みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
8.《ネタバレ》 何故雄一の妻のことは一切触れられてないのか、 竹中直人のハゲネタはいらないんじゃないかとか、 多少不満はありますが、ともかく、赤木春江さんの演技が素晴らしかったです。 徐々に進行していく認知症のお婆さんを、もう本当にそうなってるんじゃないかとしか思えないような演技でした。 寿命が延びるとともに認知症の人も増えるといわれているので、 人事と思わずに見たほうが良いと思う映画でした。 【nanapino】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-07-07 17:44:10)(良:1票) 7.《ネタバレ》 良い映画なので、観て良かった。 これは「喜劇」だ。認知症は喜劇として描かれていて、本当に何度も笑った。「家族にとって」現実の認知症は笑えないだろうが、無関係の者には喜劇だろう。たとえば自分の糞を食べる認知症は家族には辛いが、他者は大笑いできる。そんな暗い面がこの映画に少ないのは個人的に良かった。 次に「悲劇」について。ちいちゃんのことを、ゆういちは殆ど知らないだろうし、みつえとちいちゃんの子供時代が少ないので、みつえの葛藤にあまり感情移入できなかった。ちいちゃんのエピソードは映画に必要と思うが、もっと上手い描き方がある気がする。 中年男「ゆういち」が主人公で、認知症の母「みつえ」との生活に苦労するわけだが、みつえの視点(と回想)も多いため、ちょっと散漫な気もする。また、主人公の妻がいない理由が不明だ。死別か離婚か1秒も語られない。喜劇だから気にならないが、ちょっと知りたかった。 他の人も書いてるが、確かにスポンサーの看板シーンは興醒め。圧力と思ったので、スポンサーに悪い印象をもった。私はDVDで観たので気にならないが、映画館で観た人の中には腹が立った人がいる気がする。それから、みつえの若いときを演じた女優が原田貴和子と気付かなかった(EDで気付いた)。 誰でも老人になる。なので認知症の映画を観るのはためになる。 良い映画で、観て良かった。 【激辛カレーライス】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-11-25 23:52:21) 6.現実にはもっと大変なのかも知れないけど、コメディタッチの演出で深刻になり過ぎず、バランスの良い作品に仕上がってると思います。 号泣するほどのことはなかったけど、じわじわ心に染み入るような良作でした。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-04 17:58:17) 5.《ネタバレ》 こら赤鬼、鬼ババ。だから暗い駐車場での待ち伏せはやめなさいってばさ(笑)バックしてそんなところに居たらあかんねんてばさ 顔がテールランプで赤く染まって恐いからそこにいるのはお願いだからやめてくださいんだってばさ(^^; 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-26 21:18:35)(笑:1票) 4.《ネタバレ》 認知症になった母親への介護奮闘記を面白可笑しく漫画化したものが原作。玉ネギのようなハゲちゃびんの息子による介護コメディ。今の事はどんどん忘れ、意識はいつも大昔の思ひ出の中。アタマの中がぶっ飛んで、あどけない童女のような満面の笑顔。89歳の赤木春恵がある意味渾身の怪演。竹中直人の髪型はウサン臭いサギ師みたい。母親の大切さを思い起こされる心温まるヒューマンドラマ、良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-10-04 02:30:35) 3.竹中直人が他人のハゲばかり見ているのが面白かった。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-18 21:54:22) 2.映画も凄く良い雰囲気だったのですが、原作の方が泣けたのでこの点にしておきます。しかし赤木春恵さんには個人的に今年度最優秀主演女優賞授与させて欲しいです。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-01 17:54:04) 1.《ネタバレ》 肝心な場面で協賛している会社の広告がデカデカと映り込むのがかなり興ざめです。クライマックスでカメラのピントがあの生命保険会社の看板にバッチリあって、それからピントをずらしているので明らかに「強調」しています。「ここで宣伝かよ!」と思わせるのはやめてほしいものです。 でも映画はとてもよかった。原作のメッセージ性、その面白さが十二分に受け継がれていました。 その面白さの理由のひとつが、認知症の方の行動を明るく笑えるギャグにしていることです。 認知症は一度発症してしまうと、その症状は悪化をしていくか、よくても横ばいになるだけで、奇麗に治ったりするものではありません。 実際に認知症の行動で悩まされている方にとって、そのことはとても重く、苦しいものでしょう。 「認知症の行動を笑いに変えるなんて不謹慎だ」と思われる方もいるかもしれません。 しかし本作にそんな心配は無用です。 「勘違い」や「誇張」などのコメディのツボはしっかりと押さえられています。 認知症によって起こる数々の事件、そのシチュエーションは気兼ねなく笑えます。 しかも原作よりもグレードアップしているギャグもありました。 原作を読んだ方には「あ、あのシーンだ」と思えますし、「こうくるか!」とより笑えると思います。 そして本作は、「ボケるのも、悪かことばかりじゃないかもしれん」というメッセージを送ってくれます。 それは決して強がりではなく、作品を通じて「そうかもしれないなあ」としみじみ思えるものです。 実際に認知症で苦しんでいる人にとって、どれほど勇気づけられることばでしょうか。 それだけで、この作品が好きになってしまうのです。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-17 20:23:02)(良:1票)
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