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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
1.《ネタバレ》 70年代の日本映画には独特の味わいというか、個性がある。
おそらく時代を反映しただけで、意図的に演出されたものではない。
だけど、70年代の日本映画には、それ以前の日本映画全盛期にもなく、その後の洗練された21世紀にもない、稀有な個性的魅力を感ずる。
本作は、まさにその時代的魅力が発揮されている作品である。
風来坊の男女3人が、あてのない生活をしている。
おそろしくけだるく、そして将来性のない生活。
お互いの詳しい素性も知らない。
この設定がまた、70年代の日本映画っぽくて良い。
悪役たる会社の重役たち。
この人たちも、ステレオタイプ的な面白さがある。
フェンダーミラーの社用車に乗り、高そうなスーツを身にまとい、悪だくみをしている。
そして喧嘩になると、途端に弱い。
こいつらに暴力をふるう原田芳雄が、またかっこいい。
ストーリーは大したものではなく、ラストの破綻的なオチも何だか物足りない。
でも仕方ない。
70年代の、この系統の日本映画の中身なんて、大体こんなもんだ。
本作を観ていると、なんだか不思議と同時代の香港カンフー映画を思い出す。
良い意味でのチープ感、内容より勢い重視の作り。
観た後の満足度は低いが、不思議と定期的に観たくなる魅力を感じる。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-18 00:10:49)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
5人 |
平均点数 |
5.80点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 40.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 20.00% |
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7 | 1 | 20.00% |
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8 | 1 | 20.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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