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【クチコミ・感想(7点検索)】
2.とても寡黙なので観る者が細部を想像力で補わなければならないストーリーは親切ではないのですが、話の流れを追うより画の余韻を味わうべき作品です。元カメラマンという肩書も納得の監督の美的センスが1シーン1シーンに反映され、女優の裸体の美しさや机の前にただ座っているだけのG・クルーニーのショットすら西洋絵画のようです。
小高い丘に石造りの建物が並ぶイタリアはカステル・デル・モンテのロケーション力は抜群ですし、銃を改造あるいは組み立てる時の手さばきは熟練の技術の粋とも言え、もう「画のチカラ」で引っ張ってくれます。
ただキャスティング。ジョージ・クルーニーは評価しづらいです。どこまでもヨーロピアンな香りの本作に、いつも歯痛をかかえていそうな単なる仏頂面のクルーニー。もともと表情に奥行きの無い表層タイプの彼はあからさまに「アメリカ人」なのですが、考えてみれば原題はThe Americanですし、ここはクルーニーで正解なのかな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-29 22:57:58)
1.全編通して、台詞の大幅な排除によって達成された寡黙の美質。
異邦人の孤立を際立たせる山岳地帯の望遠ショットの見事さ。
少々単調気味のクロースアップも、呆気ないまでに短い撃ち合いも、「娼婦と流れ者」のモチーフも、中盤に登場するセルジオ・レオーネ『ウエスタン』の引用が納得させる。
中世の趣を残す村の急峻なロケーションが絶景であり、山の斜面が作り出す地形的特色は狙撃のドラマにも巧く活かされている。
そして雨に濡れた夜の石畳が街灯の光を鈍く反射させる画は、紛れも無くハリウッド・ノワールの証だ。
暗い屋内で、サイレンサーを「職人の手」捌きで作り上げていくストイックな身振り。
銃器受け渡しスポットとなる食堂の疎らな客。抑制された静のムードが緊張感を呼び込んでいる。
草むらの中でジョージ・クルーニーとテクラ・ルーテンが距離を置いて交互にライフルの試射を行うシーンに『ジャッカルの日』の誤差修正シーンの緊張感が甦る。
娼婦を演じるヴィオランテ・ブラシドが醸す純朴と妖艶の入り混じったムードも出色だ。
【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-22 21:43:17)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
30人 |
平均点数 |
5.40点 |
0 | 1 | 3.33% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 3.33% |
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3 | 4 | 13.33% |
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4 | 5 | 16.67% |
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5 | 5 | 16.67% |
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6 | 5 | 16.67% |
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7 | 2 | 6.67% |
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8 | 5 | 16.67% |
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9 | 1 | 3.33% |
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10 | 1 | 3.33% |
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【その他点数情報】
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