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ブルージャスミン

Blue Jasmine
2013年【米】 上映時間:98分
ドラマ
[ブルージャスミン]
新規登録(2014-01-21)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【にじばぶ】さん
公開開始日(2014-05-10)


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監督ウディ・アレン
キャストケイト・ブランシェット(女優)
アレック・ボールドウィン(男優)
サリー・ホーキンス(女優)
ボビー・カナヴェイル(男優)
ピーター・サースガード(男優)
アンドリュー・ダイス・クレイ(男優)
タミー・ブランチャード(女優)
マイケル・スタールバーグ(男優)
塩田朋子(日本語吹き替え版)
土師孝也(日本語吹き替え版)
平田広明(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
平野文(日本語吹き替え版)
郷田ほづみ(日本語吹き替え版)
脚本ウディ・アレン
撮影ハビエル・アギーレサロベ
製作レッティ・アロンソン
配給ロングライド
美術サント・ロカスト(プロダクション・デザイン)
編集アリサ・レプセルター
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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9.《ネタバレ》 アレンの悲劇。ウインストレットの演技が光る。個人的には、もう少しライトな方が好き。 にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-26 22:16:28)

8.《ネタバレ》 ケイト・ブランシェットすごい、さすが、の一言。ウッディ・アレンの映画を観ていつも思うんだけど、役者さんの選び方がうまいよね~。でもまぁなんという救いのないエンディングなんでしょ。この終わり方もまたある意味、この監督さんらしいよね(笑)。ケイトの賞受賞も納得の一本でゴザイマシタ Kanameさん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-17 18:01:23)

7.主役の女性のキャラの異常な振る舞いとテンポあるストーリー展開で、冒頭からすぐに映画の世界にどっぷりはまってしまいました。その後も、現在と過去をいったりきたりする時系列の人間ドラマと、異常だけど興味を惹きつける主役のキャラ性で退屈などせずに、あっとゆうまに結末でした。そして主役の悲惨だけど深刻な雰囲気がないところが余計に余韻を残しますね。姉と妹の対比もおもしろい。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-29 09:50:36)

6.《ネタバレ》 優雅な生活を失った元セレブがお金では測れない価値(家族の愛情、友情、貧しいながらも人間味ある生活etc…)に目覚め、人間的に成長してめでたし、めでたし。こんな話だろうと思って見始めたのですが、これがまったく違う内容で驚きました。。。 まず秀逸なのが主人公の設定。彼女は里子として育てられており、生粋のセレブではありません。底辺の惨めさを知っているがゆえに、二度と貧乏には戻りたくないという思いが強く、さらには、自分は自堕落な貧乏人達とは違うのだという強い自意識が、転落後の彼女から柔軟性を奪っています。これは理詰めで考えられたうまい設定だと思いました。また、話の構成も優れています。本作は時系列がシャッフルされ、転落前と転落後が交互に描かれるのですが、最後の最後に明かされる転落の真相により、軽いコメディだと思って見ていたこのドラマが、実は底抜けに暗い愛憎劇だったことが判明するのです。同時に、主人公は自意識過剰でちょっと迷惑な人どころではなく、本物のキ○ガイだったことに気付かされてゾっとするのです。これは怖かったですねぇ。クライマックスも一切の救いなし。良くも悪くも無神経な妹は復縁した彼氏との新生活に夢中で姉のことなど眼中にはないし、ようやく再会できた息子は「頼むから自分に近寄ってくれるな」と言って主人公を突き放します。この先、彼女は野垂れ死ぬしかないのです。なんという暗い結末。。。 上記のような緻密さの一方で、どうでもいい部分についてはかなり荒っぽい端折り方がなされていることも興味深かったです。「信号待ちをしている時にたまたま見かけた」「街で偶然に再会した」、こんな感じでガシガシと話が進められていき、映画全体をコンパクトに収めるための取捨選択が適切になされているのです。こういう潔さはベテラン監督ならでは。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2015-04-23 01:25:58)(良:1票)

5.《ネタバレ》 ジャスミンのセレブ時代の高いプライドが、ちらほら見えるところが面白い。もっともセレブ時代は、彼女だけがセレブと思っていただけの、幻想みたいなものだったが・・。旦那が悪だったから、周囲もそれほど手厳しくはないが、彼女はセレブ時代を取り戻そうと、新しい政治家の彼を見つけるのだが、元夫の不正と言い、スキャンダルを持つ彼女は別れさせられてしまう。ホントは、この手の映画は、セレブ時代の変なプライドを捨てたとき、周囲の人間の暖かさに気づき、普通の男性と落ち着くというのがパターンではあるが、ウッディアレンの手にかかると、彼女がズタズタになって終わるという結末。映画としては彼女に幸せになってほしいのだけど、アレン風の味付けだろうか・・。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-31 08:41:41)

4.《ネタバレ》 ウディ・アレン初体験。コメディと銘打つ割にはシリアスドラマに見えるが、軽快なジャズ音楽とシニカルな展開により、高慢ちきなケイト・ブランシェットの振る舞いが滑稽に見えるのだから不思議。底辺だがエネルギッシュで強かで、最後まで見捨てなかった義妹をも振り払い、独りでぶつぶつと呟く主人公はこれからどうなるんだろう? 努力もせずに絶頂を体験したセレブが没落して、身の丈に合った惨めな生活だなんて耐えられないでしょうし、堕ちるところまで堕ちていくしか想像できない。山月記を思い出しました。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-07 23:02:00)

3.《ネタバレ》 ストレス解消に映画館に行ったところが、反対にストレスが募るほど初っ端からおしゃべりが止まらない展開に…。 とにかく痛い。痛すぎる。リアリティある痛さが伝わる名演だったと思います。 典型的コメディならば、この性格が少しながら改善されて終わるというのがお約束なのですが、本作は痛いまま終わってしまってある意味驚きました。 正直なところ決して同情できるようなキャラクターではないのですが、あまりの寂しい終わり方に同情を禁じえません。 世につまらなくて笑えないコメディは多々あれど、本作は面白いのに笑えない。そもそもコメディ? 午の若丸さん [映画館(字幕)] 7点(2014-07-07 22:01:46)

2.《ネタバレ》 アレンのコミカルなヨーロッパ巡りは小休止。(あるいは終了?) アメリカに帰ってきた本作は久々に笑いの要素は控え目、 人生の分岐点を描いた少々シリアスな人間ドラマ。これもアレンお得意のパターン。 アレン映画独特の味わいのある色調に、相変わらず音楽がいい。 ケイト・ブランシェット演じるジャスミン。 “虚栄心”という言葉が真っ先に思い浮かぶ人物像。 かなりイタイお人柄ではあるのですが、 このジャスミンという女性を絶妙のバランスでどこか憎めないキャラクターに仕立て上げています。 また、ジンジャーとのあまりにも違う幸せへの価値観の違いや、 シリアスさのあるドラマの中に登場する男どもの、 少々なさけなくもコミカルなキャラクターもいいですね。 自身の監督作で何人もの俳優にアカデミー賞を獲らせてきたアレンですが、本作でケイトが主演女優賞を受賞。 相変わらず自ら脚本を手掛け、年1本ペースを貫く。 まだまだその手腕に衰え無し、その健在ぶりが嬉しい。 とらやさん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-27 22:50:19)

1.《ネタバレ》 あくまでC・ブランシェット演じるジャスミンが主役ですが、映画としてはアレン監督お得意の群像劇。ジャスミンを含めて、自分だけは真面、と思い込んでいるちょっと変わった人たちが数多く登場します。そして今回は、冒頭の機内で居合わせた老婦人から始まり、妹のジンジャー、そして妹の恋人チリなど、ジャスミンという人間を第三者の口から多く語らせていたのが特に印象的でした。ジャスミンの自己評価と第三者の評価のギャップが面白く、これこそが人が人と良好な関係を築こうとする時の弊害になっているものだと感じます。彼女は、美しく虚栄心に満ちた、鼻持ちならない女ではありましたが、頭が悪く空気が読めない、恋には一途、といった愛すべき一面も持ち合わせていたので、私はこのジャスミンという女を心底から嫌いにはなれませんでした。しかしラストは、残念ながらあまり後味のよい終わり方とは言えません。人間、その強欲が知らず知らずのうちに他人を傷つけていて、そのツケはいつか必ず返ってくる、といったアレン監督の訓示のようにも感じました。本作も監督の鋭い人物描写はさすがで、どこか滑稽な人間たちを、愛ある目線で描くアレン印は健在、、というよりはむしろ年齢を重ねるにつれてその切れ味は増すばかり。面白おかしい人間ネタをいったいあと何人分温めているのでしょうか・・。これからの作品も期待しています。 タケノコさん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-11 02:41:59)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.43点
013.33% line
100.00% line
200.00% line
313.33% line
400.00% line
5723.33% line
6310.00% line
7930.00% line
8723.33% line
926.67% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
主演女優賞ケイト・ブランシェット受賞 
助演女優賞サリー・ホーキンス候補(ノミネート) 
脚本賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ブランシェット受賞 
助演女優賞サリー・ホーキンス候補(ノミネート) 

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