みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 男優たちが何気に豪華な顔ぶれでして、なかでもジェレミー・アイアンズのうまさが際立ってる。 結局物語が3つあるんですけれど、作家のクレイに絡むダニエラのいる意味があんまりよくわからないんですよね。 どの物語にも重要な役割の女がいまして、でもダニエラだけはなんか邪魔くさく感じてしまいます。 クレイ、ローリー、老人の若い時、この3人の雰囲気というか見た目とかタイプが似ていまして、どっちもクレイなのか? 彼には誰にも語っていない過去があるのか?盗作した、されたことがあるとか? ラストのアップの表情や言葉の端々からなんとなくそう感じる、ベストセラー作家の裏側? 作家という方々は激しいというか変わり者というか、どこかしら危うさのあるイメージがあります。 なんとなくミステリアスな雰囲気もあり、そしてロケーションが良く全体的に洗練されていて上品です。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-02-26 15:22:25) 2.メインのストーリーはよくまとまっているけど、ここまで何層にもなる展開にする必要があったのかなあ。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-21 18:15:00) 1.《ネタバレ》 とある中堅作家が新作の発表に合わせて、自作を語る朗読会を開く。その内容とは――。主人公は作家志望の貧しい若者ローリー、ひたすら書いては出版社へと原稿を送るものの無下に断られる鬱屈した日々を過ごしていた。そんなおり、彼は偶然手に入れた鞄の中から、古びた小説の原稿を発見する。「これは傑作だ…」一読してそう確信したローリーは無我夢中で、それを一言一句漏らさずパソコンへと書き写し、駄目だと分かっていながら、長年自分を支えてくれた愛する妻を助けたい、何より自分のことを世間に認めてもらいたいと、それを編集者に読んでもらい出版へとこぎつけることに。本当の作者がどんな想いでこの小説を書いたかも、自分の才能を信じてついてきてくれた妻の信頼をどれほど裏切ることになるかも知らずに…。自作を語る中堅作家の物語と、彼の新作小説の内容として語られるそんなローリーの物語と、自作を盗用された年老いた男の過去の哀しい恋物語が、複雑なメタ構造で絡み合う哀切な人間ドラマ。そんな複雑な構造の作品なのに、極めて分かりやすいストーリーテリングのおかげで最後までストレスなく観ることが出来て、そこは素直に良かったです。それぞれの恋物語も実力派の役者陣の熱演(ブラッドリー・クーパーの目力は凄い!)のおかげでなかなか楽しめました。ただ、その作風に監督が溺れてしまい、どうしてこんなメタ構造で作品を描かねばならなかったのか、その意義を最後まで見出せなかったことが少し残念でしたね。特に曖昧でよく分からないこのラストは、かなり投げっ放し感が強くて大きくマイナスポイント。それでも、そんなラスト以外は、しっかりと創り込まれた人間ドラマとしてけっこう見応えありました。取り敢えず、もしかしたら大作家になれたかも知れないあのおじいちゃんの人生は本当に哀しいですね。うん、やっぱり盗作しちゃ駄目。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-05 00:39:52)
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