みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
52.《ネタバレ》 広告代理店に勤めているかつての知り合いに久しぶりに会うと、下世話な私などはつい「芸能人にもしょっちゅう会うんでしょ」などと訊いてしまうのですが、すると若干困ったような(困ったヤツだというような)表情で、「そりゃまあ、タレントさんって、自分達にとっての“商品”だからね」という返事が返ってきて、“商品”という言い回しに一瞬ギクリとはするけれど、しかし何だか妙に納得してたりも。実際は、ある人たちの「才能」が商品なのであって、しかし「才能」は人物と不可分なので、すなわち人物ごと「商品」として扱われることになる。スポーツ選手ならその人のスポーツの才能が提供されるだろうし、音楽家なら音楽の才能、芸能人なら、ある一定時間、ある空間を盛り上げる才能が提供されるかもしれない。その才能には値段がつき、そこには無形有形の一大産業が生まれる。才能の提供者にあまりにスポットが当たるが故に、目に見えていることが全てだという大きな勘違いを消費者にしばしば与えてしまうけれど、当然ながら、実際には表舞台以外の大勢の人々が産業を動かしているのだし、またこれもいたって当然のことだけれど、表舞台で提供されるパフォーマンスは、その提供者の持つ商品としての「才能」であって、そのパフォーマンスが提供者の実像そのものではない、ということ。私生活だって、あるんです。 で、まあ、この映画では、スポーツ業界において自身のスポーツの才能を商品として提供するスポーツ選手―――の代理人、といういわば裏方さんの姿が描かれます。で、これを演じるのがトム・クルーズ。手振り身振り全開のオーバーアクトで、まったく「裏方」感ナシ。ははは。あ、これがトム・クルーズの実像と思っちゃ、いけないんだっけ・・・。 で、その相手役がレネー・ゼルウィガー。トム・クルーズに負けじと、こちらも大袈裟な表情でもって、それを迎え撃つ。この演技の応酬。誰も止めなくていいのか。いや、いいんです。いろいろウソ臭く見えちゃいますが、これも映画の華。 レネー・ゼルウィガー演じるヒロインがシングルマザーで、息子はまだ幼い上に喘息の症状があったりもして、大変そう。だけどこの息子というのがいかにも人懐っこくって、いい味出していて。トム・クルーズの腕にぶら下がってクルクル回って、こんなことされちゃったら、いくらあのトム・クルーズでも、だんだんパパの顔にもなろうというもの。 会社をクビになったおっちょこちょいのトム・クルーズ、彼がいなくなっても会社は何も変わらずこれまで通りの業務が続けられ、ただ、こちらもおっちょこちょいのレネー・ゼルウィガーだけが一緒になって道を踏み外し、トム・クルーズと新たな活動を開始する。例の息子のお陰なのか何なのか、二人の間も接近して行き。 この映画、主役二人の演技が大袈裟な分、バランスを取ろうというのか演出の上では淡泊なところもあって、劇伴の音楽は(実際に劇中で音楽が流れるシーン以外は)控えめ。二人が接近した挙句、トム・クルーズがついにプロポーズするシーンなどですら、安直に音楽で盛り上げたりはしません。 裏方が中心の物語とは言え、表舞台に立つ選手たちにも、いろいろな立場、いろいろな私生活がある訳で、ゼロからの再出発となった主人公のように、自身も這い上がろうとするアメフト選手(キューバ・グッディング・ジュニア)の物語がそこに絡んできたりもする。裏でも表でも、それぞれが成功を夢見つつ、大事な私生活も抱えていて。 トム・クルーズとレネー・ゼルウィガーが互いに視線を交わし、なにせこの二人なのでそれがいかにもウソ臭いというかウサン臭いのですが、それでも何でもこの二人がラストで間に子供を挟んで、夕日に尾を引く影を後ろに、歩いていく姿には、家族という私生活が投影されて、やっぱりしみじみとしてしまうのでした。 ところでこの映画。主人公が最初勤めていた大企業ではオフィスの窓から都会の景色が見えていて、一方、クビになって独立すると、窓からの景色ものんびりしたものとなるのですが、とにかくこの窓からの景色が、トム・クルーズの演技などよりはるかにウソ臭く見えてしまうのですが、もしかして合成映像???とか思っちゃったり。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-30 16:59:35) 51.スポーツ・エージェント(職業)のサクセスストーリーかな思ったら、 期待と違って恋愛モノでした。邦題の付け方に問題ありか。 最終的には観られたので、まぁよしとするかな。 ただ、どちらも尻軽なのはやや気になるところ(恋愛モノなのに) 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-05-29 21:27:03) 50.《ネタバレ》 まだまだ若くてかわいらしいレニー・ゼルウィガーが出演しています。トム・クルーズの映画のわりにキザでないところもよろしい。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-08 20:27:38) 49.ラブストーリーに関しては特に何の感想もありませんが、アメフト選手との友情にはほろりとくるものがありました。最後のテレビインタビューは笑えて感動してとても良いものでした。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-20 07:03:13) 48.《ネタバレ》 不覚にも号泣した記憶があって、どのあたりだったのか、何故泣いちゃったのか、個人的に疲れていただけなのか。。。映画ってホントに素晴らしいですね。泣いた箇所探しに再鑑賞したい作品です。 【成田とうこ】さん [試写会(字幕)] 7点(2010-04-20 00:33:19) 47.《ネタバレ》 *愛情、気持ちの変化を丁寧に細かく描いていると思う。**子役がうまい!***邦題でミスリードしている、よくない。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-15 20:08:00) 46.《ネタバレ》 佳作。「文句ばかり言う選手に人々は感動しない。感動を与えればお金は付いてくる」といったセリフに代表されるようなベタな展開ではあるが、それがよい。これは映画なのだ。途中のこまごまとした演出が、またいい味を出している。まあ、クビになった会社のオフィスで、(携帯でもなく)会社の電話を使ってクライアントの引き抜きができるとは思えないのだが、そこは目をつぶろう。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-27 01:49:10) 45.《ネタバレ》 最近はいろんな職業の映画がありますが、エージェントですか、今までありそうでなかったね。でも契約者とあんな友情は芽生えないよね、普通。でも、もし自分がスポーツ選手だったら、あんなトムみたいな正義感があって、頼れるエージェントに任せたいとは思うだろうけどね。表向きはお約束なベタな恋愛ものと言う感じですが、黒人の選手との熱い絆、家族の暖かい関係にはやっぱり感動しました。毎回思うけどたまにはこんな軽いノリの作品も良いね。 【taka-104】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-01-29 18:13:04) 44.映画館を出たとき、前向きに頑張ろうと思ったことを覚えています。この役のレニーは良かった。後でレニーが売れてきた時、ザ・エージェントに出てきた女優だと、真先に思い出したぐらい、この役の印象が強かった。トム・クルーズもこのころは良かった・・・ 【ポンクー】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-12 13:05:35) 43.《ネタバレ》 ○結局ザ・トム・クルーズ映画でそれが故に、ロマンス要素が本題のストーリーを邪魔している感がある。とは言え、どちらの要素も捨てがたい気もするのは事実だが。でも、予定調和と言えばそうだった。○キューバ・グッディング・Jrとレネー・ゼルウィガーが光っていた。やはりトム・クルーズはアゲマンなのだろうかと思った。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 10:12:45) 42.原題『Jerry Maguire』より、邦題『ザ・エージェント』の方が良いですね!殆どの場合、原題と邦題が違う場合、なんでこんな邦題付けたの?と思う事が多いと思いますが、これはシックリきました。 人間同士の信頼関係って重要ですね!お金だけじゃないんだぁ! ケリー・プレストンのヌードが見れて大満足ですが、いまいち嫌な役だなぁ~ 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-24 12:46:39) 41.利益ばかりを重視する傾向の強い昨今、人間同士の心のつながりの大切さに気付いたジェリーに拍手を送りたい。キューバ・グッディングJr.の陽気なキャラクター、レニー・ゼルウィガーのやや人見知りなキャラクター(彼女を見たのはこの映画が初めてですが、一発で好きになりました)も良い。「君が僕を完全にする(You make me complete・・・だったかな?)」・・・良いきめ台詞です! 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-11 23:21:42) 40.「クアン」素晴らしい言葉をありがとう! 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-22 02:24:36) 39.スーッと入ってくる作品。さわやかでとてもよい。そして、ヒロインの性格がかわいい。 【シュシュ】さん 7点(2005-01-10 02:25:41) 38.冒頭の数分でストーリーが分かってしまう内容なのに、しかもトム・クルーズは苦手なのに、それなのに久々に泣いてしまったのは、キューバ・グッディング・Jrの素直でイヤミのない演技のおかげか。今でこそ侮れない役者根性を発揮してかなりしたたかな女優だと分かったレニーもこの作品ではひたすら可愛く癒し系の女を演じていて初々しくてよい。子役の屈託のない笑顔は見る度に得した気分になれるぐらい良かった。難を言えばトムとレニーはやはりどう見てもお似合いとは言えない・・それぞれの役柄としては適役なんだけど。 【lady wolf】さん 7点(2004-11-12 14:59:33) 37.もっと下らない映画だと思っていましたが、意外によかったです。ストーリーには何の意外性もありませんが、素直に楽しめました。前向きで明るい気持ちになれる映画です。私はフィギュアスケートファンなので、冒頭でジェリーがクビになるエージェント会社にフィギュアスケート選手のカタリナ・ビットのポスターが貼ってあるなと思いましたが、ラストに近いシーンでカタリナ・ビット本人がチョイ役で出ていたのにびっくりしました。もっと気をつけて見ていれば途中にも出ていたのでしょうか。 【チョコレクター】さん 7点(2004-10-11 19:37:54) 36.トム熱演しております。なかなか面白かった。 【むーみん】さん 7点(2004-08-31 15:55:38) 35.グッディング・Jrの最後のシーンが良かった! 【ケンジ】さん 7点(2004-08-23 14:45:04) 34.トム・クルーズが「キュート」な映画。R・ゼルウィガーはトムクルーズのガールフレンド役かと思っていたらわりと奮闘してた。子供役もかわいかった。 【キュウリと蜂蜜】さん 7点(2004-07-18 16:07:30) 33.コレで初めて見たレニーが他に無いタイプの女優さんでかわいくて良かった、この時は。最近はキバってますね。 【★ピカリン★】さん 7点(2004-06-13 23:22:50)
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