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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 旧約聖書の創世記の話が良く分かった 天地創造がダイジェスト映像であっというまに描かれるシーンは結構良い VFX&コマ落とし&ストップモーションで植物の成長記録の様に固定カメラの目線で描かれる 誰でも知っている旧約聖書なので違う話は一切無い ただ一つ、聖書のアレンジとしては女が後から生まれた事と、ノアが意固地なクソじじいだったことか 方舟に動物達が集まって来る所と、人間達に囲まれた時に石男達が立ち上がってノア一家を守るシーンは印象的だった しかし聖書のノアの方舟の部分だけを一本の映画にするのはやはりちょっとムリがある 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-07-02 16:59:52)
5.《ネタバレ》 地味な歴史もの風な映画をイメージしていたので『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな光景が出てきて「そうか、神話なんだしファンタジーなんだ」と気づきました。リアルでは白黒ハッキリさせず自己主張弱めだったり、ネットではあらゆる意見がゴチャゴチャして収取つかなかったり、そんな混沌とした無宗教的日本ではキリスト教的善悪の価値観に付き合うのは難しいかもしれないけど、日本の神話であれギリシャ神話であれ、大抵は人も神もけっこうエグいことやっちゃうのが常。いろんな国にいろんな神話があって、その神々は仙人のようにお出来になった超善的な神から、天災のように理由もなく惨いことをやらかす神まで様々。なのでこの物語の主人公の行動というのは僕には観賞のうえではすんなり受け入れ可能でした。「人間というのは純粋に善のみに溢れておらず、悪いこともやらかすので、そういう困ったちゃんな生命種は排除ね!」という超善的な神の指示に忠実に従おうとしているケナゲな主人公なのであります。「♪人間なんて ららららららラーラ~」……その結果、罪なき存在が消されそうになり、それを阻止せんとする者は背信行為を行い…複雑に傷ついていく。これのどこが善やねん! ほーら、だから人間なんて全部いなくなっちゃった方がいいのさ! ふふっ でもね…人間だって悪いとこばっかじゃないんだよ、それはね…っていうお話でした。神も家族も裏切ったと自分を責める主人公にハーマイオニーがかける言葉がよかったです。人間だもの。天地創造の神話の言い伝えを聞きながら展開していく映像が現代科学の視点にあって、それでいて違和感ないのが印象的でした。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-12-05 01:39:58)
4.「レスラー」「ブラック・スワン」で人間の心の普遍的な脆さと闇を立て続けに描きつけたダーレン・アロノフスキーの最新作が、“ノアの箱船”だと聞いた時は、とても怪訝に思ったことは否めない。ある意味、スペクタクル映画とは最も縁遠い人材だと思えたからだ。
そんな思いもあり、この鬼才監督の最新作であるにも関わらず、あまりに手堅く揃えられたキャスティングと、大仰な予告編を観ても、なかなか食指が動かなかった。
そういった危惧は、“半分”当たっていた。やはり、この映画監督とスペクタクル映画の相性は決して良くなかった。
これほどスペクタクルシーンに魅力が無い大スペクタクル映画も珍しい。それっぽく仰々しい映像は映し出されており、迫力もあるはずなのだが、まったくと言っていい程ビジュアル的なインパクトを感じることが出来なかった。
それは、この監督のスペクタクルシーンに対しての思い入れの無さが如実に表れた結果ではないかと思う。
では何故ダーレン・アロノフスキーは、この題材の映画化を引き受けたのか。
「人間」という種そのものが抱える闇と業。前述の前二作と同様に、結局のところ唯一それのみが、彼が“ノアの箱船”を描く理由であり、意味だったのだと思う。
この題材が聖書の一節である以上、そこに“神”というものの存在を欠くわけにはいかない。当然、今作においても“神”の存在は、常に主人公の言動に直結している。
しかし、この映画の“解釈”は、必ずしも“神”を絶対的なものとして捉えていない。
人間の言動を最終的に司るものは何か。人間と神の関係性とは何なのか。
アロノフスキー監督が描こうとしたことはそういうことで、この映画が大洪水の果てに辿り着こうとした場所だったように思う。
ラッセル・クロウの狂気的な苦悩、それに対峙するジェニファー・コネリー、エマ・ワトソンの悲愴感、人間が人間という種として「生きる」ということの「業」こそが、この映画が目指した“見応え”なのだろう。
このままでも充分にダーレン・アロノフスキーの意図は伝わってくる。
が、スペクタクルの欠如、ところどころ唐突に見える人間描写の薄さなど、幾つかの映画的アンバランスが無ければ、もっととんでもない映画になっていたようにも思える。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-10-13 15:35:32)
3.《ネタバレ》 人間視点で見るとノアが狂人に見える。しかし、ノアは神の代理人として、人類をリセットする役目を担っていただけなのです。岩巨人の種族は滅びました。しかし観客は誰1人そんなことは気に留めません。艱難辛苦を乗り越えて、人類は愛によって救われた!という点だけが人間にとって大切なことなのです。これが人間視点です。この映画は、人間は悪なのか、正義なのか?という問いかけがあり、「やっぱり善だよ。だって愛は人間の特権だろ」と結論付け、それに上乗せするかのように、ハーマイオニーが「ノアさん。あんた、神の代理人だろ?あんたが人間を滅ぼさないと決めたのならば、それは神の意志と同じなんだぜ」と歪曲し、最後に人間万歳!と強引にハッピーエンドにもって行った。このように観客に過剰なカタルシスを与えることで、かえって娯楽作品に成り下がるケースは多い。ノアは廉恥心を持った人間でした。従って人類を滅ぼすことに意義を求めた。しかし世の中の多くの人間は廉恥心どころか、羞恥心すら失っている。実に嘆かわしい。この世の中に絶滅した生物は星の数ほど存在しますが、いかに人間はそれに関わってきたでしょうか。エサを求め、命をかけて下山したイノシシやクマを、人間は山に帰れと当然のように言いますが、言い換えるならば「おまえたちは山から下りず餓死して死ね」と言っているようなものです。しかしクマだって親なのです。お腹を空かした子クマのために命をかけて下山するのです。地球は一体誰の物でしょうか?害獣だと言ってたくさん駆除し、数が少なくなったら今度は手のひらを返したように天然記念物にして、人間のやさしさを見せつけようとする。とんだ茶番だ。動物を射殺する狩猟(ハンティング)だってスポーツである。動物をゲームのように殺して楽しいのか?冗談じゃない。人間は凶暴、残忍、非道の三拍子がそろっている。それでばつが悪いからと言って、人間自らが神や仏を創り出したのです。神は常に沈黙しているから、赦しを乞う人間たちにとっては都合良く解釈できる。ハーマイオニーが神の意志を都合よく解釈したのと同じです─。アーメン。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-28 16:31:41)
2.《ネタバレ》 ノアの考えてることに追いつけなかった。まるで「神」に操られているかのようにわけわからねえことをふるまいだすので、ああ監督の悪い癖が出たなあと思った。赤ちゃんを目の当たりにするっていうだけで、あれだけの固い殺害使命感がコロッと折れてしまうものなのだろうか。人間とは、「神」の言うままに、常人では全く理解できないことすらためらいなく出来ちゃうものだ。そういう側面もひっくるめて人間なんだと思う。だからこの映画は、1周回って人間性の否定ともとれる。まあでもあそこで赤ちゃんを殺害しないほうがいいよねそりゃ。そういう人たちの末裔であるならばちょっと自分を誇っていい。
【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-06-29 23:10:45)(良:1票)
1.《ネタバレ》 IMAXにて鑑賞。多くの大作映画の監督候補として名前が挙がりながらも降板や企画自体の頓挫が続き、今の今まで大作を手掛けることのなかったダーレン・アロノフスキー。そんな彼がついに挑んだ1億ドルバジェットの超大作ということでその出来には関心があったのですが、前半の堂々たるスペクタクルには目を見張りました。ハイライトである合戦シーンの熱量と勢いは特に素晴らしく、この監督はもっと多くの娯楽作を撮るべきだと思います。。。
問題となるのは後半部分。世界が飲み込まれた後の物語ですが、ここから映画は急激におかしくなっていきます。いや、前半からその兆候はありました。「人類が滅ぶ→この世から女がいなくなる→俺は一生童貞」ということに耐えられなくなったノアの次男・ハムが「彼女が欲しい」と言い出した辺りから違和感を覚えてはいたのですが、それでも、上記の通りの素晴らしいスペクタクルにより、その違和感はかき消されていました。しかし、船内での人間ドラマが中心にくる後半部分になると、前半で感じていた「この映画、なんかおかしいぞ」という感覚が、確信へと変わっていきます。洪水初日、溺れる何百万人の断末魔の叫びを聞きながらの食事という世界一飯が不味いシチュエーションにおいて、「お父さん、あの人たちを助けてあげませんか」という家族からのお願いをキッパリと断り、人類は滅びねばならないという話を長々と始めるノア。長男・セムの嫁さんの妊娠を聞き、怒り狂うノア。産まれてきた子供は殺すと言い出すノア。家族から距離を置き、アル中になるノア。完璧にキ○ガイとして描かれています。後半は、キ○ガイ親父に振り回される家族の物語という、いつものアロノフスキー映画になるのですが、この点をどう受け止めるかが本作の評価の分かれ目になるでしょう。私は面白い崩し方だと感じましたが。。。
もう一つ面白いと感じたのは監督の宗教観で、仏教的な輪廻転生を描いた『ファウンテン』を過去に撮りながら、今回は旧約聖書の物語を撮る。さらには、本作において進化論を匂わせる描写を何気なく挿入したり、堕落した人類の象徴であるはずのトバル・カインをやたらカッコよく描いていたりと、この監督の節操のなさには笑ってしまいます。宗教を、イカれたイメージをいくらでも挿入できる便利な素材としてしか認識しておらず、本人には信仰心の欠片もないのではないかと疑ってしまいます。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-06-15 02:34:10)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
29人 |
平均点数 |
4.97点 |
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2 | 1 | 3.45% |
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3 | 5 | 17.24% |
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4 | 4 | 13.79% |
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5 | 9 | 31.03% |
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6 | 4 | 13.79% |
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7 | 6 | 20.69% |
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【その他点数情報】
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