みんなのシネマレビュー

ハケンアニメ!

2022年【日】 上映時間:129分
ドラマアニメ小説の映画化
[ハケンアニメ]
新規登録(2022-03-16)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
公開開始日(2022-05-20)


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監督吉野耕平
谷東(「サウンドバック 奏の石」)
大塚隆史(「運命戦線リデルライト」)
東映アニメーション(実写本編監修)
演出大塚隆史(「運命戦線リデルライト」)
キャスト吉岡里帆(女優)斎藤瞳
中村倫也(男優)王子千晴
柄本佑(男優)行城理
尾野真千子(女優)有科香屋子
工藤阿須加(男優)宗森周平
小野花梨(女優)並澤和奈
前野朋哉(男優)根岸
矢柴俊博(男優)河村
新谷真弓(女優)白井
古舘寛治(男優)越谷
徳井優(男優)前山田
六角精児(男優)
梶裕貴(男優)
潘めぐみ(女優)
速水奨(男優)
高橋李依(女優)
小林ゆう(女優)
近藤玲奈(女優)
朴璐美ナレーション
潘めぐみタカヤ(「サウンドバック 奏の石」)
梶裕貴リュウイチ(「サウンドバック 奏の石」)
速水奨奏の石(「サウンドバック 奏の石」)
高橋李依充莉(「運命戦線リデルライト」)
花澤香菜清良(「運命戦線リデルライト」)
小林ゆう詩織(「運命戦線リデルライト」)
堀江由衣デル(「運命戦線リデルライト」)
近藤玲奈七菜香(「運命戦線リデルライト」)
原作辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス文庫刊)
音楽池頼広
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌梶裕貴(Guest Vocal)「エクレール」
潘めぐみ(Guest Vocal)「エクレール」
高橋李依(Guest Vocal)「エクレール」
花澤香菜(Guest Vocal)「エクレール」
撮影清久素延
製作東映(「ハケンアニメ!」製作委員会)
東映アニメーション(「ハケンアニメ!」製作委員会)
東映ビデオ(「ハケンアニメ!」製作委員会)
毎日放送(「ハケンアニメ!」製作委員会)
企画須藤泰司(企画プロデュース)
制作Production I.G(アニメーション制作/「運命戦線リデルライト」アニメーション制作)
白組(「サウンドバック 奏の石」アニメーション制作協力)
配給東映
作画大塚隆史(「運命戦線リデルライト」絵コンテ)
高橋英樹[作画](「運命戦線リデルライト」キャラクターデザイン/作画監督)
編集上野聡一
照明三善章誉
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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5.《ネタバレ》 ハケンって“派遣“かと思ってみたら、違った。。
監督がイメージする音楽を、どう伝えるのかが知りたいのだけど、それはこの作品では知ることができなかった。 へまちさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-02-12 22:59:43)

4.《ネタバレ》 アニメ制作の熱血コメディドラマ。悩めるアニメ監督を吉岡里帆がドタバタ熱演。アニメ制作の舞台裏、大変なのは分かるんだけどストーリーが薄っぺらでほとんどウケなかったぞ。 獅子-平常心さん [DVD(邦画)] 6点(2023-12-03 06:40:38)

3.《ネタバレ》 <原作未読>率直に言ってしまえばほぼ予想通りの物語だった。という訳で、もう少し意外性が欲しかったかな。加えて申せば監督のこだわりのために現場に無理を強いることが美談とは言えなくなってきているご時世に、その路線で突き進み、感動で締めくくる方向だと察したとき、複雑な思いを抱かずにはいられなかった。とはいえ、もちろん努力の結晶は尊く、これを観た後だと深夜アニメの一本一本もありがたみが2割増し3割増しになりそうだ。アニメは日本の輸出産業でもある。簡単じゃないだろうが、これから先もオンリーワンの存在でいられたら良いなー。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-04-17 23:08:41)

2.《ネタバレ》 水曜日に、トップガンとこれを見ました。「ハケンアニメ」
いろいろと噂は聞いていましたが、原作は知らなかった。
 
原作には関係なく、映画単体のレビュー(辛口)になります。

新人職業女子の自立ドラマとしては、サクセス・ストーリーとして伏線もよく効いているし面白く出来ていると思いました。
しかし、ここで描かれる覇権争いに至るアニメ製作現場と、二人のアニメ監督の葛藤に関しては、違和感がありました。

ここで描かれる覇権争いは、アニメ業界で働く個人(その代表としての二人の監督)を描くテーマとして、ポイントがズレていると思います。
映画を見た私の印象は《広告代理店によるペプシとコークの宣伝合戦》です。
プロデューサーは広告代理店の営業、アニメ監督は広告デザイナーに見えてしまった。つまりアニメの創作ではなく、戦略と根回しでアニメという製品を売る映画。
表面上は、アニメ監督の吉岡里帆が主役ですが、物語を俯瞰すると、明らかに柄本佑と尾野真千子の戦いがストーリーの主体。だから《覇権》という《売る》ことが映画のゴールになっている。
その証拠に、この映画でカッコイイところは、全部プロデューサーが持っていく。
 
ハッキリ言いますが、映画もアニメも「監督が売ることを考えたら終わり」です。
監督は、ひたすら視聴者の心を動かすフィルムを作る。コンテを直すシーンなら、どういう理由で、どんな表現かを具体的に見せないと共感できない。
意見の違うスタッフを動かす理由も“アニメを愛する同志”だから心が響き合う、そこをもっと見せて欲しかった。
創作を通して監督のアニメ愛、スタッフのアニメ愛が見れてこそ、観客も一緒に共感できると思う。

『ハメルンの笛吹き』という童話がありますよね。
私たち映画の観客や、アニメファンは「見る側」。アニメを作るクリアイターは「見せる側」です。
ハケンアニメは「見せる側」の映画で、私たち「見る側」の数を賭け、一喜一憂する。
私たち「見る側」を「笛で操るネズミ」のように表現してないか?「笛吹き」は「見せる側」=アニメの製作会社。
両者には上下格差の壁ができている。違和感の正体はこれ。集めたネズミの数で勝負する映画にしたのは間違いだと思う。

誰に見せたくて、この映画を作ったのか?
 
一番見てくれるのは、アニメが好きで、アニメを仕事にしたい若い子たちじゃないかな。
そんな子たちに、会社が望む監督の理想像を見せるのもいいが、一番大事なことは「アニメが好きであることの大切さ」じゃないかな。「アニメが好き」なことにおいて「作る人」も「観る人」も同じ地平に立っている。
多くのアニメスタッフは、きびしい環境でも、一人のアニメファンとして「アニメが好きだから」仕事を続けてるし、監督はその中で「ほかの誰よりもアニメが好き」だから監督な訳ですから。

この映画の救いは、劇中のアニメが素晴らしい出来なこと。アニメ全話を見たくなるくらい凄い仕事をしてると思う。
アニメパートのスタッフには、文句なしに120点をあげたい。
ドラマの欠点をアニメの素晴らしさが上回り、映画全体を美談に感じさせてしまってるのは大きな問題ですが・・・。 墨石亜乱さん [映画館(邦画)] 6点(2022-06-27 18:55:55)

1.《ネタバレ》  2つのアニメ番組の制作に携わる人々の姿を通じて、作品を創造してゆく動機、意志、苦悩、スタッフ間の摩擦、調和、制作にまつわる現実的な障害、問題、組織のあり様を面白く、そして感動的に描いているわ。
 創作意欲に突き動かされればそれで作品が成立するワケじゃなくて、1つの作品が世に送り出されるまでにとても多くの人手と手順を踏む事になる、それが生々しい混乱劇となって興味深く見られるの。

 個性的な登場人物に揉まれながら成長してゆく新人監督を吉岡里帆さんが好演。最初から最後まで飾り気のない地味なキャラなのだけれど、だからこその存在感があって。
 そして彼女が(一方的に?)反目する事になるプロデューサーの柄本佑さんは淡々としながら要所要所でインパクトを与えるおいしい役どころ。個人的にはこちらの『サウンドバック』組を中心に見てたカンジで中村倫也さん&尾野真千子さんの『運命戦線リデルライト』組にはそんなには気持ちが動かなかったかも。

 映画は2つのアニメが競いあって放送開始から最終話まで駆け抜ける様を描いているのだけど、その期間の設定ゆえ、ちょっとエピソードが足らない感もありつつ長さを感じさせもして。いきなり全てが進行中な状態から始まって大勢の人達、多くの舞台、多くのセリフが駆け抜けて、それでも監督の自宅やお風呂屋さんのシーンで緩急付けてるつもり、なのでしょうけれどゴチャゴチャした印象とテンポ悪くなってる印象とが混在しちゃってるカンジね。
 2つのアニメの映像がかなり挿入される事で更にゴチャついた感が無きにしもあらずなのだけど、でもその2つのアニメはしっかりと設定、デザインされて、よく動いてちゃんと世界が確立している状態は見事だわ。

 あと、大事なところがパロディなのはむしろ残念。『ライトスタッフ』や『アルマゲドン』や『モンスターズ・インク』やアレやコレやでお馴染みの横並びスローモーとか、エンドロール後のラストカットとか、この映画オリジナルな映像ではないって印象になっちゃって。

 そしてどうしても気になってしまうやりがい搾取感。この映画はアニメ業界の実態を色々と描きつつも現場の闇からは目を逸らしている感じね。熱意にほだされて動く下請のアニメーターたち、だけど下請スタジオの多くのアニメーターがいくら働いても残業手当も受け取れず10万円未満の固定給で生きている現実があって、でもこの映画は現場の上の人達の熱意は描いても、それを支える下の方の人達の問題は語らない、そこが「あくまで娯楽映画として見てください」っていう、本編で描かれていたしがらみを突破してゆく意志に反してるこの映画の皮肉な限界。
 今、映画の製作現場でのセクハラやパワハラ、違法な労働体制が白日の下に晒されている中、この映画はひと昔前の作品って感じがしないでもないわ。 あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 6点(2022-05-26 15:53:05)(良:1票)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.81点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
516.25% line
6531.25% line
7637.50% line
8425.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review2人

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