みんなのシネマレビュー

人生は、時々晴れ

All or Nothing
2002年【英・仏】 上映時間:128分
ドラマファミリー
[ジンセイハトキドキハレ]
新規登録(2003-10-05)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-02-27)【+】さん
公開開始日(2003-06-21)


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監督マイク・リー
キャストティモシー・スポール(男優)フィル
レスリー・マンヴィル(女優)ペニー
ジェームズ・コーデン(男優)ローリー
ルース・シーン(女優)モーリーン
サリー・ホーキンス(女優)サマンサ
ダニエル・メイズ(男優)ジェイソン
山路和弘フィル(日本語吹替)
駒塚由衣ペニー(日本語吹替)
林真里花レイチェル(日本語吹替)
高木渉ローリー(日本語吹替)
一城みゆ希モーリン(日本語吹替)
高橋理恵子ドナ(日本語吹替)
水野龍司ロン(日本語吹替)
小宮和枝キャロル(日本語吹替)
小林さやか〔声優・1970年生〕サマンサ(日本語吹替)
川島得愛クレイグ(日本語吹替)
脚本マイク・リー
音楽アンドリュー・ディクソン〔音楽〕
撮影ディック・ポープ
製作サイモン・チャニング=ウィリアムズ
ピエール・エデルマン
アラン・サルド
美術イヴ・スチュワート(プロダクション・デザイン)
衣装ジャクリーン・デュラン
ヘアメイククリスティン・ブランデル(ヘア・デザイナー / メイクアップ・デザイナー)
字幕翻訳古田由紀子
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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5.イギリスっぽい雰囲気。平凡で未来に希望を持てない人々の、ちょっとした転機。頑張ろうという気持になる。 nojiさん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-06 23:53:16)

4.《ネタバレ》 原題がなぜこれなのかということを一所懸命考えた結果、タイトルの前にtakeかacceptが入るということではないかなあと思った。
階級社会の国に生まれてしまったことも、労働者階級の親のもとに生まれてしまったことも、その結果低所得者向けの団地で一生暮らしていくことも、タクシーの運転手で一生を終わることが確実であることも、息子は生涯まともな職につくことはなさそうだし、娘は掃除婦程度の仕事しかできないうえジーさんにしか口説かれないことも、自分の遺伝子のせいで子供たちがみな肥満児に育ってしまったことも、同じ理由で息子の心臓に欠陥があることも、20年も連れ添っているのに婚姻届を出さない優柔不断な自分の性格も、妻に小銭を借りなければ仕事が成り立たない甲斐性なしの自分も、早起きができないせいで余分に稼げない自分の意思の弱さ、息子の重病時に、休暇をとってディズニーへ行けば解決すると思っている救いようのない頭の悪さも。
「これは受け入れるけど、それは拒否したい」というのは許されなくて、「すべてを受け入れるか、すべてを否定するか」という問いを投げかけているのかなあと思った。
ありがちな家族のビョーキをきっかけに夫婦が和解し、オヤジは初めて早起きして空港まで客を運んだが、それとていつまで続くかあやしい。心臓病の息子が心を入れ替えて禁煙し、ジャンクフードを止められるかと言ったらその可能性はほとんどゼロだろう。娘がクッキーやポテチをやめてスリムになることも金輪際ない。「夫をカス扱い」していることを反省した妻とて、この先永遠に小言を言わずにすむとは考えられぬ。
大団円のハッピーエンドではなくて、小休止であって、この先、この家族はそう変わらない生活をしていくのだと思う。婚姻届とて、出すことはないだろう。しかし、「全部捨ててしまおうかな」と海辺で考えた結果、そこに「妻の愛」が有りさえすれば、ほかのものはすべて受け入れられるとオヤジは気付く。なにやら安易な展開だが。
ただし出演者に魅力がなく、起伏に乏しい話なので、いかにも冗長に感じる。「否定したいような醜悪な現実」を観客に理解させるがために、長い時間をとらなければならない、というのは芸がない。
短時間のエピソードを見せることによってでもそれが可能なレベルまで持っていく必要があると思う。 パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-15 20:06:57)

3.悪くはないけど、『秘密と嘘』を観た後ではいささか新鮮味に欠ける。最初は喧嘩ばかりしていた家族がトラブルを境に再生のきっかけをつかむ、という大まかな流れは同じ。しかしどうも中途半端な感が否めない。近所の他の家族の話はあれでおしまい? ストーカーはなんだったんだ? 娘が妊娠してしまう話もあれでお終いとは……。挿話にきっちりと結末が付けられていないのはリアリティを追求した結果なんだろうか。どうせ途中で投げ出すのなら、もっとさらっと流すだけにしておけばよかったのに。もっとタイトな構成にできたはずだ。 no oneさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-01-17 19:56:32)

2.夢も希望も、しかし絶望も無いイギリスの低所得層のリアルな日常生活を、ひたすら淡々と追ったホーム・ドラマ。人間、何かしら希望があれば努力もするし、何かに挫折したりするから死を考えたりもする。しかしそこに何も無ければ、程々に貧乏のまま毎日を流されていくだけ。若者達も親を軽蔑しつつ、しかし家を出て一旗挙げようという気を起こす訳でもなく、既に親と同じ諦めの境地。これがイギリス下層階級の抱える閉塞感なんでしょうか。全編が息苦しい感じのする映画ですけど、この一家はラストで少しは晴々とした気持ちになったんでしょうか。姉の方が最後まで仏頂面を崩さないのが少し気になりました。それと「秘密と嘘」同様、クライマックスの台詞と演技が突然舞台風になってしまうのが玉に瑕でしょうか、6点献上。 sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-20 00:10:57)

1.どんよりとした曇りがちな表情があふれる中で、いったい、いつになったらこの人たちの人生や表情は晴れるんだと我慢しながら観ていたら、やっぱりさすがにマイクリー、ラストは非常に上手く締めてくれますね。このラストのまとめ方は素晴らしいの一言。
自分にはファミリーがないので、それほどジャストフィットしなかったけど、中年夫婦ややや家庭危機があるファミリーが観れば、もの凄く感動するんじゃないかなと思われる映画であった。
とにかく、家族がいるにもかかわらず「孤独を感じた」という言葉は胸を刺す。
家族の在り方、夫婦の愛、人と人との向き合い方など、観て良かったなと思える映画であった。
確かに、役立たずかもしれないけど、自分への愛も尊敬も何もなければ、家族である意味はないな。 六本木ソルジャーさん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-18 02:32:06)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.81点
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300.00% line
4212.50% line
500.00% line
6531.25% line
7318.75% line
8425.00% line
9212.50% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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