みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.《ネタバレ》 父親がいきなり撃ち殺されるオープニング。激しい撃ち合いから始まる序盤。まるで内戦中のような、街に漂う緊張感。タイトル『デビル』の名にふさわしい、血で血を争う凄惨な物語となっていくのでしょうか。いやいや、ブラピ演じるフランシスが亡命・潜伏してからは映画の雰囲気が一転。フランシス(亡命先ではローリー)をとりまく人間ドラマが始まります。 まったりとした展開。スローライフのようにゆっくり過ぎていく時間。ローリーやトム・オミーラ(ハリソン・フォード)がどういう人物なのか、丁寧に私たちに印象づけてくれます。さすがにまったりしすぎて退屈で冗長に感じる部分はあります。ただローリーとトムの二人は、共に善人であり、事情が違えばきっとお互いに友人や親子のような関係になりえただろうことが痛いほど伝わってきます。 この前半の抑え気味で地味で、でもなんだか大切にしたくなるような人間ドラマがあったからこそ、後半の展開、そしてラストに切なくやりきれない気持ちが生まれるのでしょう。 タイトルと人物設定及びストーリーに若干のずれは感じますが、映画としては個人的に好きなタイプです。相容れぬ立場でありながら、お互いの存在を尊重しあい、思いやりあえるような人間関係は心にぐっとくるものがあります。そういった意味では、なかなかに良い映画だったんじゃないでしょーか。僕は好きですよ、こーゆーの。 ローリーはかわいそうだったけど、人生の最後にトムやその家族と出会えて嬉しかったんじゃないかな。最後は幸せそうにも見えました。ってのは言いすぎですかね? 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-05-22 12:43:42) 8.点数低いですね…個人的にはそれなりに満足のいく一本でしたが。 【K】さん 7点(2005-02-21 20:35:39) 7.この映画って、評価低いんだ・・・ みなさんのコメントを読んで納得するところも多々あり。でも、自分は結構好き。IRAの一員としての使命感と苦悩。ブラピのはかなく壊れてしまいそうな演技が美しい。 【太助】さん 7点(2004-09-11 01:50:40) 6.ここでの評判は芳しくないようだが、北アイルランド紛争の経緯やN.Y.Cにおける移民、職業分布について多少の知識があると結構、話に入り込めると思う。ブラッド・ピットの演技にしても哀しいテロリストの役を上手にこなしている。傑作とまではいかなくてもなかなかの作品だと鑑賞直後は正直に思ったし今でもその意見は変わらないのだが、それほど酷い作品だろうか?もったいない。 【Copperfield】さん 7点(2004-05-05 07:58:13)(良:1票) 5.まあテロはよくないことだが、米国の自分達の価値観押し付け作品はしっくりこない。この作品はそこそこ楽しめましたが。 【guijiu】さん 7点(2003-12-03 02:02:34) 4.ハリソン・フォードとブラッド・ピットの友情物語!!悪役のブラビも心やさしい。 【正岡賢二】さん 7点(2003-07-17 15:07:30) 3.「怒りに目覚めて、人は初めて関心を持つ」というブラピの台詞が、ラストの「言ったろ。アメリカの問題じゃない。アイルランドの問題だ」に至り、『風とともに去りぬ』が、アイルランド人作者M・ミッチェルの反骨意志をものともせずにアメリカ開拓精神に塗り替えられた時の虚しさを覚えた。意訳すると、「アメリカにはもう、アイルランド人はいない」という意味か?『セヴン・イヤーズ・イン・チベット」のチベット問題同様、『デビル』のアルスタ問題も現在進行形であるのだから、描き方としては、こんなものだろうというところ。印象的なのは、教会で神父の説教を聞いている時のブラピ。泣きのブラピも抜群だけど、揺れ動く心を演ずるブラピは、ピカイチだなぁ。「僕だって全てを告悔して普通の生活に戻りたいんだ」という叫びが聞こえてきそう。でも、家族を目の前で惨殺されて、犯人に「あなたの気持ちもわかりますよ」なんてことが言える人間がいるのかと、ハリソン・フォードに訴えるブラピは、さすが。いかにもアメリカ的な、あの陳腐な脚本で、ごく普通に生活できるはずだった少年がテロに走らざるを得なかった、ごく普通の生活を望んでいる青年役を、目一杯頑張っていた。 【Y-N】さん 7点(2002-09-07 23:43:02)(良:3票) 2.へへへ。私はこの「俳優ミスマッチさ」が結構好きだったりした。ブラピ演ずる正統派哀しきテロリストと、ハリソンフォードの正義感あふれるおまわりさん(刑事でもFBIでもCIAでもなのがミソ)、それぞれの味からは程遠いよぉな役どころだけど、結構味わい深いのではと…。ん~、ゆってみれば、マグロの刺身にマヨネーズって感じで(なんじゃそら)、意外なお味でいけました。 【ちっちゃいこ】さん 7点(2001-09-27 21:09:05) 1.H・フォードとB・ピットの初顔合わせとくれば期待するなと言うほうがムリ!でもアクション映画としては渋い作品に仕上がりましたネェ。そもそもアラン・J・パクラってどちらかというと社会派監督で、真摯で真面目な作風は高く評価されてはいるけど、やっぱりアクションは不得手のようですね。 【ドラえもん】さん 7点(2000-10-15 00:37:12)
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