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陽のあたる場所

A Place in the Sun
1951年【米】 上映時間:122分
ドラマラブストーリーモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
[ヒノアタルバショ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-06-09)【イニシャルK】さん
公開開始日(1952-09-24)


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監督ジョージ・スティーヴンス(監督)
助監督チャールズ・C・コールマン
キャストモンゴメリー・クリフト(男優)ジョージ・イーストマン
エリザベス・テイラー〔女優・1932年生〕(女優)アンジェラ・ヴィカーズ
シェリー・ウィンタース(女優)アリス・トリップ
アン・リヴェール(女優)ハンナ(ジョージの母)
レイモンド・バー(男優)マーロウ検事
シェパード・ストラドウィック(男優)アンソニー・ヴィカーズ
テッド・デ・コルシア(男優)オールデンドルフ裁判官
ダグラス・スペンサー(男優)(ノンクレジット)
中村千絵アンジェラ・ヴィカーズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
竹口安芸子ハンナ(ジョージの母)(日本語吹き替え版【ソフト】)
福田信昭マーロウ検事(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤原啓治ジョージ・イーストマン(日本語吹き替え版【PDDVD】)
紗ゆりアンジェラ・ヴィカーズ(日本語吹き替え版【PDDVD】)
大塚周夫ジョージ・イーストマン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
鈴木弘子アンジェラ・ヴィカーズ(日本語吹き替え版【テレビ東京/TBS】)
富永美沙子アリス・トリップ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
千葉耕市ジョージ・イーストマン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
家弓家正アンソニー・ヴィカーズ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
井上真樹夫ジョージ・イーストマン(日本語吹き替え版【TBS】)
谷育子アリス・トリップ(日本語吹き替え版【TBS】)
大塚国夫ジョージ・イーストマン(日本語吹き替え版【テレビ】)
水城蘭子アリス・トリップ(日本語吹き替え版【テレビ】)
原作セオドア・ドライサー『アメリカの悲劇』
脚本マイケル・ウィルソン〔脚本・1914年生〕
音楽フランツ・ワックスマン
ロバート・エメット・ドーラン(不足音楽〔ノンクレジット〕)
編曲ロイ・ウェッブ(ノンクレジット)
撮影ウィリアム・C・メラー
製作ジョージ・スティーヴンス(監督)
アイヴァン・モファット(製作補)
パラマウント・ピクチャーズ
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ロイヤル・グリッグス(背景合成)
ゴードン・ジェニングス(特殊効果撮影)
美術ハンス・ドライヤー(美術監督)
ウォルター・タイラー(美術監督)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア(ヘアメイクスーパーバイザー)
編集ウィリアム・ホーンベック
字幕翻訳細川直子
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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14.《ネタバレ》 イヤー、こんなオソロシイ話とは。田舎出の兄ちゃんが立ち尽くす人生の岐路。逆玉の輿に乗るか、孕ませた彼女への信義を通すか。こんなん、人の心の弱いトコをもろに突いてくる状況であります。M・クリフト演じるジョージの気持ち、わかるよ・・。いやいや、令嬢より女工の方を取りますよという聖人はどれほどいるだろうか。だってこれもう勝負ありだもん。社会的地位もお金もセットで付いてくるご令嬢アンジェラ。またカメラが嫌味なくらいエリザベス・テイラーを美しく撮り上げます。 かくて鑑賞側も「あーアリスさえいなかったらねえ・・」と危険な考えへと煽られ追い詰められ、ついにボートで湖上へ、の場面ではいやな汗をかきっぱなしになるわけで。 大体、人間の日常では「いなくなってくれ」ぐらいな妄想はストレスフルなこの社会、誰でもライトに抱くもんです。思っただけで死罪とはこりゃ厳しい。ただ、これって本当に起きた事件に基づいているんですって。や、殺してはいかんよやっぱり。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-10-30 23:02:24)

13.《ネタバレ》 これはとても秀逸な恋愛劇であり、サスペンスでもあります。 アメリカ映画的というよりも、フランス映画的な感じがします。 フランス映画のような繊細さを持った作品でした。 この男は悪い男ですが、同情はします。 貧しい生まれで、あのようなお嬢さんとお近づきになれたら… 前途揚々たる、夢の生活を手放したくない、ならばいっそのことあの女を、、と考えてしまうのはあり得ることでしょう。 しかしそれを実行してはならないと思います。 それにしても、あの女工が不憫でならない。 あまりに気の毒すぎます。 にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-13 22:18:20)(良:1票)

12.《ネタバレ》 後に何度も映画化される、身勝手な男の悲劇の話。元ネタだけあって、ピュアな形のストーリーで、心に突き刺さる。テイラーが、清楚で綺麗。 にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-17 06:25:28)

11.《ネタバレ》 エリザベス・テイラーの美しさが光る作品。 二股をかけてどうしようもないことになっていくジョージに肩入れして観ていたので、 捕まって裁判にかけられる様は本当に胸詰まる思いでした。 悪いことに変わりはないけど、何かの救いがあってほしいなって。 でも重いラストでしたね。日の当たる場所というタイトルですが、 陽の当たっている上流階級の世界と、陽の当たらない下流の二人の対比が印象的でした。 そして、彼は殺人を犯したのか、という、心の闇の部分に迫っていく。 なかなか恐ろしいものがありました。 あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-07 22:07:41)

10.意外(?)にも重厚な作品だった。 恋愛ものや立身出世ものではなく、サスペンス系。でも最後は恋愛系にちょっと戻るような戻らないような...思ったよりも良かった。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-17 21:51:10)

9.《ネタバレ》 カワイソすぎる工場の女の子。いくらエリザベステイラーが振り向いたって、そんな関係なら、もうよそ見はダメでしょう。神様がお許しになりません!まったく。映画の創り手もリズと対照的にするために、こっちの女の子をゾンザイに扱ってる。それじゃぁこの主役のハンサム君と同罪だよ。工場の女の子の親がもっと描写されても良かったと思う。ハンサム君のお母さんは、と言うとこんな感じなら野心家に育たないんじゃないのかなぁ?といった感じの人で、昔の映画だからか、ちょっと粗さの目立つ名作だった。 トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-05-05 03:28:27)

8.まず何よりも、リズがなんと眩しく・輝いていたことでしょう!放心状態になりそうでした。ストーリーも同情できないのですが結構スリルはありました。60年前の映画だなんて、信じられないくらいです。やっと見ることができてうれしい1本でした。 HRM36さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-21 00:06:23)

7.《ネタバレ》 ジョージは貧しい母子家庭で育った。教育もろくに受けておらず、職を転々とする典型的な労働者階級。ところが親戚に上流階級の実業家がいて、工場での職を紹介してくれた。成功への階段の一歩である。職場で知り合ったアリスは貧しい農家出身。職場での恋は禁止だったが、偶然映画館で出会ってみると、境遇が似ているためたちまち意気投合し、恋に落ちる。ところが、彼が上流階級の美女アンジェラと出会うことで運命が大きく動く。二人は共に一目惚れ、まさに運命の人である。男の心はアリスから離れる。蛇足だが、もし、アンジェラとアリスの身分が逆であっても躊躇なくアンジェラを選ぶだろう。当時「世界一の美貌」が銀幕に輝いています。アリスは妊娠しており、結婚を迫る。このときのジョージは誠意が足りない。別の恋人が出来、心が完全に離れていることを言わないのだ。言えば道が開けたかもしれないのに。男のどっちつかずの態度に業を煮やすアリス。新聞でアンジェラとの交際を知ると、逆上。近くまで押しかけ、会わないと全てをぶちまけて自殺すると脅迫。この女として最低の行動が身を滅ぼすことに。どうして医者の勧告に従い両親に相談しなかったのだろう。そのころ、ジョージは昇進し、アンジェラの両親に認めてもらい、婚約にまでこぎつけていた。恋と成功と上流者階級への仲間入りの一歩手間の状況。長い日陰暮らしから「陽のあたる場所」へようやく移れるのだ。だが、その後の展開は悲劇へまっしぐら。映画ではぼかしているが、ジョージの殺意は明らか。原作でも殺意あり。目撃者や状況証拠もジョージに不利。アリスの妊娠が判明した時点で実質死刑決定である。同情の余地はない。裁判では自分に不利なことも誠意をもって語っているが、手遅れである。裁判ではテクニックが重要であり、誠意はなじまない。どこまでも世間知らずだ。彼は牧師にいわれ、自分に殺意があったことに気づき、神に助けを求め、心のやすらぎを得る。死刑直前アンジェラが面会に訪れ、今でも愛していると告げる。二人の愛情がそこまで深いわけでもなく、空虚さを感じる。ジョージの行動は行き当たりばったりで、アンジェラの人間像には深みがない。裁判でアリスの家族が一切登場しないのはアンフェアだ。被害者はアリスではなく、ジョージのように描かれているのはどうしたことか。アリスへの心からの贖罪が無い限り、本当の魂の救済はない。ふと思った。 よしのぶさん [DVD(吹替)] 7点(2009-09-24 14:54:28)

6.《ネタバレ》 世に言う殺人犯とはまことに憎むべき血も涙もない凶悪犯罪者だと思うけど、この好青年が第一級殺人犯になりさがり死刑になる結末まで手に汗握りみました。この青年の苦悩は他人事のようではなく、「あーあ本当のことを言ってしまえば、あんなに根は正直者なのに」と思いながら、そのタイミングを逃し、最悪の末路へと堕ちていくところが哀しく、人間としての弱さなんだなーと思いました。その弱さを自分自身も持っているところが分かるので、この映画引き込まれました。教訓:美しい女性にはくれぐれもご用心。 杜子春さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-21 13:04:12)(良:2票)

5.本当に美人といえるエリザベス・テイラー。最高の美しさ!! 白黒画面のなかの輝き、きらめき。クリフトの気持ちよく判る。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-27 17:26:18)

4.物語は金で目がくらみ人間らしさを見失ってしまったための悲劇、つまり資本主義を糾弾したものがベースにあるのですが、カメラはメロドラマを捉える。その背景には撮影時の赤狩りに対処したという事実があるらしいのですが、まちがいなくエリザベス・テイラーの美貌がメロドラマへの欲求を加速させています。そして訪れる、肩越しから超どアップで捉えたチュー!!映画史上に残る美しいキスシーン。リズの美貌があのシーンを可能にし、あのシーンがリズのその後の活躍を確約したといっても過言ではないと思う。そして物語はこのシーンへ向けて進み、このシーンが余韻としてその後のシーンに影響を与えている。 R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-23 13:28:55)(良:1票)

3.女の美しさに心を奪われてしまった男の末路はなんとも、、、 maemaeさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-24 11:52:09)

2.《ネタバレ》 ジョージが求めた「陽のあたる場所」。それは愛するアンジェラが傍にいて、出世をしていくこと。しかし現実は、わずかな光しかささない「陽のあたる留置所」だったということですか。アンジェラの美しさに心奪われるのは分かる気もするけど、恋愛はうまくやらないと。上手くなんて、なかなか出来ないけどね。僕も。 C・C・バクスターさん 7点(2004-06-23 02:35:42)

1.えー!実話だったんですかー。殺されちゃう女の人への扱いの酷さ。残酷だよ、最低だなお前、と腹が立った。だけど、あんなに美しいエリザベス・テイラーが出てきちゃ、心変わりもするってもんだなと納得した。 yukaoriさん 7点(2003-12-08 03:55:19)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 6.61点
000.00% line
100.00% line
212.04% line
324.08% line
424.08% line
5918.37% line
6714.29% line
71428.57% line
8714.29% line
936.12% line
1048.16% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1951年 24回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞モンゴメリー・クリフト候補(ノミネート) 
主演女優賞シェリー・ウィンタース候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・スティーヴンス(監督)受賞 
撮影賞ウィリアム・C・メラー受賞白黒
作曲賞(ドラマ)フランツ・ワックスマン受賞 
衣装デザイン賞(白黒)イーディス・ヘッド受賞 
脚色賞マイケル・ウィルソン〔脚本・1914年生〕受賞 
編集賞ウィリアム・ホーンベック受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1951年 9回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)シェリー・ウィンタース候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・スティーヴンス(監督)候補(ノミネート) 

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