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カストラート

Farinelli
(Farinelli (Il castrato))
1994年【伊・仏・ベルギー】 上映時間:106分
ドラマ歴史もの音楽もの伝記もの
[カストラート]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-08-16)【Olias】さん
公開開始日(1995-06-24)


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監督ジェラール・コルビオ
キャストステファノ・ディオニジ(男優)ファリネッリ(カルロ・ブロスキ)
エンリコ・ロー・ヴェルソ(男優)リカルド・ブロスキ
エルザ・ジルベルスタイン(女優)アレクサンドラ
カロリーヌ・セリエ(女優)マーガレット・ハンター
ジェローン・クラッペ(男優)ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
オメロ・アントヌッティ(男優)ニコラ・ポルポラ
脚本ジェラール・コルビオ
作曲ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル歌劇「リナルド」より「私を泣かせてください」他
撮影ウォルター・ヴァン・デン・エンデ
製作ヴェラ・ベルモン
配給ユーロスペース
字幕翻訳寺尾次郎
吉岡芳子(字幕監修)
あらすじ
18世紀。作曲家の兄リカルドとソプラノ歌手の弟カルロはヨーロッパを共に旅して名声を博す。カルロの声と人柄に惹かれた女アレクサンドラは兄弟を追い、ロンドンで大作曲家ヘンデルの歌曲の草稿を盗んでカルロに与える。父を知らないカルロは父のないイギリス貴族の少年と親しくなり、イギリスに腰を据えようとするとするが、カルロが自分の曲を歌っていることを知ったヘンデルは激怒してカルロを化け物呼ばわりする。一方、リカルドは協力者の弟をヘンデルとアレクサンドラに奪われないよう、ヘンデルを超える作品の作曲を目指す。

かわまり】さん(2007-09-27)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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8.美しい歌声のために若いうちに去勢する、というのは男性のみが歌手だったからだろうか...ストーリーはそれほど感動しないが、音楽が作品全体を支えている。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-06-22 17:15:13)

7.兄弟の物語であった。二人で一つ。音楽というものが、作曲と演奏の二つで完成されること、その二者の間の愛と葛藤が重なる。馬のイメージが繰り返される。弟を去勢させた兄の疚しさの象徴か。赤いガウンが兄弟の求心力のあらわれ、白い馬が離反のあらわれ、とも取れる。病気の子どもが主人公の去勢とだぶらせられているらしい。もうちょっと展開を整理できたら良かった。ブーイングしていた観客が手をたたくまでの陳腐な演出は情けないが、それをも許せるほどヘンデルは美しい。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-04 10:43:42)

6.見応え感がっちりな作品。こういうたいそうな映画は苦手なのだが、苦手な中にあって楽しめた部類。カストラートについてのあれこれには多くを語らず、兄弟の愛と葛藤のドラマを軸として見せてゆく。時代背景や音楽の歴史、(実在の)登場人物の背景、そしてカストラートの歴史など興味のつきない題材にもかかわらず、欲張らずに見せ所をしっかり絞った脚本の勝利。さらに衣装やセットも抜かりない。主人公は史上最高のカストラートと言われているカルロ・ブロスキ。今現在、カストラート自体が存在しないのでその美声の凄さは映画以上なのだろうが、その再現にボーイソプラノや数少ない男性ソプラノを使わずに、男性カウンターテナーと女性ソプラノの合成というまさにこの世に存在しない声で表現したのは納得と同時に感心。兄弟二人で一人の女を抱く、つまり3Pという特異な性生活が中盤にいかにも「プレイ」的な描写で登場するが、その行為が終盤に「プレイ」ではなく「愛の行為」として登場するくだりはなかなかの感動がある。5年以上前に観たっきりなので今観たらまた変わるかもしれないけど点数はまずまずの6点ということで。 R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-08-27 15:47:22)

5.《ネタバレ》 フロにつけて去勢される場面がグロいなー、と思ったことを思い出した。カストラートが存在するというのは、時の支配者の権力の強大さを示していますね。中国だったら宦官は、皇帝が偉大だから成立したというわけですから。男であるとも言いきれず、かといって女でもない、そういう人間の人生とはいったいなんなのじゃ、ということでしょうか。自分からオカマになったのと違うからねえ。カストラート役の俳優さんは、もっと骨細でキレイな人にできなかったのでしょうか。男性器を取ると、(どの程度とってるのかは不明だが)肌が美しく、ヒゲが生えず、ハゲず、体が丸みをおびて、そして敏感で繊細になるという。(「宦官」のうけうり)そういう感じの俳優さんじゃなかったんだなー。男であたりまえと思ってる皆さんは、人生で一回くらいは、自分が去勢されるところを想像していただきたいものです。 パブロン中毒さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-17 23:47:15)

4.思ったより合成の声が良くなかった事を覚えています。音楽にまつわる話なので映像が美しくて、何処かやりきれない切なさを感じました。 n@omiさん 6点(2004-03-02 00:09:56)

3.声の為に去勢してしまうのは実際にあったんですね。とにかく切なくなった作品です。 ジェイムズさん 6点(2003-06-21 05:21:21)

2.やっぱり声が嘘っぽい気がした。本物聞いた事ないから分からないけど。でもやっぱり最後の[涙あふるる]は感動したなぁ~ アヤカさん 6点(2002-01-11 17:58:04)

1.このお兄ちゃんおいしいなと思った。 ケン太さん 6点(2001-11-12 22:30:35)

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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 7.03点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 9.50点 Review2人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1994年 67回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1994年 52回
外国語映画賞 受賞 

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