みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
13.《ネタバレ》 イカすオープニング曲から入る本作は墜落パニックかとずっと思っていたのですがなんとグランドホテル方式の群像劇でした。 というかここから有象無象渦巻く跳梁跋扈のエアポートシリーズ(本家は四作のみ)が始まったんですね。 様々な人間の感情と思惑が交錯する70年代大空港の一大事はモダンなカットインたっぷりのライトな雰囲気。 策士すぎる無賃乗車おばあちゃん(この人金は持っていて楽しんでやってるタイプだ)との攻防や、妊娠してしまった彼女に対して今後を悩むパイロットなど…ここまではとても軽い雰囲気であったが、なにせ一つのミスが大惨事を招くのが映画内での空港と飛行機の運命。 ここでなにか事故が起きて…と思ったら非常に気の毒な夫妻の登場。 爆弾魔の妻思いは良いのですが多くの人を巻き込む流れはなんとも微妙な気分にさせられます。最後取り残され降りてきた乗客に謝罪してしまう奥さんが非常に痛ましい。気の毒すぎる。 しかし爆弾があると推理するシーンもなかなか一人の税関員の直感から導かれているのがプロの仕事というか超能力じみていてあまり説得力がないのがちょっと残念。 仕事に熱心すぎて家族を放り投げてしまった空港長はそのまま仕事と嫁を放り投げる最後がなんともかんとも。 あと被害に遭った乗務員のお姉さんと赤ちゃんがどうなってしまったのかも気になります。 一人一人のストーリーを紐解くとそこまでの話はないのですが、劇中の人々の絡まり合いがとてもバランス良く出来ておりいろんな化学反応を出しており、グランドホテル方式の映画としてはかなり成功しているものと感じられます。 【えすえふ】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-04-11 14:38:44)(良:1票) 12. パニック映画の原型という要素はあるもののパニック映画に非ず。今風の派手な爆発に頼らないところは拍子抜けですらあるが、主眼は「グランド・ホテル」形式の“人生の縮図”であり、空港に交差する各人各様の人生模様が描かれる。不倫が絡むのは安易な感じだが。 画面分割はカットの切り替えより刻一刻と進行する危機の動きが分かりやすく、緊迫感の醸成という点でもこの手法は成功。 神父は騒ぐ乗客に対しグッジョブ。老女エイダの無賃搭乗は出来過ぎの感ありで、ちょっと弱点。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-03 19:34:53)(良:1票) 11.《ネタバレ》 あくまで飛行場の裏表の人間模様を描いた映画であって、爆弾犯の部分はオマケと思って観れば、ちょっと得した気分になるかも知れません。でもそう思わずに観たら、だいぶ損した気分になるでしょう。 ラスト、何とか雪の空港に無事着陸して九死に一生を得たのに、みなフツーにブリッジを渡って飛行機を降りてくるのがどうも緊張感無くって、ウソでも何でもいいからとりあえず非常口から脱出してくれないと、映画としてサマにならんよなあ、と。 でも飛行場でのロケ撮影に、本物らしきジェット旅客機を使った撮影、そして降り募る雪。印象的なシーンも多く、さらにはあの、最強のバアサン。実はこの人が、全編を通じた最高の見どころかも。 画面分割の多用もそれなりに面白くって、ジョージ・ケネディのラブシーンが装入されるのには、ついつい笑ってしまいます、すみません。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-07-30 09:34:07)(良:1票) 10.《ネタバレ》 近年のパニックものと比べると随分違いが目に付きました。 肝心の、”爆弾魔が乗っている!”と明らかになるクライマックスたるべき機内の緊迫感がいまいちです。ここが「うわあーっ」と盛り上がらないので、観てるこっちは拍子抜けです。 その分(?)、人物らの背景描写がワタシの観てきたパニックムービーの中ではダントツに丹念でありました。事故メインというより、人間ドラマに軸足を置いているようで、むしろ新鮮に感じたりします。 爆弾犯人夫婦の物哀しさや、詐欺ばあちゃんのコミカルさが差し色以上の効果を上げています。あ、機内でネガティブな言ばかりをわめいていた乗客をぶん殴った牧師さんにも笑わしてもらいました。 あとJ・ビセットは不朽の美人女優ぶりでしたねえ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-29 15:45:18) 9.人間ドラマを中心に描いたパニックもの。 作りは「タワーリング・インフェルノ」とほぼ同じだが、本作は事件が起こるまでに一時間以上。 今の若い人たちが観たらテンポが遅くて、前半は退屈と感じるかも。 パニックものとして見ても、「タワーリング・インフェルノ」よりは、スケールがひと回り、 ふた回り小さく、終盤ももうひと捻り欲しかったところ。 それでも登場人物が多いにも拘らず、個々のキャラがしっかりと描かれていて、 人間ドラマとしての見応えは十分にあり。個人的には楽しく鑑賞させてもらった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-29 13:46:45) 8.《ネタバレ》 パニック映画というほどパニックしていないんだけど、後のパニック映画ブームの源流的な位置づけの作品だと思っています。吹雪の空港に起こった事態に対して警鐘を鳴らすような内容ではなく、そこで働く人たちの仕事と人間関係と人間性がテーマになっている。そうなると不倫や離婚や妊娠といったゴシップ要素も絡んで来る訳だけど、ジメジメした後味を残さないのがこの作品の良いところ。主人公の離婚や爆弾男の自殺などを、心情に沈潜せずにサラッと流し、タダ乗り婆さんや保安担当のジョージ・ケネディの個性なども同じ深度で描写する。人の営みを普遍的に描いた作品という印象で、堂々としています。久しぶりの鑑賞だったけど、ジャクリーン・ビセットはやっぱり麗しい。彼女を不倫妊娠させたディーン・マーチンが憎らしかったです。ヤキモチです。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-04-16 23:15:20)(笑:1票) 7.面白かったけど・・・もう一押し欲しかったです。パニック物としてタワーリングインフェルノやポセイドンアドベンチャーなどと比べると、悲劇性や悲壮感があまり感じられないのが物足りない所。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-05 22:52:00) 6.《ネタバレ》 一つ一つの話はある程度の面白さがあるものの、群集劇にしてはまとまりに欠け、テンポもそれほど良くなかった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-08 23:33:08) 5.飛行機でのパニック映画としては物足りないけど、まあまあ楽しめた。リマスターなのもあるけど古い映画の割に映像が良かったし、前半の多くのストーリーが1つにつながったりというのも面白かった 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-07 23:04:19) 4.《ネタバレ》 空港の裏側、人間模様が面白かったです。パニック映画で括ってしまうと物足りなさは否めませんが、1970年に作られたなら納得もします。ジャクリーン・ビセットの若い時が見れるのがお得(゚▽゚=) 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-16 21:59:51) 3.上空での爆弾騒動と空港関係者の人間関係が一緒に描かれ、単純なパニックではなくちゃんとドラマになっている。けれど飛行機内での爆弾爆発前後のところは割とあっさり・短かったのが期待に外れていた。家出した長女、スチュワーデスに夫をとられた妹、空港の騒音問題…などの顛末をもう少し見たかった気がする。「大空港のラブ・テーマ」は良。 【プミポン】さん 6点(2004-03-31 23:09:27) 2.昨今のパニック映画に比べると、お上品な映画ですね。 【東京50km圏道路地図】さん 6点(2004-01-09 01:44:46) 1.航空パニック映画というよりも群像劇という印象がある。いろいろなタイプの人間がひとつの限られた場所で繰り広げるドラマは社会の縮図のようで面白いものだ。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-06-03 23:37:26)(良:1票)
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