みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 病院に駆けつけたシークエンスに顕著な、「ただの医師や看護師とのやりとり」にじっくり時間をかける丁寧さ、そして「間」を恐れない迷いのなさ。ここだけで名作の予感が漂ってきます。中盤では秘められた過去が明かされてステージがせり上がり、終盤の元妻との再会シーンも感動十分。と、この辺だけ見てれば凄い感動作なんだけど、どうもラストに向けて萎んでしまう印象が漂っているのは、これだけのドラマの重みの解決として、ボストンに帰ります、というだけなのが何とも浅いから。それと、パトリック役の人はやっぱり演技があまり上手くないと思うし、逆にミシェル・ウィリアムズの出番はもう少し欲しかったと思うぞ。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-05-25 01:42:10) 2.《ネタバレ》 主人公・リーが人を拒絶しながら生きている現在パートと、快活な性格で友人も多かった過去パートが交互に映し出され、リーを変貌させたものは一体何だったのかというミステリーが提示される序盤の引きはかなり強く、また2つの時制の物語が両方よくできていることから、前半はかなり集中して見ることができました。 しかし、ミステリーの正体が明かされ、時制も一本化される後半は間延びしており、実際の上映時間以上に体感時間を長く感じました。リーとパトリックの関係性がこのパートのメインであるものの、両者にさほど変化がないまま似たようなイベントが何度か起こるだけなので、とても単調なのです。 ただし、ラストは意義深く感じました。リーが心を開いて終わりかと思いきや、パトリックのことは好きだしなるべく要望には沿ってあげたいけど、それでも過去が重すぎてマンチェスターでの生活は無理だわと言って去って行くのですが、人間の感情はそう簡単に折り合えるほど単純なものではないというある意味での真理を突いたオチとなっています。 あと本作で失敗だったのは、配信が字幕版のみだったので字幕での鑑賞になってしまったことで、会話はリアリティを重視してか、ある人物が話し終わらない時点で他の人が話し始めたり、複数の人物が同時に話していることもあったりと、字幕の情報量が原語の情報量をまったくカバーできておらず、吹替版を選択できるメディアで見ればよかったと後悔しました。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-03-24 02:17:59) 1.《ネタバレ》 悲劇を経験して、陰気になってしまった男。 これがまたアメリカ人らしくない。 というか今までアメリカ映画が描いてこなかった陰気な男だ。 北欧的というか・・ この男の子のこれからも心配だ。 16歳の男の子を置いて、他の男と結婚してしまう母親って・・ 後見人がいるから、これもアリなのかな? アメリカ映画らしくない、アメリカの地方の人間模様。 こういう人たちの方が多数なんだろうね。 どこの国もよくある映画みたいな世界はないんだろうね。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-01-22 10:58:24)
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