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ターン/TURN

2001年【日】 上映時間:111分
ドラマSF小説の映画化
[ターン]
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タイトル情報更新(2024-02-25)【イニシャルK】さん


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監督平山秀幸
キャスト牧瀬里穂(女優)森真希
中村勘太郎(二代目)(男優)泉洋平
北村一輝(男優)柿崎清隆
川原亜矢子(女優)正宗ゆかり
松金よね子(女優)高峰の奥さん
小日向文世(男優)画廊主人
柄本明(男優)松原
倍賞美津子(女優)森里子
脚本村上修
音楽ミッキー吉野
撮影藤澤順一
製作宮川鑛一
石川富康
椎名保
アスミック・エース
テレビ東京
松竹ブロードキャスティング
配給アスミック・エース
特撮橋本満明(視覚効果)
美術大坂和美(装飾)
中澤克巳
録音橋本文雄
照明上田なりゆき
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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11.《ネタバレ》 いきなり余談。原作と映画は別の創作物として鑑賞されるべきものである、と理屈では思う。しかし、原作を読んだ後に映画を観ると、原作との違いや、作品によってはその違いに対する不満が、映画の感想になってしまうことが多い。たまたま、北村薫を何冊か続けて読んでいるタイミングで今作を観る機会があったので、ひとつ実験をしてみた。文庫本で400ページ強の原作を100ページほど残して中断し、そこで映画を観て、その後に原作を最後まで読んだ。すると、本来は別々のものである文字の「ターン」と映像の「ターン」が、自分の中でひとつの作品として融合している印象である。文字から入ることで、作品世界の概念的把握が先行する。映画に移ると、牧瀬理穂の住いや人影のない世界の描写に、文字とは異なる温度を感じる。描写不足は記憶にある原作が補完してくれる。途中からは、初見のストーリー(今作でいうと、北村一輝が出てくるあたり)に変わり、それなりにドキドキしながら最後まで観る。そのあとに原作でもう一度、主人公の心情をトレースする。といった感じ。原作が映画のト書きになったようなイメージだ。もちろんこれは邪道で、どちらの「ターン」も中途半端にしか観賞していない罪悪感がある。しかし、不思議と不満や消化不良感は無い。原作と映画が合わさりひとつの「ターン」になった。原作の世界観が固着する前に映画を観たので、頭の中で都合良くフュージョンしたようだ。反対に、なんとなく分かったことは、原作が先でも、映画が先でも、作品のイメージが一度定着すると、後で触れるものは「似て非なるもの」に成らざるを得ない、ということ。…またまたレビューになっていない。すみません。ひとつだけ。頼りない泉さんは不満だ。あれはフュージョンしなかった。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-25 02:57:39)

10.《ネタバレ》 事故の前と「ターン」初日の対比の演出がよかった。冷蔵庫から落ちるスライスチーズ、誰もいない近所のフリマ、自転車の上の空き缶…などなど、主人公と一緒に「…あれ?あれ!?」と不思議な世界に足を踏み入れて行くような演出は良かった。ただ、確かにもう一捻りが欲しい。誘拐犯のくだりなど、「毎回目が醒める度にこいつが隣にいるのかよ!嫌だ~!」となったところで、勝手に相手が自滅して拍子抜けだったし、ラストも、こちらの世界へ向けて一線を越える何らかのエピソードが欲しかった(勘太郎の涙が牧瀬の頬に落ちて…とかは勘弁ですが)。全体的には「世にも奇妙な物語」の一話を膨らませたようなストーリーだったけど、時間の割にはあまり飽きずに見られた。牧瀬里穂の好演によるところが大きいと思う。思わぬ掘り出し物とはこのことか。 カシスさん 6点(2004-03-23 17:09:35)

9.北村薫の時と人シリーズの三部作が大好きなので期待して映画観たのですが。泉さんが小説では説得力あって知的ですごい魅力ある人なんですがこの映画ではさえない学生みたいでちょっと…。この原作ならもっといい映画が作れたはず!原作が好きなら好きなほど大事にしてもらいたい思いが強いから映画に対する要求も高くなるのでしょうか。ともかく小説を読むことをおすすめしたいです。 日向夏さん 6点(2004-03-08 14:15:01)

8.なかなか面白いシチュエーションですな、牧瀬理穂も好演してます。
必死に電話にすがる姿はリアリティがありました。
突っ込みどころはさておき、終わり方がフツーでもうひとつ…ま、いい映画なんだけど。 ふくちゃんさん 6点(2004-03-02 23:58:31)

7.《ネタバレ》 見る前は、誰もいない世界で繰り返す日々を淡々と描いている
作品かと思ったら、わりと色々エピソードがあって
面白かったです。
でももうちょっと理屈付けとかしてほしかったかな・・。
後、柿崎のキャラがなんだか中途半端で
もったいない気がしました。犯罪者という設定も
面白かったのに。電話を切ってしまうのが柿崎とかだったら
キャラの重要度がもっと上がったかも。(あんないかにも電話を切るためだけに現れたようなおじさんじゃなくて) sindouさん 6点(2004-01-20 21:54:24)

6.小説の方が面白い。主人公と同じく何回もその日を繰り返す男の人の顔が気持ち悪かった。 スマイルさん 6点(2003-11-27 14:58:49)

5.牧瀬里穂演じる主人公が交通事故にあい、気がつくと、事故の前日。しかし、その「世界」には誰もいなかった。そして事故の時間になると、また時間が戻って・・。
よくありがちな話だけれど、誰もいない「東京」の映像というのはなかなかすごい。
最後、よく分からないうちに終わってしまった。「タビビトノキ」とかをもっとうまく使えなかったかなぁ。 ムレネコさん 6点(2003-11-15 01:38:32)

4.やはり、原作のほうがすきかな・・・。聞こえてくる「声」がやがて結びついていくような場面がなかったので。 ひなたさん 6点(2003-06-24 00:28:15)

3.小説では二回読んだ。やはり映画より小説の方が面白い。主人公と同じく何回も同じ日を繰り返してる男は気持ち悪かった。 スマイルさん 6点(2003-05-31 10:51:28)

2.不思議な雰囲気が良かったです。ターンしてしまうシーンは、そんなにしつこく見せないで、結構流してくれます。ただ、私も最後にもうちょっと何か欲しかったかも。誘拐犯の登場だけではなぁ。牧瀬里穂も大したもんです。 ningenfushaさん 6点(2003-05-04 15:25:26)

1.安田成美の如くオーバーな演技の牧瀬里穂。華はあるんですけどねぇ。物語は交通事故にあった主人公が事故の一日前に戻され、再び事故にあった時間が来ると引き戻される。しかもその世界は彼女以外誰もいない世界。(この誰もいない世界のシーンはスゴイですね。よくロケできたモンです。)「明日が来ない」事がどれほど苦しく、空しいことか実感しました。主人公が繰り返される毎日の中で精一杯「明日」を生きていこうとする強さを身に付けていく過程が良かったです。この現実を認めたくないが為に誰もいない店でお金を払ったり、信号を守ったり、律儀に生活をしているシーンは可笑しかったです。実際の生活では彼女は昏睡状態で、別の世界では正々堂々と生活しているという設定が面白いですね。ただ彼女がラストで発する言葉「ただいま」のセリフはいかにもありきたりでした。劇中の「お風呂上りはインド人?」とか「トマト大丈夫?」とか彼女の生活に密着したセリフの方がしっかりとした結末を迎えれた感じがしましたね。 さかQさん 6点(2002-04-14 19:59:44)

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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 6.19点
000.00% line
100.00% line
213.12% line
313.12% line
426.25% line
539.38% line
61134.38% line
7825.00% line
8618.75% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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