みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 スタンドバイミーをグーニーズで味付けしたような“少年少女のひと夏の冒険もの”としてよく出来ている。 いじめられっ子達が何となく集まって、それはそれで楽しそうに夏休みを過ごす。下水道に入っていくのも冒険だけど、薬局から万引するのも冒険だ。湖の場面は特に良かった。あの高さから飛び込む勇気ないわ…目の前に下着姿の女の子が寝てたら、見るよなぁ。少年少女の夏だなぁ。 いじめっ子がナイフで傷付けるのは、ちょっとシャレにならないレベルだけど、そのやり過ぎ感があったために、マイクを助けるのにみんなで石で撃退する時はカタルシスがあった。 いきなりジョージーの腕を食い千切るとか、マイクの観る火事で扉が開かない悪夢とか、うわっ…て思えて期待感が高まった。 ペニーワイズやその他の怪現象は、凄いんだけど、怖いかと言われると…美麗なCGのせいかもしれないけど、生っぽさと言うか、自分もその場に居る。怖い。逃げたい!というライブ感が感じられなかった。 何というか、少年達に起きた怪奇現象を、安全な場所で、モニター越しに観ている感じが付きまとってしまった。つまり映画に入り込めなかったのか。歪んだ人物画が動いたら怖いだろうなって思うけど、CG映像で見ると怖さ半減。ペニーワイズが巨大化したり、大口を開けるシーンなど、映画に入り込めていたら、目を背けたくなるシーンだと思うけど、むしろ『へぇ~、口の奥の方こうなってるんだ…』みたく、恐怖の体験者ではなく視聴者(≒安全にじっくり観察する立場)に引き戻される。映画館の大画面で観ていたら違ったかもしれないけど… ビルとベンの間で揺れ動くベバリー。リッチーの下ネタジョーク。エディとママの関係。こっちのドラマパートを延々と観ていたかった。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-07-17 11:14:01) 7.地上波での放送なので大分カットされている場面が多いみたいだけど、ホラー映画としてみたら全く怖くない。 特に肝心のペニーワイズが特撮に出てくる怪人みたいで、怖くもなんともなかった。 ただ、青春冒険ものとしてこの映画を観るとしたら、なかなか面白かった。 【miso】さん [地上波(吹替)] 6点(2019-11-08 23:51:16) 6.《ネタバレ》 27年ごとに〝それ〟はやってくる。下水道の暗い闇の底から子供たちを狙って――。デリーの街で多発する子供の失踪事件、その陰に暗躍する〝それ〟の存在に気付いた7人の子供たちは、それぞれの家庭に問題を抱えながらも立ち向かおうとする。絆というたった一つの武器だけを頼りに…。スティーブン・キングの分厚い文庫本全四冊を読んだのはもう二十年以上前、その余りの面白さに夢中になり、最後まで一気呵成に読んだのを鮮明に覚えています。なので今回懐かしさを覚えながら鑑賞してみました。「あぁこのデブの男の子が女の子に贈るのは詩じゃなくて俳句だったよなぁ」「大人パートで、このユダヤ人の男が最初に〇〇しちゃうんだよな」「懐かしいーー!」なんて、終始ニヤニヤしながら観てました。原作では大人パートと子供パートが交互に展開されるのですが、それを子供パートだけにバッサリ絞ったのは正解だったんじゃないかな。確かに全体的に脚本がふわふわしすぎてて話に纏まりがないのが残念でしたが、ぼちぼち及第点だったんじゃないでしょうか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-12-23 22:04:23) 5.《ネタバレ》 自転車で冒険に行く、というのは、なぜかワクワクしてしまう。 子どもと自転車って、本当に不思議な組み合わせだ。 あの時代をもう二度と取り戻せない、若干の羨ましさを感じつつ鑑賞。 ただ、のっけからちょっと引き気味に観ることになってしまったのは残念。 腕は噛み切っても切らなくても、ストーリーに影響してこない。なら、やっぱり見たくなかったかな。 【roadster316】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-09-01 02:16:59) 4.古い方のITはスタンドバイミーっぽい雰囲気で当時かなり好きな作品でした。今作はやや肝試し大会のようなノリで過去作と比べると少し雰囲気が物足りないかなと感じました。途中出てくる伊藤潤二っぽいモンスターなど好みの部分はありましたが、やたら画面が暗すぎてよくわからない場面が多かったのが残念。チャプター1となってましたが、後編はやらんでもいいかな。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-08-26 11:58:41) 3.《ネタバレ》 原作未読。少年少女が大人になるための「通過儀礼」をホラー風味で映像化するとこんな感じなのかな。容赦ないイジメにどうしようもない親たちなど、子どもたちが生きるにはあまりに苛酷な現実世界。結局、子どもたちを襲う恐怖はこの苛酷な現実を増幅させたものであり、それに負けずに立ち向かえ、というメッセージも明確。でも戦うのは1人じゃない。友だちがいるから戦える。「負け犬」たちが自らあの井戸の屋敷に向かうシーンは感動的だ。そして、最後、主人公のビルが直面するのは「弟の死」という最も身近で苛酷な現実。これをみんなで共に乗り越えようとするラストは本当に感動的でした。ジュブナイルのお手本のようなお話。ただ、残念なのは、残酷描写をがんばってしまったせいか(・・といっても冒頭の子ども腕のシーン以外はそこまででもなかったような気がするけど)、肝心の子どもたちが見ることが難しいレイティングになってしまったこと。それから、恐怖を煽るペニーワイズの手法が、最初はバリエーションもあって楽しかったけど、後半はやや飽きてきてしまったこと。本当にビバリーの心をつかんだのはデブっちょのほうだったのに、なんか結局ビルとくっついちゃうところ。あと、あの牙がぶわーって出てくるやつ。原作もそうなのかもしれないけど、ああいうわかりやすい怪物感ではなく、もっと心理戦で来てほしかったかなあ、そのほうが本作の少年少女の成長譚にはあってたのではないかなあ、などと思いました。いろいろ突っ込むところはあるけど、さわやかなホラーというちょっと不思議な作風も含めて、好きな映画でした。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-16 14:29:42) 2.《ネタバレ》 子供たちの冒険・友情物語にホラーテイストが加味されたものかと思いきや、予想外にグロいし暗い。冒頭からあんなかわいい子供が腕切断されて殺されるとは思わなかった。代理ミュンヒハウゼン症候群や、子への性的虐待をしていると思しき親。いじめっ子たちもいじめというレベルを超えて、少年の腹をナイフで切ったり、猫を射殺しようとしたり、警察が動くべきレベルだ。ピエロも、こんな善良な主人公たちを狙わず、いじめっ子たちを始末すればいいのに(一人は始末されたが)。小学生くらいの少年たちの中に高校生くらいの女の子が仲間入りするのは不思議。あれ同じくらいの年齢設定なのかな? 終盤は主人公たちが力を合わせて敵を倒すというアクションムービーになる。27年ごとにやつが暴れまわるとか、狙われるのは子供ばかりとか設定はよくわからない。最終的にデブはやっぱり恋が叶えられないのは寂しい。全体に、田舎の町や自然の風景がとてもきれい。自転車の停め方が全員雑過ぎ。誓いのためにガラスで手を切ったりすると破傷風になるぞ。 【エンボ】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-12-01 00:01:34) 1.今なら言える。この映画を完結ものだと思い込み、劇場公開初日に観に行って、最後の最後、終わった~♪と思いきや突然“第1章“の文字出現の衝撃!全く続編ものであるという素振りを一切見せない予告編に騙された~、ってこの手の手法に引っ掛かるの何回目?という感じだった。 さて、それから時は過ぎ明日やっと続きが公開されるというタイミングでDVDで再鑑賞しておきました。正直、初見時はホラーを期待し過ぎてしまった為全く怖くなくてガッカリしたのだが、改めて見直すと、これは少年少女のジュブナイルものという向きが強く、不良達やクズな大人やピエロと戦って勝つ事で乗り越え、成長していく物語なんだなと改めて感じた。「スタンド・バイ・ミー」にも通じるテーマ性があると思うので、単に怖がりたいという人にはあまり向いていないのではないかと思う。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-11-03 20:08:31)
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