みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 ボディメイクに見る役者魂に拍手。 余命30日宣告受けてから7年間生きた日々。 最初は自分の為、後々、同じく苦しむ者達の為。 レイヨンが男装して父と向かうシーンに泣かされました。 他に印象深いシーンが無く、物足りなかった演出が残念。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-10-20 11:31:56) 5.流石にアカデミー賞を取った二人の男優の熱演が伝わってきます。 ストーリー展開も面白いし、メッセージ性も強いです。 ただ、その辺に力を入れすぎているせいか、もう一度見たいと思わせる何かが足りない気がします。 名作かもしれないけど、傑作ではないかなと。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-19 22:30:57) 4.《ネタバレ》 実話とは知らずに鑑賞。 エイズが判明。余命30日。エイズ治療薬AZT。まだ臨床実験の段階で処方されず。違法に手に入れるも、薬は効かず病状は悪化。ワラにもすがる思いでメキシコの医師を訪問。免疫機能を向上させる毒性の低い薬。ただし未承認。ウイルス除去はできずとも、病状は緩和。病気を治すのではなく、病気と共に生きていくことを決意。自分を助けてくれた薬の販売を企画。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』設立。ロン・ウッドリーフが仕入れてくる未承認の薬を求めて集まる人々。黙っていない国家権力と製薬会社。捜査のメスが入り、摘発・・・。 という膨大なストーリーを2時間に凝縮した本作。更には医師との恋愛、患者仲間でもありビジネスパートナーでもある友人との友情、死別までも盛り込んだ内容。 当然後半になるにつれストーリー展開は駆け足になり、説明不足な部分は出てきます。 実話だから仕方ないのですが、本当に人の命を助けてくれる薬が、FDAと製薬会社の癒着により、臨床実験すらされず、人の命が軽んじられる現実が腹立たしい。しかもその事実を隠し、自分たちは正義だと謳っている病院と製薬会社はタチの悪さを通り越して存在そのものが非人道的。もちろん、この映画で述べられていることを鵜呑みにしたらの話ですが。 勉強になる映画ではありますが、個人的には鑑賞後の後味があまりよろしくないので、好きなタイプの映画ではありません。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-21 14:39:15)(良:1票) 3.予備知識なしでみてたから主人公がマシューマコノヒーって最後まで気づかなかった。 それだけの変貌だった。これが役作りのプロフェッショナルでしょう。 HIVの映画はたくさん観てきなけどやっぱり慣れないね、飯を食いながら観れるものではない。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-22 12:40:50)(良:1票) 2.《ネタバレ》 マシューの激ヤセっぷりにビックリ。。。いくら役の上の事でもね~大変だったろうね~~よく頑張ったよホント。ある意味賞受賞も納得の一本なんだけど、ちょいとワタシ的にはキツイ内容でした(レビュー数が少ないのもなんとな~く分かる気がする)。いやー役者さんってすごいな~ホント感心致しましたハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-05 18:34:29) 1.《ネタバレ》 ガリガリに痩せたマシュー・マコノヒーの姿を見た時にはお涙頂戴の難病ものかと思ったのですが、実際には多層構造のよくできた物語でした。もちろん映画の中心にあるのは難病だし、主人公がいつ死ぬか分からないという危なっかしさがドラマ性を高めているのですが、それだけに寄りかかっていない脚本・演出の姿勢は大いに評価できます。これは、ゲイを差別していた主人公が差別される側へ回るという逆転の物語であり、脱法手段で金を稼ぐ主人公の成り上がり物語であり、アウトローが巨大な権力と戦う物語でもある。そして、叶わぬ恋に生きる者の物語でもあります。愛する人と一緒にいられる幸福感と、その人は永遠に自分には振り向いてくれないという絶望感を同時に味わいながら生きるレイヨンがかわいそうで。命を縮めるとわかっていても麻薬依存から抜け出せないことに彼の苦悩が表れているのですが、それでも表面上は常に明るく振舞っていることとのギャップで泣かされます。。。 ただし、本作にはアメリカ映画の悪い点もドバっと出ています。それは、過度の単純化。作品内の対立構造をわかりやすくするために、既存の治療薬AZTをまるで毒のように扱い、これを販売する製薬会社は金目的で副作用を隠蔽し、これに認可を与えた役所は製薬会社から賄賂を受け取っているという、何とも酷い描写が続きます。ただし、事実は映画ほど単純ではありません。80年代にはエイズは社会問題であり、この難病によって人類が滅ぼされるのではないかという不安すらありました。そんな中、HIVウィルスを殺せるAZTは世界中から受け入れられていたし、当時から副作用の存在も知られていました。もちろん、薬の認可スピードが遅いというお役所体質は問題だったし、ロンのような活動家がこれに風穴を空け、受けたい治療を受ける権利の獲得に貢献したことは大きな功績ですが、それにしても本作の描き方はあまりに一面的すぎるように感じました。。。 薬や治療の認可とは難しいものです。患者側に多様な選択肢があることは一見すると良いことに思えますが、それは素人である患者が、自分の責任で治療法を判断せねばならないということでもあります。そんな中で、学術的な裏付けのとれていない治療法が溢れかえれば、適切な治療を受ければ助かっていた命が失われる危険があります。本作は過度の単純化によって、そうした社会的な切り口を失っている点が残念でした。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-10-04 01:54:40)(良:3票)
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