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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 家に帰る為に、スコットランドの山谷をラッシー一匹で駆け抜けていく雄大なショットが印象的。なんといっても、コリー犬ラッシーの優雅なたたずまい、美しい毛並み、知的な顔立ちが観ていて惚れ惚れしますよね。僕みたいな犬好きにとっては、ラッシーが画面に映る度にナデナデしたくなる衝動に駆られる(笑)。ファミリー映画、特に子供向けなので、全体的に生ぬる~い展開ではありますが、それでもやっぱり、雪の中横たわるラッシーをジョーが発見して運命の再会を果たすシーンはじ~んとくるものがありますね。個人的には、大道芸人のおっちゃんを助けようとして命を落としてしまうワンコが一番の泣き所でした。途中、ネス湖のネッシーがカメオ出演し、さすがにあれはいらないんじゃないかな?とは思うものの、全体的には良質のファミリー映画に仕上がっていると思います。 【あろえりーな】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-04-22 16:48:31)
2.《ネタバレ》 最初は字幕で見てたんだけど、あ、これは吹き替えのほうが味わいでるぞ、と途中で切り替えた。するとけなげな子どもはよりけなげに、いじわるなハインズさんはよりいじわるに、くどくなる分ドラマの輪郭がクッキリした。それで原作の古さによるちょっと引っかかるところ(左翼的に見れば忠義推奨・階級差是認の保守反動)があまり気にならない。古典の様式という枠があれば、ガチガチの封建思想を描く歌舞伎だって平気で感動できるのと同じことだ。そういえばラストのP・オトゥールの“犬あらため”なんて歌舞伎の“首実検”をそのまま裏返しにしたような腹芸の場で、ちゃんと赤塗りの憎まれ役にあたる人物までいる。あそこで泣かない人は鬼畜であろう。ある種の古典的な型は東西さして変わらないのかも知れず、本作ではその洗練された定式ゆえの安定感を充分味わえた。縦断していく英国の冬に向かう風景もまことに美しい。 【なんのかんの】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-09-27 12:17:00)
1.
エリック・ナイトの「ラッシー」の映画化。(吹替版なので彼らのヨークシャー訛りを聴くことはできなかった) ラッシーのスコットランドからの600キロの旅をそう長くはしていないが、ロケーションは素晴らしく、このような作品でなければお目にかかれない荒野が眼前に広がる。 終盤はクリスマスに変更され、降りしきる雪の中やせおとろえた体でトボトボと家路をたどるラッシーをよりいじらしく見せている。 たいがい90分前後と決まっている児童文学ものの制約のせいか、ジョーとラッシーの強い絆のかげで、ラッシーをあきらめた人物のうち一方が削られているのが惜しい。 ピーター・オトゥールの誇り高く矍鑠とした、だが道理と情けを知る老公爵のように、旅の途中で倒れた彼女(LASSIEは若い娘の意)の命を救い、手元におきたい気持ちを抑えて送りだす老夫婦のエピソードは一番心に残るエピソードであったので。 彼らがラッシーをわがものと主張していた時期は自分本位で嫌な人に感じるのだが、その執着を捨てた際には立派な人に思え、気の毒にさえなる。 人間でも動物でも感情のあるものに対して、これは自分のものなどと思うのは愚かではあるだろうし、原作がすばらしいのもそのあたりがよく書けているからだと思う。
【レイン】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-01-20 19:10:06)
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【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
6.73点 |
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4 | 0 | 0.00% |
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6 | 6 | 54.55% |
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7 | 3 | 27.27% |
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8 | 1 | 9.09% |
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9 | 1 | 9.09% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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