みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
2. 悪い奴らを揃え、ユーモラスな展開の中にも風刺と人生訓を盛り込んだ娯楽作。 人間、とんとん拍子でうまくいくと思えば最後に落とし穴があったり、不満だらけの人生でも思わぬツキを呼ぶことがあったり、ラストの展開は意外性があり記憶に残る。 名匠と名優が組んで作った凡作とは思わない。むしろ肩の力を抜き、余裕をもって作った一品という印象。遠い日の少年が感じたその思いは今も変わらない。 丸メガネのカーク・ダグラスが印象的。断末魔のつぶやきは味わい深い………………訃報に接し合掌。 【風小僧】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 15:54:42) 1.《ネタバレ》 砂漠の真ん中にある監獄に集められた、この上もなく薄汚いオッサンたちが、邦題が「大脱獄」ってんだから脱獄するんでしょうが、待てど暮らせど一向に脱獄しない、まあ、そんな映画です。 主人公のカーク・ダグラスが、ここではマッチョなイメージではなく、メガネをかけて飄々としたキャラクターで、それなりにいい味は出してるんですけれども。でも薄汚いオッサンのひとりには、違いない。加えて、ムダにオバチャンのヌードが出てきたりするもんだから、画ヅラの冴えないこと冴えないこと。監獄もボロボロで、ここまでくるとかえって、およそ脱獄する気も起こらんわな。まあ一応、厳重に見張っているらしいんだけど。 で、終盤、ようやくというか唐突にというか、脱獄する・・・というかもうワケの分からん大騒ぎとなって、この辺まで来ると、この映画、マトモに物語を追いかけてはいけなくって、もしかすると一種の寓話か何かなんだろうか、と思えてくる。音楽は底抜けに明るくってコメディタッチ、だけどやたら人が死にまくり、これはきっと何かの喩え話みたいなもんなんだろう、と思うんだけど、そう思うとさらに意味がわからなくなってくる。 単なるハチャメチャなオハナシで、それ以上でも以下でもないのかも知れませぬ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-17 21:04:12)
【点数情報】
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