みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 シリーズ9作目。ついに吉永小百合が寅さんデビュー。そして私のお気に入りの登が出てくるのも嬉しい一作。 寅さんといえば夢から始まるオープニング。過去に“瞼の母”や“おいちゃんの死”の夢があったけど、寅たちが何かの役を演じてる夢は本作が初かな? それと本作から観光地の描写が旅の情報番組っぽくなった気が。観光地巡りと名物の食べ物の組合わせ。まぁ田楽美味しそうだったけど。 貸間騒動から博の「酷いこと言うなあ」に続く流れが良いね。家の話は今後も出てくるんだろうか? さて本作のマドンナ歌子。「いつも『寅さん!寅さん!』って言ってる」なんて気を持たせ、とらやに2回も遊びに来る。だけどそもそも寅に対しては恋愛感情なし。一番困るパターンかも。 この歌子。結婚した陶芸家の男を考えると、どうもブサメン好きのよう。気難しい小説家の父はそこを理解していたんじゃないだろうか? 歌子の昔の失恋話として相手から「バラの手入れだけしていれば良い」って言われて怒るんだけど、それを聞いた父は「そんな男やめちまえ」って後押しする。バラの話云々じゃなく、相手がブサイクだったからじゃないだろうか? イマ彼の陶芸家の男に対し「(会ってくれたって、あんなブ男と…)結婚したいなら勝手にしろ、俺は知らん!」と突き放す…自分で気付いてくれと。 自分からフッたのにフラレた気になってる歌子だから、結婚を諦めて父の面倒を診なきゃいけないというのもきっと、歌子の思い込みなんだろうな。言う割に金沢とか旅行してるし。 一緒に旅行に行く友だちの2人にも、恋人の存在は言ってないのに、父が“変わり者の小説家”だとは伝えてる。面倒な女だわ。 劇中、父の反対を押し切って陶芸家との結婚を選んだ歌子。吉永小百合はこの映画の翌年、両親の反対を押し切って、15歳も年上のプロデューサーと結婚している。披露宴には両親が来なかったそうだから、これまた面倒な女かも? 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-07-25 01:11:32) 7.身内の立場から見ると、お兄ちゃんが本当に面倒くさいやつにしか見えない…。 身内にはいて欲しくないけど、友達には欲しいタイプだな、ホント。若い頃の吉永小百合も可愛らしいけど、やっぱりさくら演じる倍賞千恵子の方が可愛い。 【はりねずみ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-02-15 23:55:25) 6.女性たちのミニスカート姿がいかにも昔っぽい。他人事だから楽しく観ていられるけど、寅さんが身内にいたら鬱陶しくて面倒くさそー。今も昔も「いかにも演技してます」風の吉永小百合にもうちょっと感情移入できるといいんだけど・・・ 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-26 22:22:18) 5.《ネタバレ》 寅と血続きだというセリフと、おいちゃんまでもがタコ社長に酷いこと言ってしまい、寅との血縁感を強調している様に見えるのは、今回から変わったおいちゃんのファミリー感を表現しているということなのだろうか。 27・8のさゆりちゃん、可愛いと美しいの中間点くらいの、絶妙な頃合いである。 話は相も変わらずの、寅の部屋を貸す貸さないの一悶着だが、今回はヒロシたちのマイホーム話や、さゆりちゃんの家を出て彼氏と暮らす話と絡んで、巣立ちがテーマとなっているようだ。 だが、さゆりちゃんの彼氏の話が、最後に唐突に出てきてる感が否めず、ちょっとうまく描ききれてない感じ。 それでも、寅さんに結婚の話をする星空のシーンは、作り物感ハンパ無いのになぜか美しく、映画ってすごいと改めて感心する。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-14 20:22:00) 4.二代目おいちゃん初登場の作品ですね。相変わらず対応するのが面倒臭い寅さん(笑) 帰ってくるだけでも面倒なのに恋の兆候があると浮かれる寅さんに対してテンションの下がる"とらや"の図がもう最高!早とちりが過ぎるけど惚れた女の幸せを願う素敵な男なのにねぇ。吉永小百合さんは意外と老け顔だったんですね、でもとっても綺麗。白詰草の冠、なんか懐かしいな。しかし博はやっぱりかっこいいわぁ。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-06-09 21:26:16) 3.吉永小百合はどうも個人的に好きくない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-04 23:08:23) 2.吉永小百合さんがマドンナですね。期待を裏切らない魅力がありました。おいちゃん交代は残念ですが、総合力で7点献上。 (2020年1月字幕つきで再鑑賞) 「貸間あり」の看板をめぐる騒動など、このころの寅さんはハツラツとしていて見てて実に楽しい。ヘタレと化した寅さんは観るに耐えないが。今回、吉永小百合に完全にピエロにされる寅さんが気の毒ではあるが、二人の相性からして妥当な展開なんだろう。とはいえ、消化不良感は否めない。どうも吉永小百合という女優の、いかにも演技していますという嘘っぽさが原因だろうか。最近の老けた顔がチラつくも否めない。いくつもの良エピソードが重なって総合力で7点という評価。 (2023.8再鑑賞)7点→6点 やはり吉永小百合の存在感が大きい作品。セリフを喋ってます、みたいな嘘っぽい演技がやはり鼻につくので限定。 いや若くて綺麗なんだけど。すんなり受け入れられる人にはいいのかも。 ラストのほうで父親がとらやを尋ねるシーンが良かったりする。 夏のシーンが多いので、暑い時期に見るのがおすすめ。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-30 17:01:16) 1.先日亡くなった二代目おいちゃんの松村達雄さん、三人のうちで一番おいちゃん期間は短かったけど(その後別の役でゲスト出演してる)寅さんに愚痴や毒舌を吐くタイミングが実に的確で、自分は好きでした。初代森川さんが下町気質溢れるおいちゃん、三代目下条さんがほのぼの系おいちゃんだとしたら、松村さんはがらっぱちで野性味あるおいちゃんでした。誰が一番という事じゃなくて、三人それぞれ持ち味をうまく出して「とらやファミリー」を創ってたんだなあって思います。んでこの作品なんですが・・・どうも吉永小百合の生真面目さが災いしてか画面があまり弾んでなかったような印象があります。後日談「寅次郎恋やつれ」での彼女のほうがより若々しく魅力的だったのは、当時の髪型のせいでしょうか。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-07 16:28:29)
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