みんなのシネマレビュー

偽りなき者

The Hunt
(Jagten)
2012年【デンマーク】 上映時間:115分
ドラマ
[イツワリナキモノ]
新規登録(2013-03-21)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2019-06-30)【Olias】さん
公開開始日(2013-03-16)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督トマス・ヴィンターベア
キャストマッツ・ミケルセン(男優)ルーカス
トマス・ボー・ラーセン(男優)テオ
脚本トマス・ヴィンターベア
トビアス・リンホルム
撮影シャルロッテ・ブルース・クリステンセン
字幕翻訳松浦美奈
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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7.《ネタバレ》 社会と人間のどうしようもないバグ。その暴き出し方が見事でありえぐい。明日どっちの立場になるのか予想もつかない。ほとんどの人物が大きく間違ってはいないように見えるだけに余計に悲しい。 ほとはらさん [DVD(字幕)] 7点(2024-10-12 12:12:13)

6.《ネタバレ》 テーマの重さと普遍性からしても、好みの問題とは別にすべての人が「見ないといけない作品」。過不足のない脚本と演出、マッツ・ミケルセンの安定した確かな演技が、その存在意義を力強く支えている。皮肉を込めた邦題も秀逸。●脚本が最も優れているのは、紛争発生後早期の段階で、少女からあれは嘘だったという告白をさせ、それをあっさりと潰していること。こうなると、もはや最初の誤りを訂正できる人は誰もいなくなり、周囲はいっそうヒートアップし、本人自身ももはや何が本当なのか分からなくなってきて、結局、最初の供述を維持する以外には選択がなくなってしまう(主人公宅訪問のシーンと、主人公の息子との対峙シーンで、それが的確に表されている)。これは供述心理学にも合致した展開であり、作品のリアリティの確保に貢献しています。●さて、この件ではテオがルーカスの長年の友人というバックグラウンドがあったので、幸運にも解決の途がありましたが、相互にさしたる面識もない社会の実際の事件では、はたしてどうなるのでしょうか? Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-16 00:50:46)(良:2票)

5.《ネタバレ》 子供と酔っ払いは決して嘘を吐かない――。離婚して愛する息子と離れ離れに暮らしている保育士ルーカスだったが、それでも小さな村の中で仲の良い親友たちに恵まれ、同僚の素敵な女性とも恋仲になり、職場の保育園でも素直で純粋な子供たちに囲まれ、ささやかながらも幸せな生活を謳歌していた。そう、想像力豊かな女の子クララが、些細な嘘を吐いてしまうまでは。突然、幼児への性的虐待を疑われたルーカス、それまでのささやかな幸せに満ちた彼の生活は瞬く間に一変してしまう。仕事を首になり、村人たちから侮蔑の目で見られ、信じていた親友からも絶交され、さらには愛する息子との同居計画も白紙に…。少女の些細な嘘から、絶望のどん底へと墜ちてしまう、一人の男の苦難の遍歴を淡々と描いた痛切な人間ドラマ。いやー、暗かったっすね~。見れば見るほど気が滅入ってしまう暗鬱なストーリーなのですが、そんな人生の落とし穴がかなりリアルに描かれているため、決して他人事とは思えず最後まで惹き込まれました。それにしても、人間って何処まで愚かで残酷になれる生き物なのでしょう。独善的な正義を振りかざし、一人の男を何処までも追い込んでいく園長やスーパーの店員の姿を見ていると、あらためてそう思います(何の罪もない飼い犬にまで手を出すなんて!)。もし、僕が同じような状況に追い込まれたらきっと心が折れて自殺しちゃいますよ、こんな悲惨な現実。それでも必死に生き続け、ときには自暴自棄に陥りながらも、少しずつ信頼を取り戻していくルーカスの姿に、最後は一縷の希望を感じ取ることが出来ました。とっても暗いですけど、なかなかの良作だと思います。お薦め。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-26 10:52:34)(良:1票)

4.《ネタバレ》 幼稚園児の感情の赴くままに発した嘘は先生を嵌めようとする意志が微塵もない他愛ないもの。(この子の不気味さは特筆もの)司法が冷静な判断を下したにもかかわらず、専門家達の無能で誤った裁きと赤の他人達の浅はかで陰湿な制裁に血管がブチ切れそうでした。逃げ出さずぐっと耐える先生の漢の姿が実ったハッピーエンドと思いきやの結末は、人が感情だけで人を裁こうとする空恐ろしさを見せつけます。 血圧の乱高下が甚だしい二度と観ようと思わない作品。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-17 00:48:30)(良:2票)

3.《ネタバレ》 下手なホラーより怖い。 園長とか店員とかムカついてしょうがないけど、そう思い込んだならああなるのは当然か。作り話ではなく現実の世界でも充分ありえそうだと思えるのが恐ろしい。 虎王さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-27 14:44:59)(良:1票)

2.《ネタバレ》 子どもは純粋だ。クララが大好きなルーカスに贈り物をしたのも、キスをしたのも純粋な気持ちの表れだろう。また嘘をついてしまったのも拒否されたからのちょっとした犯行で大意はないのである。しかし大人の世界は作為的だ。純粋な子どもが嘘をつくはずはないと信じ切ったことから大事件へ。もちろん純粋だからこそのたわいもない嘘があるわけなのだが・・・。しかしながら思い返してみると、特定の子どもから贈り物をもらうのが良くないというのも、唇へのキスも子どもとして早すぎるというのも大人の論理だ。やさしく拒否はしたものの子どもに通じるわけはないのだ。ラスト近くでルーカスの息子が一人前になったということで猟銃が与えられ狩りに出るシーンがあるが、息子もまた純粋の世界から作為の世界へと移ったのだろうか。原題の狩りが、鹿狩りと魔女狩りの両方の意味を持つ。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-14 14:31:35)

1.本作はデンマーク産の映画で、話されているのもデンマーク語(一部英語もあり)です。 デンマークという国の特色として、手厚い医療や教育などのサービスが行き届いていることがあります(資金は高額な税金によるものなのですが)。 その「世界一幸せ」と称される国の一区画で「子どもが大人に性的虐待をされた」という事実は、人々にとっては憎むべき、廃絶すべき対象でしょう。 事実、デンマークでは1997年に男性の幼稚園教諭が幼稚園児に性的な虐待を行って逮捕されたという事件が発生しています。 その後、デンマークでは幼児教育に携わる男の先生が、非常に少なくなったそうです。 おぞましい事件が発生すれば、大人たちはそれをコミュニティから除外し、蔑み、二度とこんな事件が起こらないようにする・・・それは確かに致し方のない、当然のことだと思います しかし、この映画の主人公は全くの無実なのです。 彼に対する仕打ちはとても理不尽で、恐ろしいものでした。 肉体的にも精神的にも主人公が追い詰められているのを観るのは、とても辛いものがありました。 この映画で恐ろしかったのは、大人が子どもの嘘を信じる過程です。 嘘をついた女の子の証言には変なところもあるし、女の子自身も大変なことになっていることに気づき嘘を告白したりもします。 しかし、それでも大人は女の子のことばをとことん信じようとするのです。 それは「性的虐待」というタブーに触れる、とても具体的に言いにくい出来事であることも原因です。 そして、母親が女の子に「優しいことば」をかけてあげるシーンに、自分はゾッとしました。 これを言ってしまえば、もう真実のことばは母親には届かないと、絶望的な気分になったのです。 下手なホラー映画よりも恐怖を感じた作品でした。 ヒナタカさん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-22 00:50:38)(良:3票)

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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 7.50点
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400.00% line
513.85% line
6519.23% line
7726.92% line
8830.77% line
9311.54% line
1027.69% line

【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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