぐり捨てて一目でいい奈緒子に会いたいとあのような催しをしたはずです。そして、ラストの愛情に満ちた上田の表情は、ここから二人に何か新しいことが始まるのを予感させるのに十分です。それだけで6点。 【kainy】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-01-26 00:01:33) 6.《ネタバレ》 いつもと同じような出来です。今回もまだ続編が作ろうと思えば作れるエンディングでした。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-09-09 20:51:26) 5.《ネタバレ》 直前にやっていたテレビ版であんまりにも面白かったのでついつい鑑賞しました。トリックの映画はシリーズ第2作を観ただけです。あっちこっちにちりばめられた小ネタが最高っすね。ついつい笑ってしまいました。でも綺麗にまとめようとするあまり、暴走感がなくテレビ版のほうが面白いんじゃね?っと思ってしまいました。こりゃテレビ版のDVD買わねばなー。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-02-09 04:26:05) 4.《ネタバレ》 微妙な後味ではあったけど、楽しかった。 続編が無いわけないでしょ、というラストに見えてしかたないのだが、どうなんでしょ? 【こんさん99】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-01-26 00:06:15) 3.《ネタバレ》 展開は見ているうちになんとなく読めたのだが、そこかしこに散りばめられたネタがいちいち面白かった。地球のしばきかた、とか、、、。でも、小ネタがなければ実は結構なシリアスさがあると思う。 あと、地名のネーミングがなんとなくクレヨンしんちゃんぽかったような、、、。 【lalala】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-01-18 00:59:28) 2.TV第一シリーズからリアルタイムで見てきたファンとしてはトリックが終わるということに感慨深いものを感じてしまう。ファンの方々ならわかっていただけると思うが、トリックは劇場版よりTVシリーズ(長編SP含む)のほうが断然面白い。良い意味で遊んでるのだ。例えば長編SPの第2作・第3作は市川崑の金田一耕助シリーズのパロディ(決してパクリではない)となっていて、市川崑ファンもニヤリと楽しめる作りとなっている。それに対して劇場版は、いい話・泣ける話にしようとしすぎるきらいがあり、それがトリックの面白さをやや殺してしまっているのだ。まあ、そんな傾向も含めてトリックということか。13年半もの長きに渡る歴史に感謝して7点を付けたいところだが、やはり6点くらいがトリックらしくていいかな。 ところで、このサイトではこの映画、「2013年の作品」って事になってるけど、これは製作年なんですかね?自分としては邦画は公開年をとって「2014年の作品」とした方がいいと思うんですけど・・・ 【MASS】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-01-15 18:13:49) 1.《ネタバレ》 終わってしまった。小ネタ満載でついつい笑ってしまう。ストーリーはドラマと違って薄い内容だったけどそれでも面白い。ただ上田の活躍が少なかったのが残念。最後に月光が流れてきた時はさすがに寂しくなってきたけど、やっぱり終わってほしくない!本当に終わらせるなら笑いで終わってほしかった。でも石原もまた観れたからまぁいっか。ありがとう、また会える日を信じて! 【ぷるとっぷ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-01-12 22:29:37)
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