みんなのシネマレビュー

清須会議

2013年【日】 上映時間:138分
ドラマコメディ時代劇政治もの歴史もの実話もの小説の映画化
[キヨスカイギ]
新規登録(2013-06-25)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-03-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(2013-11-09)


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監督三谷幸喜
助監督片島章三
キャスト役所広司(男優)柴田勝家(織田四天王の一人・筆頭家老)
大泉洋(男優)羽柴秀吉(織田四天王の一人・後の豊臣秀吉)
小日向文世(男優)丹羽長秀(織田四天王の一人)
阿南健治(男優)滝川一益(織田四天王の一人)
佐藤浩市(男優)池田恒興(信長の重臣)
鈴木京香(女優)お市様(信長の妹)
妻夫木聡(男優)織田信雄(信長の次男)
伊勢谷友介(男優)織田三十郎信包(信長の弟)
剛力彩芽(女優)松姫(信長の長男・信忠の妻)
篠井英介(男優)織田信長
中村勘九郎(六代目)(男優)織田信忠(信長の長男)
浅野忠信(男優)前田利家(勝家の副官・秀吉の親友)
寺島進(男優)黒田官兵衛(秀吉の軍師)
松山ケンイチ(男優)堀秀政(秀吉の家臣)
でんでん(男優)前田玄以(織田家家臣)
浅野和之(男優)明智光秀
染谷将太(男優)森蘭丸(信長の家臣)
近藤芳正(男優)清須城門番
中谷美紀(女優)寧(秀吉の妻)
戸田恵子(女優)なか(秀吉の母)
梶原善(男優)小一郎(秀吉の弟)
天海祐希(女優)枝毛(忍びの者)
西田敏行(男優)更科六兵衛(北条家家臣)
市川しんぺー(男優)佐々成政
瀬戸カトリーヌ(女優)小袖
迫田孝也(男優)蜂屋頼隆
山寺宏一さまざまな声
原作三谷幸喜「清須会議」(幻冬舎刊)
脚本三谷幸喜
音楽荻野清子
キングレコード(オリジナルサウンドトラック盤「清須会議」)
撮影山本英夫〔撮影〕
製作石原隆〔製作〕
市川南〔製作〕
東宝
フジテレビ
配給東宝
特殊メイク江川悦子(特殊メイク総括)
特撮大屋哲男(テクニカルプロデューサー)
美術種田陽平
衣装黒澤和子(衣裳デザイン)
編集上野聡一
照明小野晃
あらすじ
本能寺の変で天下統一を目前に夢を絶たれた織田信長。秀吉が光秀を討ち事態は収束したが、そこに織田家の跡目争いが勃発。秀吉と筆頭家老柴田勝家が対立することに。そして、決着は日本初とも言える評定による政策決定、「清須会議」の場へと移されることになる。それぞれの思いを胸に策略を巡らす2人だったが…。数々のヒットコメディーを送り出してきた三谷幸喜監督が、豪華オールスターキャストで贈る歴史エンタテインメント。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2013-12-01)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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17.面白かった。大泉さんの秀吉役は素晴らしかった。役所さんの柴田役もよかった。 ホットチョコレートさん [DVD(邦画)] 7点(2017-10-20 20:27:19)

16.史実をなぞりながら、三谷風のギャグを入れてみせるという作りで、近頃ありがちな漫画的にデフォルメされすぎな人物造形といい、もう少し重厚に作れなかったかという嫌いはある。密室劇を得意とする三谷をして、デリケートな政治の駆け引きをしている最中に、中庭で響くような大声で自分の野望を語らせてるのはどうなのよ、という不満点もある。しかし清須会議という史実が面白いので、それをなぞっている限りそうそう変な出来にはならない。全体に浮ついた雰囲気を引き締めていたのは、唯一現実感のある存在だった丹羽長秀(本当にもうどこからどう見ても丹羽長秀!)で、彼がいることによって政治劇としてのリアリティにある程度説得力が生まれたと思う。なんだかんだ時計に目をやらず最後まで観ることができたのは、彼のおかげ。また勝家はやや漫画的すぎるとはいえ、秀吉と対比される近視眼な脳筋具合と、単純であるがゆえのある種の可愛らしさを両立できていたし、大泉洋は、中間管理職をやっているこの年代の秀吉には、適当な軽さがあって良い出来だったと思う。史実のハイライトであり、歴史の重要な転換点である、秀吉が三法師を抱いて現れるシーン。そこに描かれる秀吉と勝家、勝者と敗者の対比。そこで観ている自分は少なからず「おお」と思ったし、その時点でこの映画は成功していると思う(そこから先の蛇足感はご愛敬か)。役者の無言の演技で見せてほしいところまで言葉にしてしまったり、正直三谷は監督には向いてないと思うけれど、史実の面白さと役者の好演に支えられて、この映画についてはなかなか良くできたものに仕上がっていると思う。 C-14219さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-25 16:47:29)

15.もちろんコメディだからデフォルメして面白おかしく描かれている。しかし、そういった中にもオールドタイプ柴田勝家の敗北には哀愁が漂う。戦が上手ならそれで良かった時代は終わり、政治家としての才が上に立つ者の必須条件になってきた。そのことをこの会議に集約してみせたのは巧いと思う。俳優陣は相変わらず豪華だしハマってる。映像も色鮮やか。少々長いのが玉に瑕だけど、歴史エンターテイメントとして十分に満足できた。やっぱりあれだ… 戦国と幕末は役者が揃ってる。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-10 17:47:00)

14.評価が微妙だったので、地上波放映を待って鑑賞。いやーけっこう面白かったんですけど。何だか「映画芸術」のワーストランキングに入るような映画の方が好きなのかも(恥 えぴおうさん [地上波(邦画)] 7点(2014-12-14 23:04:54)

13.良くも悪くも、三谷幸喜監督の特徴がよく出ている映画だと思いました。無駄に長いです。でも相変わらず脚本の出来は素晴らしいです。三谷映画が好きな人なら、というか多くの人が問題なく楽しめる大衆映画です。どの役者さんも熱演で観ていて気持ちいいですが、今回一番株を上げたのは中谷美紀だったと思います。偉大なる7点映画。それが三谷映画です。 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-06 18:52:31)

12.《ネタバレ》 僕は三谷幸喜作品は『ラヂオの時間』『12人の優しい日本人』が大好きです。その二つの映画のコメディとしての面白さや話の展開の面白さから比べると、今回の作品はそれほど満足はできませんでしたが、最近の三谷幸喜作品の中ではかなり面白いと感じました。それと、なんとなく映画としての格調を感じました。ただのコメディじゃなくて、ちゃんと映画芸術としての品を感じたのです。宴会の踊りのシーンの挿入とメリハリは、これまでの三谷作品では感じられなかった映像作品としての巧みさを感じました。城から見える景色と空の青さも素晴らしいと思いました。三谷幸喜作品というと、無条件にコメディとして構えてしまいますが、これはコメディとして期待するより、人間模様を描いたドラマとして観た方が満足できる気がします。 だみおさん [DVD(邦画)] 7点(2014-10-04 21:45:00)

11.《ネタバレ》 なかなか面白かった。無理矢理笑わせようというところがないのに笑える。 最近では一番好き。12人の優しい日本人にも通づるところがある。 ものすごく続きが見たくなった。 だってこれからすごいですよ。 更に複雑怪奇、激動の展開になるはずで。 とにかく、大泉の秀吉の魅力! 千利休との確執も三谷ならどう描くのか。 清州会議2というタイトルにはできないだろうが、この後の秀吉が見たい! うさぎさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-17 00:54:33)

10.《ネタバレ》 人を見る目、先見の明、人を惹きつける話術、切れる頭、ポジティブな性格。今の時代でも重要な能力だなと思いました。 VNTSさん [インターネット(字幕)] 7点(2014-05-23 23:37:07)

9.いつもながら期待が大きすぎてその分落胆も大きい三谷映画。そこそこ笑えるが、歴史オンチにはあまりお薦めできないかも。忍者の襲撃などラスト30分間のシーンは蛇足。 Q兵衛さん [映画館(邦画)] 7点(2014-01-30 11:04:05)(良:1票)

8.《ネタバレ》 過去の作品のテイストを維持しつつ、歴史モノにチャレンジした三谷監督に大いに期待しましたが、概ね外れることなく楽しめました。 オープニングの絵巻物アレンジの雰囲気はどことなくタランティーノ風(超個人的な印象かも知れませんけど)で、その後の展開、てか演出に大いに期待させられましたけど、そこから後は思いのほか地味に淡々と(三谷テイストはちりばめられてますけど)物語が進み、見せ場の清須会議へと突入します。そのあたりの演出が観る人によっては不満と言うか消化不良なのかも知れませんね。 でも、ワタシ的には満足。具体的にどこがというと役者さんたちの演技合戦的なところになってしまい、純粋に作品に満足と言うのと違うのかも知れませんけど、138分の長尺を全く感じさせられなかったところは惹きこまれていた証拠。フジテレビが関わってるから1年後には地上波初放映かも知れませんが、ここは7点献上とさせていただきます。 タコ太(ぺいぺい)さん [映画館(邦画)] 7点(2013-12-01 18:38:48)

7.清洲会議という、歴史好きなら大好物、一般の方にはあまり馴染みのない題材を、よく映画化してくれたもんだと思う。 清洲会議「だけ」を映画化したら、ただの、「急死した大企業社長の後釜争い」+舞台劇になってしまうことを危惧したけど、そこは三谷幸喜、随所にコメディシーンと野外シーンを織り込んで、楽しい映画になっている。 ただし、チャンバラも合戦もないから、やっぱり戦国時代物とは言えないかな。 お話の方は、よく知られたエピソードが軸になっているから、安心の出来。 でも、自分みたいに「清洲会議だけ取れば、むしろ柴田勝家の勝ちじゃないか?信孝、お市を味方にし、信雄も秀吉の味方にはならなかった。」なんて考えている人間には、やや物足らない。 まあもっとも、そんなことを映画化したら、収拾つかない話になってしまうだろうから、これはこれでいいんでしょう。 ただ、女優陣のお歯黒と剃り眉はやりすぎ。 喪中といえるこの時、こんな化粧したか疑問だし、現代人から見たら不気味なだけだし。女優さんかわいそう。 それから、登場人物をこんなにたくさん出すんだったら、字幕を出さないと不親切。自分でも、「五郎左=丹羽長秀」で早くもちょっと混乱したし、信包はそもそも不要だったし、「犬千代=前田利家」は、最後にようやくわかったし。 とはいえ、役所広司と大泉洋の演技合戦は楽しかったし、中谷美紀の踊りも凄みがあったし、よくできた歴史コメディと思う。 まかださん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-24 19:43:13)

6.《ネタバレ》 「王様のレストラン」で三谷幸喜のファンになった自分は「ラヂオの時間」以降全ての監督作を見てきた。「ラヂオの時間」は初監督作品ということもあり三谷幸喜お得意の密室コメディーの面白さが存分に発揮された傑作だった。しかし、第2作の「みんなのいえ」以降、作品を出すごとに面白くなくなっていった。おそらく周囲の「三谷幸喜なら凄いコメディーを作るに違いない」という声に応えるべく変に気負ってしまっていたのではないか。その結果ギャグが空回りしてしまっていたのだ。しかし前作「ステキな金縛り」では以前と比べそんな気負いが薄れたような気がしたし、実際それ以前の作品に比べれば格段に面白さが復活していた。 前置きが長くなったが、本作「清須会議」はコメディーであることを初めから捨てている。そのためか以前のような変な気負いもなく、久々の良作であると感じた。三谷幸喜が小学生の頃から暖めていたというだけあってよく練られたわかりやすい脚本になっていると思う。自分は戦国時代の知識はそんなにあるほうではないが、人物関係や背景など理解できないことは全くなかった。 時代劇としては戦闘シーンもほぼなく淡々と話が進むが、物足りなさは感じない。真面目に作ったという印象である。とはいっても全くギャグがないわけではない。前作「ステキな金縛り」の落ち武者の幽霊・更科六兵衛が生前の姿でチラッと登場したり、秀吉の妻・寧が変なおじさん踊りをしたり(中谷美紀が変なおじさんを踊るんですよ!!)と、面白い場面も。 MASSさん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-23 00:24:59)

5.歴史ものでここまで娯楽的な作品って案外なかった(加藤泰の「真田風雲録」みたいなぶっ飛んだ作品が昔あったが・・・)ので楽しめました。時代劇では大体こういう素材は重厚で真面目で陰湿なものになってしまうが、三谷さんの演出にかかると、みんな明るく憎めない人物になってしまう。勝家も秀吉も長秀も池田も姫達のキャラクターに親近感を持ってしまう。勝家なんか昭和の地方の社長さんにもいそうな・・・そういう親近感がこの作品の魅力じゃないですかね。 サーファローザさん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-17 05:30:01)

4.《ネタバレ》 三谷さんの作品を観るのは初めてかも?宣伝で洗脳されて面白そうだと思い観てきました、予備知識は「信長の野望」をプレイした事があるので武将の名前だけは多少知っている程度、人物が個性的に描かれていて普通に面白い作品だと思います。今思えば現清須市に住んでいた事を思い出しました、すごい近所だったんですね、清須城にはいった事ないけど^^ ないとれいんさん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-11 10:11:35)

3.《ネタバレ》 歴史や社会が動く瞬間を大雑把に分けると、「知らない誰かがやって来たパターン」(元寇、黒船襲来など)と、「重要人物が居なくなってしまったパターン」(浅野内匠頭切腹、笑っていいとも終了など)の二つだと思います。この清須会議は後者のパターン。言い換えれば「信長、死んじゃったってよ」=「桐島、部活やめるってよ」状態。なので、時代劇と言えども普遍的な内容の映画になってると思いました。結講、どの世界の人が見ても面白い話なんじゃないでしょうか。個人的には旗取り合戦のシーンは好きです。原作はイノシシ狩り対決だったようですが、それぞれ人物の個性がうまく表現できていたと思います。オチもサイコーでした。最後は柴田勝家の生真面目さ、真っすぐさが可笑しいと同時に、とても切なかったです。かつて信長を中心として栄えていたころから、何も変わらない空の下、戦の音だけが聞こえてくるラストシーンも哀愁が漂っていました。 ゆうろうさん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-10 22:57:01)

2.《ネタバレ》 時代設定のせいか(お陰か)、あざとい『三谷色』は薄まり、個人的に一番観やすい三谷映画でした。 138分の長さを退屈させないだけでも好感。比較的、穏やかに楽しみました。 とはいえ、あからさまなドタバタコメディ展開はこの映画の中では、浮いていて違和感がありました(特に旗取りや滝川一益のくだり全般)。 お市の描き方はあまりにもキャラとしての深みがない事。 いくら悲惨な過去があろうが、全く好感すら持てない、非常にイヤな女にしか見えず・・ そのお市に惚れてアタックを掛ける柴田勝家も感情移入しづらくなりました。 そもそも勝家全体の描き方も間抜けが過ぎるかと・・ とやかく言いましたが過去の三谷作品の中では個人的に良かったです。 まりんさん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-10 20:55:52)

1.《ネタバレ》 原作既読。三谷監督がパンフレットで「笑いの量は少ないが、僕の映画で一番面白い」と述べている通り、笑いは抑えつつも(そうは言っても他の映画よりは笑えます)、なかなか出来の良い歴史エンターテインメントになっていると思います。少なくとも「ステキな金縛り」「THE有頂天ホテル」などよりは、よほど楽しめました。歴史ドラマとしても割合正統派の作りを踏まえていて「旗取り大会」なるハチャメチャや滝川一益が単独で駆けているなど一部を除けば、それなりに説得力のある内容になっています。松姫を三法師の母とするなど、かなり無理のある説を採用してるのが気になる(これは原作小説からですが)のと、跡目相続オンリーで小説にはあった遺領分配の話が尺の都合か割愛されてしまったのが残念。役者的にも「三谷組」勢揃いで、どの俳優も生き生き演じています。人数が多すぎて天海祐希・近藤芳正等、かなりもったいない使われ方の人もいましたが… 蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 7点(2013-11-09 20:34:11)

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【点数情報】

Review人数 79人
平均点数 5.80点
000.00% line
100.00% line
211.27% line
356.33% line
41012.66% line
51316.46% line
62430.38% line
71721.52% line
8810.13% line
911.27% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.00点 Review9人
3 鑑賞後の後味 6.62点 Review8人
4 音楽評価 6.60点 Review5人
5 感泣評価 3.20点 Review5人

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