みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
10.ムウ帝国ってのがどれだけ高度な文明を持ってるのかと思ったら、ほとんど南洋の未開の島、みたいな感じで、原住民たちが儀式めいた踊りを、踊り狂ってるワケですが(まあ、一種の「あるある」です)、しかしこのシーンにここまで大勢のエキストラを投入するか、と思うと、なかなか圧巻でもあります。 その過去の超古代文明たるムウが、現在の地上文明に攻撃を仕掛けてくる。映画が始まってからだいぶ待たされるものの、この破壊シーンは見応えあり。 立ち向かう、海底軍艦・轟天号。これも、活躍するまでさらに待たされますが、さすがの強さ、カッコ良さ・・・と言いたいけれど、うーん、コレ、ホントにカッコいいのかなあ。先頭にドリルが付いて、大変ワカリヤスイ外見ではありますけど。だから、イイっちゃあ、イイんですけど。でも、軍艦にしちゃあ、ズングリムックリなのよねえ。。。 囚われの身となった高島忠夫たちが「マンダの生贄にする」と脅されて、「マンダとは一体何なのか?」という謎でもう少し物語を引っ張っても良さそうなところを、早速マンダを登場させてしまうのは演出としてちょっと勿体ない気もしましたが、あくまで窓からその姿を部分的に見せる、というのは、悪くなかったですね。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-07-12 22:50:33)(良:1票) 9.《ネタバレ》 アマゾンプライムで配信されているHDリマスタ版でひさしぶりに鑑賞。 「こういう映画だ」と割り切ってみると今観てもこれが意外と悪くない。 (あくまでも「割り切って観ると」「意外と悪くない」です。いいとは言ってない笑) めちゃくちゃ若い高島忠夫やめちゃくちゃ若い藤木悠が登場。 しかし天本英世はすでに長老役。 おまえいったいいくつやねん? 平田昭彦も他の映画では見る事のないような間抜けな姿で登場。この役よく受けたな… また冒頭でこの時代の日本映画としては貴重なムチムチビキニ女性も登場します。 007は2度死ぬボンドガールの微妙なビキニ姿よりよほどナイスバディ。 それにしてもあらためて観ると神宮司って、ネオナチと同類なんですよね。 昔観たときはあまり考えなかったんですが、今観るとこいつ相当ヤバい奴です。 「正義の軍艦の艦長」が劇中で主要登場人物にキチガイキチガイと罵られる映画はそうそうないでしょう。 そういう意味でもすごい映画です。(悪い意味で) てか世界中に地震を起こせるようなすごい力を持つムー帝国の民が裸でやりを持ってるっていうのはさすがにどうなんでしょうか… 細かいところですが劇中に登場する戦闘機がF86なところに時代を感じさせます。 【あばれて万歳】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-22 22:44:43)(良:1票) 8.《ネタバレ》 名前は海底軍艦だが実は陸海空の万能戦艦で、かえって普通に海上を航行する場面がない(黒と赤の塗り分けが無意味)。見た目は昭和じみて古風な気もするが、劇中の雄姿を見ればシンプルで精悍なデザインだと思わされる。 また怪竜マンダは目がネコなので、大写しの顔が出るとニャンといいたくなった。 物語に関しては、この当時なりに戦争を扱ったものになっている。愛国心など今の若い者には理解できないだろう、と言われた神宮司大佐の娘は、女優が1941.12.17生まれ(開戦のすぐ後、戦艦大和の竣工の次の日)とのことで、戦争中に生きてはいても、戦争自体は覚えのない人々が成人する年齢になって来たという感慨が当時の人々にあったのかも知れない。 それでも戦わなければならない場面というのは依然としてあるわけで、この映画に関していえば、まるで帝国主義時代の感覚で世界に覇権を拡大しようとする悪の帝国を国際社会は許さないということである。海底軍艦は国際連合の要請を受けて出動した形になっており、かつての日本海軍が世界平和のために役立ったというのはまことに喜ばしい。 ただし、ムウ帝国というのは人口何人だったのかわからないが、結局全滅してしまったらしいのは悲惨だ。再生可能エネルギーである地熱を高度に利用していたらしく、技術面で協力できれば人類社会に貢献できたはずだが残念なことだった。 人物の関係では、ヒロイン役の藤山陽子という人は正統派の美人女優のようで、特撮関係では「宇宙大怪獣ドゴラ」(1964)にも出ている。知らない間に娘がこんな清楚な美女になっていたのを見てもっと驚け、と神宮司大佐に言いたくなったが、その娘に大嫌いと言われてしまって大ショックという気持ちはわかる。 また皇帝陛下は小林哲子という女優で、劇中では高貴で高慢な顔をしているが、頬が結構ふっくらして、男と並ぶと小柄だったりして可愛く見える。終盤この人を連れ回して帝国の滅亡を見せつけるのは酷ではないかと思っていたが、やはり悲しい最後だったのは心が痛かった。 ほかに水着モデル(リマコ)役は北あけみという女優で、端役だがなかなかいいキャラクターになっていた。 ちなみに全く関係ないことだが、「ムー」といえば個人的には昔懐かしい雑誌の名前である。今も続いているとは知らなかったが、先日創刊40周年とのことで記念号を買ってみると「読者投稿 ムー民広場」というのがあって笑った。おれもムー民と名乗ってみたい。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-08-16 09:52:52) 7.全ては、轟天号の万能な性能と斬新で魅力的デザインで語れる映画であると個人的に思ってます。趣旨からいってストーリーや設定は置いておいても良いと思います。どことなく『日本は技術力において負けてはいない!』と言いたげな雰囲気は好意的に観ました。まあ確かに潜水艦においては潜水空母とか自動懸吊装置とか驚異的な発明品あるしなぁ。 【役者の魂】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-07-05 14:25:36) 6.これも子供の頃から何回見てきたことか・・・映画音楽と海底軍艦とムー女王だけの魅力ですね 戦闘シーンが余り無いのが残念ですね、最後のシーンでの女王は是非日本に残って欲しかったですね。 【マロウ】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-11-29 02:34:59) 5.《ネタバレ》 中盤までのドラマ部分に引きこまれました。なのに、海底軍艦が「待ってました」とばかりに登場してからアララ・・・みたいな。マンダも海底軍艦もあんまり活躍しない・・・。劇中に「近頃の若いやつに愛国心なんかわからないよなあ」みたいなセリフがあって、戦後20年も60年もさほど変わらない平和な日本なんだなあと思いました。 【ようすけ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-03 09:46:38) 4.《ネタバレ》 艦首のドリルは伊達ではなく、また空も飛べるという 海底軍艦と名乗っているけどほぼなんでもありの万能戦艦。 その存在感はかなりのもので、力をいれて制作しているのがわかります。 しかし敵となるムー帝国の設定はいまいち練りこみ不足な感じがします。 仮にも世界を支配しようという帝国が槍を持って戦うというのは考えにくいです。 またシナリオ部分でも、ムー帝国に捕まった主人公が、 強制労働(?)かなにかで牢屋に戻ってきたら強力な爆弾も盗ってきていたり、 皇帝が牢屋に入り込み護衛の前に立ったらまずいんじゃないのと思ったら案の定捕まったりと、 なんかもう大雑把な展開です。 爆弾を奪うのも皇帝をらちるのも構わないのですが 超文明を持つはずの国との攻防なわけですからもう少しこう説得力みたいなものが欲しかったです。 攻防といえばマンダにももう少し頑張って欲しかった…。 凍りついたマンダが巨大な彫刻というかレリーフみたいで良かったですけど。 原作となった小説は一度読んでみたいですね。 (そういえば轟天号見ていたら宇宙戦艦ヤマトを思い出しました。 続編がなかったようですし宇宙戦艦にばけたのかなあ…みたいな) 【映かったー】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-30 01:30:44)(良:1票) 3.《ネタバレ》 かなり突拍子もない展開だけど、ラストはなんだか悲しくなりました。人間側も結構ひどいことしてるな・・・。ビル街が一気に崩落する場面は迫力満点だし、ムー大陸の潜水艦が爆炎の立ち上る海をバックに氷っていく場面など、特撮も印象的。 【ゆうろう】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-03-16 01:48:36) 2.《ネタバレ》 小学生の頃、マンダ目当てに見たが、出てきてすぐに凍ってしまい、あまり活躍しなかったのが残念。ストーリーも戦争とか絡んで小学生(当時の自分が頭悪かっただけかもしれんけど。)が見るにはちょっと難しかった。でも轟天号はやっぱカッコよかった。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2005-06-09 16:45:01) 1.人類はネモ艦長の昔よりサンダーバードにいたるまで、ものすごいものを“秘密裏”に建造してきました。どいつもこいつも一体どうやって誰にも気付かれずにそんなことが出来たのかは謎ですが、日本代表は海底軍艦に決まり!ではないでしょうか。打倒米国を唱え続ける日本海軍の生き残り、神宮寺大佐の存在に小野田さんのようなリアリティがあるので、どんなムリでも深く納得させられてしまいます。実際その勢いで米国と戦ってくれたら架空戦記ものとしてよほど面白かろうと思うのですが、残念なことにムー帝国というあんまりなライバルが現れてしまいます(押川晴浪の原作では海賊と戦うらしいです)。ムー帝国は、折角踏みとどまっていたリアリティをぶっとばすに充分の“国ごと秘密”の存在で、その点において神宮寺大佐の秘密基地よりスゴイのですが、でかすぎるスケールと、それに見合わないセットのチープさで、(このさいムー帝国人が全員まんま日本人なのは問いません)映画はおよそどうでもいい内容になっていくのが残念です。しかし音楽担当の伊福部昭氏のスコアがこれまたそのどうでもよさをぶっとばすやけくそ的(ホメ言葉。念為)な素晴らしさで、海底軍艦のプロップ重量を、見た目3万トンは上乗せする効果をあげていると思われます。リスペクト! 【皮マン】さん 6点(2004-02-24 20:19:42)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS