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キャタピラー

CATERPILLAR
2010年【日】 上映時間:84分
ドラマ戦争もの
[キャタピラー]
新規登録(2010-07-23)【8bit】さん
タイトル情報更新(2018-07-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-08-14)


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監督若松孝二
キャスト寺島しのぶ(女優)黒川シゲ子
大西信満(男優)黒川久蔵
河原さぶ(男優)村長
ARATA(男優)軍人
飯島大介(男優)司令部軍人
地曵豪(男優)
小倉一郎
編曲坂本龍一「死んだ女の子」
主題歌元ちとせ「死んだ女の子」
坂本龍一「死んだ女の子」(プロデュース)
特殊メイク中田彰輝
美術中田彰輝(造形スーパーバイザー)
衣装宮本まさ江
編集掛須秀一
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.《ネタバレ》 寺島しのぶの鬼気迫る演技は、やはり印象に残った。 その迫力に、この映画の持つ「反戦」であったり、「愛憎」であったり、「悲劇」「狂気」etc・・・、実はいろんなテーマを根底に持っていながらも、それを少し忘れてしまうほどに。 それにしても、これほどテーマを詰め込んでも作品のバランスが崩れてないのは監督の手腕はもっと評価されて良い。 ストーリーも寺島しのぶに全部持っていかれちゃうじゃんって思っていたら、丁度良い頃合に幕を閉じた。尺も申し分なし。 バニーボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-05 00:08:41)

3.《ネタバレ》  「お国のため」「軍神」というキレイな言葉で、醜い傷やドロドロとした感情・トラウマ、そして己を現在の姿にしたものへの疑問・恨み等々が外に溢れ出ないよう包み隠し、泣き寝入りを強いる全体主義的な社会の恐ろしさを描いた作品です。  非常に考えさせられる作品でした。 TMさん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-17 00:27:33)(良:1票)

2.《ネタバレ》 反戦映画といえば反戦映画だが、「ジョニーは戦場へ行った」とは違う。戦争に突き進む人の怖さが感じられた。映画の前半、久蔵はあの姿でありながら、勲章や自分を称える新聞記事を見たがる。欲望を丸出しに食べセックスを求める。それが自分に与えられるのが当然というように。妻は軍人の妻の鑑として振舞うことを要求され、妻自身そのように振舞っていく。怖いなと思った。その怖さは戦争だけでなく、女性蔑視の社会の怖さにもつながっていく。繰り返し移される出征時を回顧した映像、嬉々として送り出される夫と固い表情の妻、そこにはお互いを思う気持ちが感じられない。戦争が激しさを増し食料が減っていく中で、もっと食べさせろと訴える夫の表情、妻を求める様、働き続けている妻に対する労わりが感じられない。気持ちのつながりも感じられない。このような相手を介護し続けるというのはどういうことなんだろうと思う。なぜ、妻はこのような生活を続けなければいけないのだろうと。世の中が軍人の妻の鑑としてそれを求めるし、本人もそういう暮らしを続けるしかない。それが、戦争に突き進む論理なのか。(こういう夫婦というのは、今もたくさん居るのかもしれないけど。)ただ、月日が進むにつれ、徐々に妻が夫に対して思いをあらわにする中で、夫はおびえ始める。自分が軍神ではないことに気づかされる。そして。後半、妻と夫の関係は歪んでいったけれども、もしも夫が生き続けたのなら、それでも妻は世話をし続けるんだろうとも思えた。だから、あの結末で妻は救われたのか、そうとも言い切れないのでは。 moguさん [映画館(邦画)] 7点(2010-09-05 22:26:50)

1.見終わった後、ちょっとふらふらになりました。 寺島しのぶ以外にこの役をやれる人はいないと思った。 同じく、男優の方の好演も光る。 ただ、寺島しのぶのせりふは半分くらいでよかった気もする。 しゃっくりさん [映画館(邦画)] 7点(2010-09-04 01:06:41)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 4.91点
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100.00% line
239.09% line
339.09% line
4618.18% line
5721.21% line
61030.30% line
7412.12% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review2人
4 音楽評価 3.00点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review2人

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