みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
9.当時はまだ珍しいダークファンタジーでなかなか面白かったけど、やっぱジャン=ピエール・ジュネにとってはこの規模の映画は既に役不足的な気が。。。映像美に頼りすぎだし。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-02-02 15:34:27) 8.《ネタバレ》 見た目が大人だろうが、子供だろうが心が強いものは強いし、弱いものは弱いということでしょうか。普通ではない見た目やどこかに一癖ある人物が多く、そういう場合大体はそういった人物に焦点が当てられ魅力を持ってたりするんですけど、この映画は唯一といっても良いぐらいごく普通の見た目で、特に特徴がないミエットが持っている魅力、力強さがずば抜けてました。いろんな意味を含めて人間は見た目だけでは決まらないということでしょうか。 内容抜きにしても、この独特の世界観や映像は凄くて、それだけでも見る価値はあります。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-15 16:53:22) 7.悪趣味な映像の連続ですが、なぜか嫌いにはなれず引き込まれます。子供と大人の境界線が全くなく、人物は奇妙な形をしているし。なんといってもあの少女の完成度の高さには驚きましたね。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-15 22:28:09) 6.《ネタバレ》 微妙かなぁ・・ 特典の予告を観るとティム・バートンの世界みたいなんですが、 実は「ブラザース・グリム」みたいだったり、 「オリバー・ツイスト」SF編みたいにも観れるし、 「ダークシティ」は夜な夜な行われる記憶の合成というテーマは似ていますが、 映像の感じは「レディ・キラーズ」に近いかも・・ 監督の趣味なのかちょっとロリ感覚が私にはついてゆけませんでした。 グロいのはホラー慣れしていることもありわりと平気なのですが、 少女と大男の純愛となると・・その世界が核なのにひいてしまう(苦笑) 「レオン」までが限度かな? しかし演出は見事でした。 ゴチャゴチャしすぎる感が違和感はありましたが、 レトロなおもちゃっぽい世界観や喪失感は、 ハリウッドの作品ではないなぁと感心。 CGのノミや人工脳などは目新しく、 この作品がこんなに古いとは気がつきませんでした。 一番よかったのが「SF巨大生物の島」のネモ船長のような博士。 冒頭のサンタのブラック・ギャグよりも、 双子の女よりもずっと変な個性がありましたね。 「未来世紀ブラジル」のデ・ニーロの役みたいな感じで(苦笑) 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-23 13:26:11) 5.ジェネは芸術と称してまた光の通らない世界観を作り上げていますが今回は大目にみましょう。登場人物たちもいつものように暗喩法に満ちた作り方になっていましたね。ていうかジェネ論なんてどうでも良い、私が言いたいことは1つしかありません。子役のミエットが恐ろしいほどかわいい!いやかわいいというよりも美しいのです。まさにクールビューティーですよ。天才子役のダコタ・ファニングも裸足で逃げ出すほどのプリティさに驚愕した人も多いと確信しております。ミエットの鼻っ柱の強さや、笑ったときの影のある横顔も含めてすべて好きになれます。この映画はこの少女を鑑賞するための映画だと断言しましょう。素晴らしかったです。ちなみに私はロリコンじゃありません。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-16 20:39:46) 4.一言でいえばまさにダークなおとぎ話。 この世界観がやっぱりジュネオリジナルの世界と言って良さそうだ。 夢をみれない老化速度のはやい運命を持つ男に小人の女性、眠り病の6人のクローンそして頭痛もちの脳といった面々にくっついた双子と従順なノミを持つ団長そして弟想いの純粋な心を持ったワンとその純粋な心に惹かれる盗人の少女ミエットという組合せは普通ならあり得ないストーリー。 その上に奇想天外なダークな世界にワンとミエットの切ない関係を取り入れるのもあり得ない組合せだ。 それゆえにこの世界はまさに独特かつ特殊といって良い。 映画なのに「ノミ」がここまでクローズアップされる映画というのも始めて見た。そして少女の涙が引き起こすあり得ない結果もまた面白すぎる。 しかし、世界観は誰もが認める素晴らしさを持つが、デリカテッセン並に一般人がついていけない飛んだストーリーと演出のため評価は難しいと感じる。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2005-01-02 00:16:51) 3.大好きな監督(ジュネ)、大好きな設定(掃き溜めファンタジー)、大好きな役者(パールマン)、大好きなアイテム(旧式潜水服)、大好き満載なのに、どうしてこうまで心に響かない…きっと時間が短すぎたんだな。これならまだエンキ・ビラルの『バンカー・パレス・ホテル』や『ティコ・ムーン』の方がググッと来るなァ。ただ、話があくまで「子供視線」で語られるのは秀逸でした。ノミの刺客とか、涙の粒が船を呼び寄せる様は欧州ならではのメルヘンです。ただやっぱ、ワンとミエットの絆を描くにはドラマが足りなかったと思う。あと8分、二人のために欲しかった。 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2004-11-13 01:30:53) 2.う~ん・・・。心優しき怪力男、彼にほのかな想いを寄せる少女、不気味な双子の老姉妹やグロなクローンたち、ゴシック調の世界観など、どっちかっていうと嫌いじゃないはずなんだが・・・。なんか、ティム・バートンに近い気もするけど、ティム・バートンほど可愛げがないというか「ほっほっほ、常人にはこの芸術が分からないざましょ(いやスネ夫のママじゃないんだからこんな喋り方はしないだろうが)」みたいな感じがしてしまいました。 【ぐるぐる】さん 6点(2004-10-21 19:03:07) 1.創り込まれた世界観と、毒々しい色彩が何とも奇妙で美しい。独創的でシュールな内容にも拘わらず、怪力男と少女の優しさが心を和ませてくれる・・・。総合芸術の極みの一つを見れたような印象を受けました。 【sirou92】さん 6点(2003-10-21 16:16:26)
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