みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
20.《ネタバレ》 海洋学校を舞台とした青春ドラマ、嵐による遭難、船長の責任を問う裁判と、大まかに分けて三つのパートで構成されている本作。 何やら詰め込み過ぎな印象も受けますが、配分としては「青春ドラマ」が主である為、落ち付いて観賞出来ましたね。 確認してみたところ、映画が始まって九十分以上経過してから、ようやく嵐に遭遇し、残り三十分程で完結する形となっており、作り手としてもメインに据えたのは「嵐に遭遇する前の日々」である事が伝わってきます。 自分としては、海洋学校のパートは楽しかったし、嵐のパートも迫力や悲壮感があって良かったと思うのですが、ラストの裁判に関しては、ちょっと納得いかないものがありましたね。 無言で鐘を鳴らすというメッセージ、生徒側の弁護、船長の毅然とした態度など、きちんと見せ場は用意されているのですが、結論が「免許取り消しは保留された」「だが、船長が海へ戻る日は来るだろうか?」なんていう、実に曖昧な代物だったので、どうにも反応に困ってしまいます。 ハッピーエンドの爽快感も無いし、バッドエンドの重く沈む気持ちも味わえないし、何だか観ているこちらの心も宙ぶらりん。 この辺りは、実話ネタならではの歯痒さでしょうか。 その他、意地悪な見方かも知れませんが「自分が米国人だったら、もっと感情移入出来たかもなぁ……」と感じさせる描写も多かったですね。 宇宙開発やら冷戦やらについてのラジオ放送が、劇中で頻繁に流れる演出なのは、作中の時代背景を伝えるという以上に、米国人のノスタルジーに訴える効果を狙っていそう。 それと、イルカを殺した件をあんなにも重大事のように扱う辺りも(確かに可哀想だ)と思う一方で(外国の人達って、本当にイルカが好きだよな)なんて考えが浮かんだりもして、ちょっと作中人物に距離を感じてしまった気がします。 前述の冷戦やら何やらの放送にて「アメリカの正義」を主張されていたせいか、途中で「キューバの魔の手から、毅然とした態度で少年達を守るアメリカの船長」なんて場面がある事にも、少々鼻白むものがありましたね。 序盤にて「船からの飛び込み」という適度な山場を用意し、観客を映画の世界に招き入れる巧みさなんかは、流石リドリー・スコット監督という感じだし、あんまり褒められた事じゃないだろう「飲酒」「買春」などのパートを爽やかに描いて「これも少年達の成長に繋がる、青春の一ページ」と感じさせてくれる辺りは、良かったと思います。 タイトルに反し、嵐に出会う前の、主人公達が生き生きとした姿を見せてくれる場面の方が面白く感じられた一品でした。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2017-02-27 06:06:27)(良:1票) 19.それなりに面白かった記憶はあるけど、そこまで印象に残らない映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-02 00:56:33) 18.《ネタバレ》 ノンフィクションが題材になっていますので、極力脚色を控えているのはわかります。ただ、あまりにエピソードを盛り込みすぎたために、若干間延びしてしまった感があるのが大変もったいないと思うので、そっちのほうは何とかしてほしかったです。女子学生の一団とのエピソードや、みんなで1ドルずつ出し合ってのシーンなんかは、もっと短くするか、まるまるカットしちゃっても差し支えなかった気がしますよ。 また、肝心のホワイトスコールに遭遇したラストシーンは、なんかすごくわかりにくいです。物語の中心人物っぽい4人の生徒のうち、フランクは戦線離脱していましたが、ギルはお兄さんの写真を取りに戻ったせいで船室から出られなくなってそのまま海底に、ちょい不良のディーンは救命艇を救出するも自身は縄がからまり海底に沈んだってことなんですか?で、確かシェフ担当の先生はどうなったかもわからないまま死んだことになったような・・できればこの一連のシークエンスにこそもっと力を注いでもらって、もう少しだけわかりやすい演出にしてほしかったです。 そうえいば、救出後、チャックが試着室の中に入った途端、まるで荒波の中にいるかのような錯覚に陥るシーンがもの凄く恐ろしかったです。そんで、この辺りからラストまで、個人的にはかなり良かったと思っています。裁判は確かに残された時間で無理やりまとめた感はありましたが、この作品の場合本質はそこではなさそうなので、特に問題はないかなと思いました。 チャックの船長を弁護する魂の演説は、お約束のようなフレーズが並んではいますが、やっぱり感動しちゃいますね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-22 03:15:43)(良:1票) 17.《ネタバレ》 仲間同士の友情のくだりは大変良かった。良かったんだけど、全体的に人物にもう一つ個性が感じられなかったのが残念でした。イルカをやってしまった彼の下船はまあしょうがないでしょう。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-24 23:41:04) 16.《ネタバレ》 少年達の成長、友情、団結、別れ。自然の美しさ。イルカが・・・。ラストは涙した。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-07-10 23:03:54) 15.《ネタバレ》 ディザスター・ムービーかと思ったらドラマがメインの作品だった▼このドラマ、やや淡白な印象を受けた。登場人物のキャラがいまいち立っていないため、単調な感じは否めないだろう。「友情」や「師弟愛」など幾つもの要素を監督のリドリー・スコットはこの作品に盛り込んでいるが、「友情」のみをもう少し前面に押し出し、最後の裁判シーンはカットしても良かったかも知れない。最後のドラマが感動の山場なのかも知れないが、私には「蛇足」に思えた▼しかし、さすがはリドリー・スコット監督である。大きく外しはしない。全体としてはそれなりにまとまっている。またイルカのシーンなどのカメラワークも良かった。 【新世紀救世主】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-17 16:24:15) 14.確かに嵐のシーンはすごい迫力がある。ディーン君は生きてほしかったなぁ、、、。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-27 19:38:08) 13.亡くなった人も、生き残った人もかわいそう。ストーリー的には、わりと楽しめました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-24 00:31:26) 12.《ネタバレ》 船の上の部分はいいけど、裁判したりしているところで少しつまらなくなった。嵐で命を落とした個性的な2人のどちらかが生きていて欲しかった。 【Gene】さん 6点(2005-02-25 13:16:07) 11.帆船と嵐は美しく、迫力あり。青春、行動、訓練、成長、友情、等等たくさんの要素を組み込んだ良く出来た作品です。 【ご自由さん】さん 6点(2004-12-15 00:41:19) 10.ラストのほう不覚にも泣いた。あと映像がキレイね。 【NIN】さん 6点(2004-10-06 13:00:23) 9.感動しそうで、感動しきれない作品でした.. やはりノンフィクションものをここまでドラマチックにすると..見ていて、心のどこかで「ほんまかいな..」って思ってしまう.. ノンフィクションでなければ、もっと素直に見れたかも... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-31 13:15:33) 8.映画館で観たときには涙したが,観返すと感動は半減。「運命」の捉え方が変わってきたのかな。友情ものとしてはかなりハイレベル! 【ロウル】さん 6点(2003-12-15 19:45:51) 7.スコットがちょっと熱い人間ドラマを撮てもどこかクールな雰囲気が漂う。そのせいかどうか、心に残る作品であるかと言うと、今ひとつ押しが足りなかったように思う。映像は相変わらずクオリティが高く、素晴らしい。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-12 12:36:39) 6.友情っていいよね。あと海の男はかっこいい! 【ピニョン】さん 6点(2003-11-20 23:59:29) 5.単なる青春映画でなくパニック映画でもなくシッカリとした骨太の人間ドラマでした。ホワイトスコールで沈む船は何が起きてるのか分かりづらいがそれこそがパニックであり、船長の責任問題を追及したからこそよりリアリティがあり、より深みが感じられた。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-11-18 15:04:06) 4.今をときめくフィリップやスコットが爽やか。後半の展開が好きになれないけど、事実なら仕方ないっか。 【桃子】さん 6点(2003-10-14 18:30:42) 3.なんか二度と結婚しなかったとか言うとかっこよくないですかぁ。あとこういうキャラ多いと人の区別がいつもできなくて困ります。今回も最後まで区別できなかった。。。 【バカ王子】さん 6点(2003-07-26 16:15:51) 2.“白い嵐(?)”が来るシーンは良かった。他は今までの青春映画の延長って感じが・・・ 【イマジン】さん 6点(2001-01-31 15:57:37) 1.良くある青春映画だけど、やっぱり涙ポロっ。心温まりました。 【にゃん♪】さん 6点(2000-12-29 16:38:05)
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