みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
11.劇場版1作目でありながら早くもスピルバーグの天才ぶりが発揮されている良作。 【ガブ:ポッシブル】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-11-09 09:51:25) 10.《ネタバレ》 他の方も書かれているとおり「激突!」とは何の関係もありません。 前科者のヒロインが囚人の夫を脱獄させてパトカーを盗んで、養育権のない我が子の元へと向かうロード・ムーヴィーです。 因みに、これから民放でご覧になられる方へ解説しますが、主人公のヒロインは事件後、15ヶ月で仮出所し、現在は子供と一緒に暮らしているとのこと。 数十年ぶりに鑑賞したのですが、最後のテロップは私自身忘れていました。 本編はダルいところがありますが、90分に編集されれば面白いと思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-31 21:12:21) 9.《ネタバレ》 実話を基にしているせいもあり、早い段階から崖っぷちな二人。アメリカで警官を人質にして、逃走してればどうなるか? そりゃあ嫌でも最悪のケースを思い浮かべるもの。実際、射殺するチャンスがありながら、タナー警部が止めている状態であり、とてもじゃないが逃げ切れるとも思えない。そして目的である息子奪還は大きく遠のいてしまったと考えていい。このあたりが明るい作風でありながら心の底から笑えなかった理由なんだろう、しかし最悪を想定していたからこそ、息子を取り戻したという結果にはサプライズプレゼントのような嬉しさがあった、また観たくなる映画だ。あ、そういえばあの老夫婦はどうなったんだろう? 災難なこった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-24 21:00:18) 8.《ネタバレ》 本作が実際のところスピルバーグの劇場映画第一作目なのですが、瑞々しい感性が感じられる良作です。とても実話とは思えないアホみたいな脱獄手段には笑ってしまいますし、映像も美しくて名手ヴィルモス・ジグモントのカメラは夕方から夜にかけての風景が印象に残りました。前半はロードムービーとしても楽しめるのですが、中盤からだんだん笑えない展開になってきます。銃社会アメリカに対するスピルバーグの厳しい眼が感じられ、民間人が勝手に犯人たちを射殺しようとするシークエンスなど、マジ怖いですね。ゴールディ・ホーンたちも所詮頭カラッポな若造なのは判りますが、彼らをどんどん英雄視してゆく民衆もバカとしか言いようがない。そこら辺が良く伝わってくるのは映画の出来が良いからですが、それにしてもアメリカ人ってやっぱ変な人たちだなと改めて感じさせられました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-07 01:46:44) 7.《ネタバレ》 なんでなん?前半、あんなに楽しかったやん。パトカーいっぱいで。ガソリンスタンドのくだりなんて、あんなにおもろかったやん。なんでなん?あんなにはしゃいでたのに。なんでこんなに暗くなってもーてんの?それが人生なんかなー。楽しい時間はやがて終わる。馬鹿騒ぎの後の寂しさみたいなものがこの映画から感じられた。それにしても、この映画は、コミカルだけじゃなく、ガンアクションもあるし、人間ドラマもあるし、また犯人を英雄みたいに扱う野次馬なんかの社会現象までも取り入れて、うまくまとまってるわ。エンターテイナー性も高い。今観てもそこそこ楽しめました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-15 02:47:46)(良:1票) 6.スピルバーグの劇映画デビュー作。この頃の「激突」や「ジョーズ」「未知との遭遇」と比べると小品の感は否めないものの、ある意味若きスピルバーグの非凡さを最も感じさせる作品。ニューシネマで立ち直ったアメリカ映画界に、そのニューシネマの匂いを残しつつ進化させた本作でデビューした彼が、この作品から30年以上もアメリカ映画の先頭を走り続けている…なんてことを思うと少し感慨深いものがある。久しぶりに見て気づいたけど撮影はあのヴィルモス・ジグモンド、やっぱり良い。 【ParaP】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-27 02:35:03) 5.《ネタバレ》 巻き込まれ型逃亡ものの下敷きになっているのだろうか。ゴールディー・ホーン演ずるルー・ジーンの我がままっぷりに腹立たしささえ感じるのだが、それゆえ物語が成立するので仕方が無いことである。全て、奔放気ままな彼女が原因となってストーリーが進み、クロービス・ポプリン(ウィリアム・アザートン)が次第に思慮深い男に見えてくるところがいいと思う。(まして、間に犯人とみるやいないややたら発砲して殺そうとする親父たちや訳の分からぬ歓迎をする町の人々等,どう考えても以上な人々をみせることで、「子どもを取り戻したいからシュガーランドに行く」という妻の願いを聞いた彼をまともな人間だと思わせている。)ラスト川面に映る夕日が美しい。そして、ルー・ジーンが1年3ヶ月服役した後に養育できるという判断から子どもと一緒に暮らしたという字幕が、クロスビーの死のむなしさをさらに深める事となる。ちなみにこの映画、みなさんがおっしゃる通り邦題がおかしい。と、いうことで「逃亡!」とうのは・・・だめだ。。。センス無いな。 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-14 15:44:07) 4.ストーリー的・時代的にアメリカン・ニューシネマ系統の作品にも見受けられますが、映画としてはニューシネマよりも現代の作品にずっと近い雰囲気を持っており、スティーブン・スピルバーグの非凡でモダンな才能を十二分に発揮したデヴュー作だと思います。スケールの大きな演出とヴィルモス・ジグモンドの美しい映像で、地味な話をきちんとエンターテインメントに仕上げてある。多くの「ニューシネマ」と違って、たぶん現在観ても古臭い印象は受けない筈。これが凄い。惜しむらくはこの邦題。こんなタイトルの所為で、今一つ正当な評価を受けてない様に感じます、7点献上。 【sayzin】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-11 00:01:27) 3.スピルバーグの描く「身近な恐怖」の原点が『激突!』ならば、スピルバーグの描く「ヒューマニズム」の原点は劇場用デビュー作となる今作だろう。裁判所の決定により奪われた子供を取り返すべく法を破り奔走する男と女。子を想うがゆえの実際にあった事件にスピルバーグが心を動かされたことは、その後の彼の作品を見れば理解できる。主人公二人が法を犯す行為はもちろん誉められた行為ではないが、子供が待っているという残酷な嘘をつき、さらには二人を射殺しようとする法の番人と、どちらが人道上の罪にあたるかは一目瞭然。そうやって人間らしい主人公二人に感情移入させ、人間を見ずに罪だけを見る法の矛盾を露呈させてゆく。アメリカン・ニューシネマをなぞっただけのありきたりな作品とも言えるが、大量のパトライトの行列やラストのキラキラなど、印象的な画が映画を見たという満足感を与えてくれる。私が一番印象に残った画は、二人組のよその管轄の警官が出動するシーン。あんな美しい空の画はそうそう見れるもんじゃない。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-08 17:58:02)(良:1票) 2.ゴールディ・ホーンの子供を取り返そうとする必死さこちらにも伝わってきました。あれだけのパトカーを使うシーンは広いアメリカだからこそロケが出来たんでしょうね。日本じゃまず無理でしょう。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-10 12:47:50) 1.子供を取り戻したいばかりに状況をエスカレートさせていく夫婦を軸に、かかわる人々の心情を丁寧に描いた良作。野次馬気分で捜査をかき乱す警官や、共感を抱けば犯罪者に対してすら過剰な思いやりを見せる市民など、監督が描きたい様々な要素を事件の進行にうまく織り交ぜてある。追跡パトカー群が次第に増殖していくさまを美しくもおかしく描写していくなど、ストーリーを大事にしながら常に「エンターテインメント」であることを忘れないスピルバーグらしさが存分に発揮されている。今仮に製作→公開されても興行は大外れだろうが、「知らない話を2時間見せてくれる」という映画の良さをたっぷりと与えてくれる。 【今、ビデオで見たばかり】さん 7点(2003-06-06 04:05:01)
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