みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
16.《ネタバレ》 【前置き】 コロナウィルス感染防止の為に施行された緊急事態宣言が解除され、久々に映画館で観た映画は「Dead Din't Die」だった。 「パターソン」が思いの外良かったので、久々の劇場体験に相応しいと思ったのだ。 だが… 残念ながら「Dead Don't Die」は正直今一つだった。 辛口のレビューを上梓しようと思っていたのだが、一風変わった作風を持ち味とした監督さんの作品をたった2作観ただけで 偉そうな批評を書くのは余りにも無礼だと思い、いわばルーツとも言える本作の鑑賞を決めた次第。 【本題】 本作と「パターソン」、笑える位に作風は変わっていないと感じた。 映画に対する監督の少し冷めた、でも愛情の有る視点も同じ。 異なるのは色が付いた事と俳優陣が豪華になった事位では。 まるで隣の気のいい兄ちゃんの生活をそのまま再現している様な話の流れ、 人が死ぬ等の事更に観る人の感情を煽る様な描写は皆無。 物語(?)は少数の登場人物が繰り出す必要最小限な朴訥且つシニカルなセリフと比較的短いカットで紡がれていく。 予備知識無しの場合、恐ろしく退屈な映画なのではないか?と思ってしまいそうだが、 絶妙な存在感の叔母さん(恐らく素人さんでは?)やヒロイン:エヴァ役を演じる女優さんのエスター・バリントを筆頭に、 何故か飽きずに最後まで見届けてしまう。 悲劇とまでは言わないけれど、落ちの付け方も面白い。 この絶妙な空気感はあざとく狙って出せる物では無い。 ジム・ジャームッシュ監督が不世出の存在で世界中の業界人から愛されている理由の一旦を垣間見た気がする。 さて、それでは"Dead Don't Die"のレビューに取り掛かる事にしましょうか。 【たくわん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-11 13:14:58) 15.何度か見てる映画だけどこれは詩なんですな。 『彼がサラダがおいしいねと言ったから今日はサラダ記念日』 ・・・。 この間も含めて全体が詩なんですな。 【michell】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-16 20:54:13) 14.どうでもいいストーリーだが、何故か目が離せない。不思議な映画。 エヴァがいると楽しい、というのが伝わるが、これがまさに青春の感覚なんだろうと思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-08 20:51:56) 13.《ネタバレ》 この映画一歩間違えたら大駄作になっていたでしょうな。 でもそうはならなかったのは、先ず行き当たりばったりのこの三人のキャラ。面白いし格好良いし、特にエスターバリントが可愛い。 それから余分な会話がなく、色も無く、そして "間" が良い。見る側に想像させる演出なのでしょうか。出かけて行ったとしたら次のシーンではもう帰ってきている。この辺も色々と想像させてくれます。 さらに、男2人の帽子が印象的だと思ったら、エアスターも帽子で大金をせしめるところも面白かった。 ラストで三人がバラバラになってしまうなどは最高の締めくくりでした。 全編に溢れる気だるい空気感は私の大好物です。 Jin 【仁】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-14 00:26:45) 12.おもしろかった。たびたび沈黙のシーンがあるが、あえて言葉では表現せず視聴者に想像させているところがうまい。 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-09-02 12:19:29) 11.《ネタバレ》 この3人90分間特に何もしてない気が‥ 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-20 20:13:27) 10.私の場合、心の冷えた状態で観ないとこの映画の「間」についていけません。 コンディションにぴったりハマると心に沁みてきます。 私にとっては癒しの映画です。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-23 19:12:58) 9.ストーリーに深みはないが、引き込まれる雰囲気。 これがジャームッシュですかぁ。 【hiroyuji】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-01 23:07:39) 8.《ネタバレ》 独特の空気が漂った映画でした。まったく弾まない会話や登場人物の行動、雰囲気など作品の至る所から感じる脱力感。競馬に出かける二人に置いていかれたエヴァの側をうつし続ける事で観ている側にも怠惰感と退屈さを共有させ、場所が変わっただけでやってる事が変わらず全く魅力を感じない二人の男。毛嫌いしていた祖国に望んでいない形で帰るウィリー、二人がブダペストに向けて旅立ったと思っているエディー、モーテルに戻ったエヴァとその後に流れるエンドロール。その全てのかみ合わなさ加減とゆるさ、リアル感がとても心地よかったです。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-24 19:05:43) 7.観ている間中エヴァの前髪が気になって仕方がありませんでした。立ち過ぎじゃないですか?ウィリーの恋する様子が微笑ましくもあり、じれったくもあり。思いは通じるのか、と観ていましたが、ドラマティック性を排したラストでしたね。現実ってこんなもん。クスクス笑えて良かったです 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-19 12:44:14) 6.週刊スピリッツの「THE3名様」をジャームッシュが撮ったらこんな感じか。 【カタログ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-24 23:16:10) 5.昔見た時はあまりに退屈だったので諦めたのだが、今回見て、意外な程楽しめた。同年公開の絢爛豪華な「アマデウス」とは相反する渋いモノクロ。音楽も荘厳なクラシックではなく、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス。さすが!! 【こわだりのインテリア】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-29 21:25:33) 4.《ネタバレ》 この映画の登場人物たち、1時間半の上映時間の中で楽しそうにしている場面がほとんど無い。さしずめウィリーとエディがエヴァのバイト先を訪ねて来たところぐらいか。後半のバカンスと言ってフロリダに行くシーンでも、全くと言っていいほどバカンスを楽しんでいる気配がなくて笑えてくる。そんな若者たちの日常を描いた映画なんてカッコ悪そうにも思えるけど(実際カッコ悪いっぽいけど)、ワンシーン・ワンショットが実に面白可笑しくカッコ良く、どの場面を取っても必ず絵になるような構図になっているのが凄い。さすがカンヌ国際映画祭カメラドール受賞。劇中に「晩春」や「東京物語」といった名前の競走馬が出てくる辺りでまた、ジャームッシュが小津安二郎などの監督から影響を受けていることがよく分かります。 【かんたーた】さん 7点(2004-01-27 22:41:44)(良:1票) 3.なんの予備知識も無く見ました。面白かった。緩い雰囲気が心地よかったです。でも万人にお勧めというわけでもないし、楽しめるかどうか、こちらの心の余裕も問われそうなので-1点。 【かもすけ】さん 7点(2003-10-30 01:17:17) 2.映画らしい映画。映画らしい構図。 【ドゥ・ワ・ディディ】さん 7点(2002-08-24 19:27:21) 1.ジャームッシュが有名になった作品。血も涙も無い青春映画。この頃から独特の空気を持ってます。 【プリン】さん 7点(2001-02-15 13:24:07)
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