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【クチコミ・感想(6点検索)】
3.仕事ってものには残念ながら他人を損ねる要素があり、この映画の失業者らが殺しの循環をしている構図には、けっこう現代を突いているものがあった。たとえば、アメリカの生活の苦しい者たちが軍へリクルートされ、成績を上げようと懸命になってイラク人を殺している図を重ねられそう。石橋凌にもう少しオカシサが出ていればもっと良かっただろう。緒形拳が話を持ち込んできたとき、冗談じゃないかとか、ドッキリカメラじゃないかとか、もっとそれらしいリアクションがほしいところ。荒涼とした白の世界。外で回る風力発電の風車、室内で回る扇風機。被害者が画面の外に歩き出たところで銃声が轟く殺しの場。題名の刺々しさと裏腹な静かな画面展開がいい。ラスト、緒形が石橋の目を見つめるところで、「決して相手の目を見てはいけません」が生きた。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-30 12:14:10)
2.フィルム・ノワールを期待していたものだから、ちょっと肩透かしを食らった気になってしまう。殺しのシーンはスマートではあるけど、特に凝った演出がなされているというわけではないし、監督の関心はあくまでも中年男の哀愁にあるように思えた。展開が簡単に読めてしまうのはいいとしても、全体的に弛緩した印象を受けた。 【クルシマ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-25 20:30:10)
1.リストラサラシーマンがスカウトされ最初は生活のため仕方なく請け負っていた殺しの仕事が、いつしか仕事に目覚めを進んでやるようになる。ラストはやはりな訳だが、なんとも悲哀を感じるドラマです。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-01-15 23:45:07)
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【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
6.00点 |
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